定時連絡(2024/8/18)東北廃班(片上班)

朝ベラ→昼寝→定時連絡のルーティンでものすごい進捗を生んでいる山碕です。片上班から文面で報告をもらいました。本州を離れついに北海道に上陸したようです。


今日の行程
大更駅→弘前駅→夢を語れ青森店&弘前観光→青森駅→津軽海峡フェリー→函館港


面子
片上23煙岡24砂原24脇23


今日の感想


片上23

「輪行中に車窓から見る東北の景色がかなり好みのものだった。広さを感じる平らな土地に生える稲と、遠くに見える山々、点在する家々が調和して、これぞまさしく日本の夏の原風景といったような景色である。あるいは日本の夏の原風景というのは東北の夏から作られたイメージなのかもしれない。活き活きしているように見えるが、どこか寂しげな感じも残る、久石譲のSummerのような東北の夏が好きになった。」


片上は一回生時の自己紹介で「言語化能力が叫ばれる世の中だが感性を大事にしていきたい」(要約)と書いていたのが印象的ですが、KUCCで揉まれる中でも美しい感性は失っていないようです。新たな刺激を欲し、担ぎや超ロングライド、闇行程をはじめとした精神的・肉体的過激行為ばかりを嗜好していると不動の心と引き換えに繊細な感性を忘れてしまいます。そうして日に日に人間界から遠ざかり、ついには究極的刺激厨の末路、完全不感モンスターの誕生です(Happy Birthday to you.)。是非とも、今後もその美しく繊細な感性を失わずにKUCCの活動を楽しんでください。


片上

「弘前で輪行解除してたらUHCC(弘前大学サイクリング部)の人に話しかけられた。ザックパッキングやグラベルで行くダート林道、冬ツアーの話をした。UHCCは、以前からTwitterで見ててハードでおもしろそうなことをよくやっていると思っていたので、繋がりができたことを嬉しく思った。」


KUCCにいるとよくわかりませんが、担ぎはまだしも未舗装路を走るのですら意外と世間的には少数派のような気もします。先日青江班で、青山大学サイクリング部の女性からインタビューを受ける機会がありましたが、??21「えー、こんな道! Google Mapに乗ってるんですか?どうやったら、こんなとこ走ろうってことになるんですか!?」との質問に、青江23「いや!!走ってみたら!分かります!!(目キラキラ)」。ナイス返しでした。


片上

「この前煙岡に「片上さんは背中で語るタイプですよね」って言われたのだが、自分は一回生にはちゃんと諸々を言葉で説明してたつもりだったから、ここ3日間くらい引きずる程度には気にしている。夏合宿も中盤になって一回生との接し方が雑になっていたのかもしれない。」


僕も、片上は背中で語るタイプのような気がします(誉め言葉)。まあでも日々の班長業務に集中していると、それだけで心身ともに削られて余裕は無くなっていきますよね。適度に役割を分担できると最高です。ただ、今の所特に問題なく班が存続していて、一回生も楽しそうなので、それだけで班長の仕事としては完璧ですね。まあ、大脇背中は無口そうですし、バランスが取れてていいんじゃないでしょうか。背中がうるさい奴がいっぱいいても困りますが、口がうるさいやつがいっぱいいても困ります。


砂原24

「今日は朝早く大更(岩手県八幡平市)から輪行してまずは弘前に向かいました。大脇さんの発案で二郎系ラーメンを食べに行くためです。自分は二郎系は食べた事がなく、トッピングの頼み方もわからないくらい素人だったのですが、ニンニクがよく効いたボリュームたっぷりのラーメンを美味しくいただきました。大脇さんは野菜マシマシで麺もかなり量の多いものを注文していました。見ているだけで圧倒されるラーメンで、大脇さんも食べた後はしばらく動けていませんでした。」


