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サイクリング部では毎年、耐久アップをしています。耐久アップというのは、二十四時間連続で、ひたすら北山の坂道を自転車でのぼり、そののぼった高さを競うというイベントです。

今年の耐久アップには、一回生も多数参加し、中には6000m以上ものぼったという人もいました。富士山の標高でさえ、3776mですから、これはすごいことです。

もちろん24時間ぶっつづけで走るのはつらいので、後半では400mほどのぼっては、仮眠をとり、またがんばる、という形をとった人もいたようです。

一ヶ月近くの夏合宿の経験がいきたのか、それとも日ごろのトレーニングの成果なのか、24時間走っても足をこわさない部員もいました。さすが一年中自転車に乗っているサイクリング部員は違います。

こうした選手の方々の偉業を支えるのは、スタッフの方々です。最初スタッフは3人しかいなかったようですが、徐々に増えていき、最終的にはOBの方含めて、20人近くになったようです。夜は寒かったこともあり、スタッフの方々がつくった暖かいシチューやウインナーは、とてもありがたかったそうです。スタッフの方々が、とても楽しそうだったので、来年はスタッフをやりたい、という選手もいました。