定時連絡(2023/08/19)九州韓国班(髙橋班)

こんばんは。今日から歯の矯正が始まり、ワイヤーによる口内の違和感に動揺を隠せない幸野21です。今日から毎食事後に歯磨きをしないといけないらしいです。大変ですね。

さて、本日3食目のチャーハンを食べていると高橋班から電話がかかってきました。あちらも食事中のようで、賑やかでした。

今日の行程:ナムジ→テグ 100㎞1100up

高橋22 「お、こんちゃー」

こんちゃー。相変わらずのノリの軽さです。

高橋22 「めちゃくちゃ疲れた。そもそも今日はあんま眠れてなくて(後述の入野の感想を参照)、加えて韓国はいつも朝から雨が降ってジメジメして暑い。」

野宿していて寝起きに降られるのはしんどいですね。自分は漕いでる最中の雨なら特に何とも思いませんが、寝起きとか自炊中に降られるとしんどいです。

高橋22「あとサイクリングロードがクソ。ガチでクソ。マージでクソ。突然斜度14%とか出てくる。ダウンも急カーブとかあるから手を離せないし。マジでクソ。」

食事中なのにクソを連呼するのは流石”低民度”診断されただけありますね(昨日の池田班の定時連絡「民度チェッカー」参照)。他の班員の感想も含めて考えると、今日の行程は「所々にダートや激斜度区間のある景色のあまり良くない淀川サイクリングロード」だったそうです。海外なんで楽しいのでしょうが、この字面だけ見たら地獄ですね。

高橋22 「韓国の町並みは日本と違い、田んぼの中に急に高層ビル群がボンと出てくる。郊外とかいう概念がない。都市開発や道づくりの計画性のなさに韓国人を感じる。」

いい意味で適当ということですかね。

入野23 「今日は夜中に野犬に追われて3時間しか寝ていないので鬱。」

いきなり強い言葉が出てきました。整理すると、

①前日の9時くらいにみんな寝る→②12時に入野だけ目が覚める→③トイレに行こうとすると、テンバ近くにあったおっさんのバイクが盗まれないかを監視していたおっさんに懐いた野犬に盗人と勘違いされ追われて逃げる→④よくわかんない河川敷に行くも暗くて怖くて寝れない→⑤テンバに戻ると犬がずっと威嚇してきて怖くて寝れない→⑥近くの公園で寝ようとするも深夜の遊具でエアロバイクガチ勢のおっさんがペダルを異常な速度で回していて怖くて寝れなかった

とのことです。1回生+海外+金欠節約生活を頑張っているのに、なんか可哀想ですね。

入野23 「あともう一つ言いたいことがあって。今日は市原さんにめちゃくちゃ感謝しているんです!」

整理します。①雨と寝不足も相まって途中で腹を壊す→②サイクリングロードに「トイレ、あと6キロ」の看板を見つけ入られる→③市原さん、ave30で牽いてくれる→④トイレに鍵がかかってて入れなくて入られる(ややこしい)→⑤マジで泣きそうになる→⑥人生で初めて”する”覚悟を決める→⑦市原20「諦めるな入野、単位もトイレも落としどころが肝心や!!」→⑧もう少し進んだところで奇跡的にトイレを見つけ:判定はセーフ:→⑨市原さんを尊敬

結局う○この話かい。市原さんはそろそろ入野の親権獲得も射程圏内になってきましたね。ツアー中にお腹を壊すというのは珍しいことではないので、「腹痛の権威」こと原田19さんあたりに対処法を聞くことをお勧めします。開き直るなら、「DPNカーお兄さん」こと久保田19さんに精神衛生の保ち方を伝授してもらうのも手です。

入野23 「今いるテグという街は韓国で3番目に大きい。美人なお姉さんが沢山いるのでそれをモチベに頑張る」

そういうとこ、入野らしくて好きです。明日も頑張ってください。


続いて、今日初めましての林23です。

林23 「今日は入野と同じく野犬のせいで寝不足で、意識が朦朧としていたら砂利のダウンでドリフトして落車してしまった。」

幸野21 「あらら、ケガとかはしてないの?」

林23 「いや、めっちゃしました。今右足を打撲してて、力が入らないので、左足だけで漕いでます」

ケガしてるんかい笑。普通に心配ですが、あまりにも淡々と他人事のように話すので笑ってしまいました。まあ韓国には病院もたくさんありそうなので何とかなるでしょう。眠い時に事故が起こりやすいのは当然なので、少しの休憩でもさっと銀マを出して寝られるように、パッキングを工夫しておきましょう。先輩達はそうして睡眠不足と戦ってきました。

