8月頭になくした学生証がまだ見つかっていない佐伯21です。昨日再発行の手続きに無事成功し1ヶ月ぶりに京大生に復帰できそうです。
今回は久世班との定時連絡です。
班長 久世23
班員 大村24甲賀24前田23渡邊22
今日の行程
根室→別海→弟子屈→美幌峠→北見と美幌の間らへん
まずはふれとりのために風呂をキャンセルした久世前田から電話がかかってきました。
久世23「今ふれとりしてるんですけど難しくて、この後才門さんと電話して教えてもらいます。」
大老益です。僕はふれとりしたことないので力になれませんでした。
久世23「昨日は停滞だったので今日ははやく進みました。粛々とこいでました。」
『粛々と』は才門さんの口癖でそれがみんなにうつったそうです。
久世23「美幌峠で甲賀と峠争いして、、、勝ちました。よかった。そしたらスポーク折れたぁ~。あぁ~。ってなって。スポーク外す、ローター外す、スポークはめる、ふれとりってかんじで。ふれとりは楽しかったです。今は走れるぐらいにはなったんですけど、まだちょっと振れてるので。なんとか耐えてます。」
先輩の面目が保てたようでよかったです。190km漕いでるのにふれとりを楽しかったと言えるぐらいには余裕があるのかな。
久世23「あさっての昼には宗谷岬に着く予定です。トレインのときとかに『あと○日で終わっちゃうね~』とか言ったり。」
2週間前ぐらいに京都にいたのにあと2日で宗谷に着くと聞いてびっくりしました。はやすぎ。すごすぎ。
久世23「25日に札幌にいる6班で大優勝しようとしてたんですけど、ビール園でしよう!って言ってて。最近ふと予約いいんか?と思って電話したんですよ。そしたら満席で。30人もいて、土曜日で、そりゃそうだよなーって。ばかだなあと。」
ばかだなあ。
佐伯21「すすきのいくの?」
久世23「ちょっと悩んでるんですよね。金なくて。でもたぶん行くんじゃないかなあ。甲賀が行かないって言い始めたんですよ。なめた理由なので後で聞いといてください。」
あとで聞いておきます。
久世23「あと、ちょっといいですか?」
はい、なんでしょう。
久世23「佐伯さん、前田とラオス行きましたよね。そのとき、前田と一緒のベッドで寝てたみたいな。もしかして前田とxxxしたんじゃないんですか。どうなんですか。」
確かに、僕のベッドに夜前田が侵入してきた記憶はあります。が、それ以外の記憶が一切ありません。否定したいところですが本当に記憶がないので否定しきれません。困った。
前田23「僕も記憶ないんですよ~。佐伯さんのベッドで寝てた記憶はあるんですけどそれ以外は。」
お互い記憶がないので真相は闇の中。そう言われれば、次の日前田の肌つやがよかったような気もしてきました。
前田23「今日は粛々と進んで、美幌峠では大村と『前の3人早いね~』とか『宗谷いった後どうしようかね~』と言いながら粛々と漕いで。そしたらスポークが折れて。今日は大きなメカトラが3つあったんですよ。僕のスポーク、大村のFD、大村のRD。」
大村のチャリはメカトラが多いですね。
前田23「いやー。どうしようかな、、。いや、もう告白します!!」
佐伯21「(どきっ)」
前田23「大村にダブルザックしてもらいました。スポーク折れて、『ダブルザックしますよ』と言われて。悩んで、大村と自転車を交換して俺がダブルザックするよと言ったんですけど、大村に『前田さんのチャリ、ちっちゃすぎてのれないっすよ』って言われて。」
ラオスの話の後だったので本当に告白されると思いました。勘違いでよかったです。
前田23「スポークも粛々と交換して、そしたらゆるゆるじゃねってなって。ここも!ガーン!しめる。ここも!ガーン!しめる。ここも!ガーン!しめる。ってかんじで峠で1時間半ぐらいやってました。」
粛々とって何にでも使えるんですね。こんなにメカトラがありながら今日は190km漕いでるらしいです。
前田23「もう二十歳なのになあ、、。あとちょっとだけど他のところで貢献したいです。貢献できるように頑張ります。」
ここで才門さんと電話する準備ができたらのでいったん電話を終わりました。続いてしばらくあいて風呂後の3人から電話がかかってきました。
渡邊22「今日は上回なのにメカのことが分からなくて、メカトラに対応できなくて。情けないです。上回として参加するからには自分のためだけでなく、周りのためになるようにしないといけないと思いました。久世は一度登り切った峠をすぐに下って工具を持って助けにいってて、かっこいいです。判断がスピーディーで。」
渡邊22「ポス夏もいっぱいツアーするつもりです。山陰、西関東、信州、ブラシコ、など。今年の夏休みはいっぱいチャリに乗ろうと思ってます。」
次に甲賀に代わってもらいました。
甲賀24「今日は美幌峠で峠フリーで、峠は基本踏みたいタイプなので飛び出したんですけど、久世さんが追いかけてきて抜かされて。心臓が止まるぐらい踏んでも追いつかなくて、絶望的な差を感じました。工具とかも持ってて荷物の重さは全然違うのに、本当に尊敬です。」
久世かっこいい。
甲賀24「東端もとって残り300kmぐらい。宗谷岬で班は解散するんですけど、迷惑じゃなければ久世さんについて行って札幌まで漕ごうかなと思ってます。」
すすきのに行かないなめた理由について聞きました。
甲賀24「ざっくりいうとまだ好きな人がいるから。」
とのこと。無理に行くものでもないのでいいと思います。
甲賀24「札幌に北大に行った幼なじみがいて、そいつに会えるのをモチベにしてます。」
次に大村に代わってもらいました。
大村24「昨日はライダーズハウスで久しぶりにベッドで寝て、ここ2ヶ月で一番よく眠れました。下宿では、ふとんをミスって、夏合宿前は2週間ぐらい銀マでねていた。」
銀マのほうが寝心地がいい布団って、、、
大村24「前田さんのダブルザックの件については、、、前田さんって不運ですよね。」
前田はラオスでも犬に傷口をなめられたり、風呂場で滑ってこけて腰を強打したりして本当に不運です。
渡邊22「そういえば、余り関わりがなかった高校の女子の後輩から、『私北見にいるんですよ~』みたいなDMがきて。焦ってビデオ通話を始めてしまった。まじで嫌。弁解する気力もなかったから『ミスった』と一言だけ送った。高校のコミュニティーに変な感じで広まらないで欲しい。」
草。ストラバをみてめちゃくちゃ笑いました。
明日の行程は
枝幸まで粛々と漕ぐ
最後まで気をつけて頑張ってください。