先述の通り、僕と彼は初めましてだったので、彼の高校時代について色々質問しました。

林23 「高校時代は部活にも入らず、ゲームを作っていた。(どんなやつ?という質問に対して)ピアノタイルの難しいバージョンみたいな。」

全然、「にも」じゃありません。すごいです。ピアノタイルをしていた、はまっていた、極めていた、とかならよく聞くんですが、京大生はやはりひと味違いますね。

続いて、この前まで白新田班で一日だけ一緒にツアーした貝柄21です。

貝柄21 「韓国の道は退屈だけど、それ以外で楽しんでいる。この班はトラブルが多いので参加していて飽きない。韓国のコンビニには、クーリッシュや雪見だいふくの疑似品のようなものが売ってあって、それをジャンで買って食べて違いを楽しんでいる。」

上回生っぽい感想ですね。韓国のアイス……想像もつきません。中にコチュジャンでも入ってるんですかね。

貝柄21 「今日の行程は線つなぎ。高橋の背中に親である濱田21の存在を感じた。」

多分だけど水越の背中じゃないかな。濱田よかったね。

貝柄21 「(9月は何するのという質問に対して)免許とる。とらなきゃ。」

耳の痛い話です。自転車にはまるあまり、卒業間際になっても車の免許を取っていない上回生は結構います。この前の剱岳登山では、メンツが4回生3人、3回生2人、2回生1人と若年老人面子でしたが、免許を持っていたのは内2人のみでした。ちなみに僕が知ってる老人だと、丸17さんはM2の今でも免許を持っていません。回生を重ねる度にツアー経験値がたまり、やりたいツアーが増え、長期休みに免許をとるのが億劫になってしまう人が結構いるので、1回生は2月に宮崎県らへんでみんなで合宿に行って免許を取っちゃいましょう(例年の流れ)。そしたらその後滑らかに「春九州」(調べて見てね)に接続できます。

最後に、この班にほぼ全参加している市原20です。

市原20 「(今日の行程について)ハンガー変えたけど、一番軽いギアにするとチェーンが落ちるなどのメカトラがあるために、急な斜度で楽をできない。」

市原さんなら大丈夫でしょ!と思いましたが一番軽いギアが自由に使えないのは辛いですよね。僕がこの前参加させてもらった白新田班でも、ほぼシングルスピードと化した鉄塊に乗ってゆっくり峠へとペダルを踏み続ける豊留21の痛々しい姿がありました。彼が時折素手で変速を行い、真っ黒な手で汗をぬぐい、黒い油のついた顔をむけて無邪気に笑う姿は、普通に汚かったですね心を打たれるものがありました。

市原20 「今いるレストランが韓国版やよい軒みたいな感じのチェーン店で、ご飯・キムチ・いかの塩辛などが食べ放題で神。自分が頼んだクッパも600円ほどと、良心的な価格で持続可能。」

ちなみに24時間営業らしいです。純粋に羨ましいですね。

この後昨年の夏合宿東日本縦断班や夏合宿前の京都でのダート講習会の必要性について色々話しましたが、ここに書ききる量でもない&要約力のなさから、定時連絡の速報性を重視して割愛させていただきます。(今年の北山杉で対談企画でもしましょう。)


最後に高橋22に明日の行程を聞きました。

 
高橋22 「テグからクミまで漕ぐ、か、停滞。班員の疲労も溜まっているので。」

個性豊かなメンバーをなんだかんだ上手にまとめる高橋には、どこかカリスマ性のようなものを感じます。(注:個人の感想です。)

写真からも海外を楽しんでいる様子が伝わります。この調子で明日も頑張ってください!





↑エチエチお姉さんを見て興奮する入野

↑韓国版やよい軒