とても丁寧な言葉遣いですね。読んでいるだけで心が穏やかになっていきます。二郎の食リポで「美味しく頂きました」って新鮮ですね。


砂原

「その後は弘前城に行きましたが、弘前城は石垣の修復工事中で、天守自体は石垣から降ろされて地面に置かれているような様子でした。自分が5年以上前に家族で来たときも同じような状況だったので、とても長い期間工事をやっているんですね。その後は青森ということでアップルパイが食べたいという話になり、喫茶店に入りました。列車の都合があって短時間の滞在でしたが、美味しいアップルパイを食べることができました。片上さんはいちごパフェを食べているときの表情が幸せそうでしたね。」


天守が地面にじか置きは草ですね。友達ん家行くぐらいの感覚で攻め入れそうです。片上がいちごパフェを幸せそうに食べるのギャップ萌えですね。


砂原

「今夜、フェリーで函館に向かいます。みんな北海道に行くのを楽しみにしているようで、道民の自分としては嬉しいと同時に少し誇らしい気持ちです。特にセイコーマートはKUCC部員に大人気のようですね。セイコーマートのストアソング、自分は聞いたことありませんでした。北海道も安全に気をつけて、目一杯楽しみたいと思います!」


目いっぱい、地元北海道を楽しんでください!


煙岡24

「個人が道徳的な行動を取るかどうかは、短期的または長期的な損得勘定に依存します。」


ただならぬ書き出しです。何かあったのでしょうか。


煙岡

「例えば、短期的に得をするためにルールを破ったり嘘をついたりすることは、個人的な利益を最大化する行動に見えるかもしれません。しかし、長期的にはその行動によって他者からの信頼を失ったり、社会的に不利な立場に追い込まれる可能性があります。一方、長期的な利益を考えて、誠実さや他者への配慮を示す行動を選ぶ人は、自分の行動が他者にどのように影響を与えるかを考慮しています。こうした人は、結果的に他者からの信頼や尊敬を得て、長期的には自身の利益を守ることができるでしょう。

 民度の高い個人は、短期的な利益を追求するだけでなく、他者との協力や長期的な信頼関係の構築を重視します。例えば、他人に対して親切に振る舞ったり、公平な取引を心掛けたりすることで、社会的な評価や安心感を得ます。彼らは、道徳的な行動が自分の生活やキャリアにおいてもプラスになると理解しているため、損得勘定の観点からもそうした行動を選びます。民度の低い個人は、目先の利益や快楽を優先し、他者の利益を考慮しない行動を取る傾向があります。このような人々は、自分さえ得をすればよいと考えることが多く、長期的なリスクや結果を軽視します。例えば、短期的には利益を得ても、他者との関係が悪化したり、社会的に孤立するリスクを抱えることになります。」


文章から、民度の低い人間への怒りをひしひしと感じます。


煙岡

「個人の民度は、道徳心がどのように損得勘定に基づいて発揮されるかによって異なります。高い民度を持つ個人は、長期的な利益や社会的な調和を考え、他者と協力しながらも自分の利益を守る行動を取ります。一方で、民度の低い個人は、短期的な利益を追求し、他者への影響を軽視する行動を選びがちです。このように、民度は道徳心の損得勘定に基づく一連の選択の結果として形成されると言えます。」


文意から推察するに「他者への悪影響を考慮せず短期的な利益を追求する許せない人物」が身の回りにいるようです。ただ、個人的には道徳心というものは損得勘定を一切排したところにあって欲しいので、煙岡の道徳心が損得勘定に左右されている可能性を示唆するこの文章には若干恐怖を覚えます。


煙岡

大脇さんのような民度の低い人間は、結局痛い目を見ます。僕は民度を高く維持してツアーを続けたいです。でも、野宿はどう落とし前をつけたらいいのでしょうか、わからなくなってきました。寝ます。おやすみなさい。」


 だそうですよ、大脇。まあ、大脇は22年度でも有数の低民度を誇る田中22と世一22から教育を受けていますから、ある程度は仕方ないかもしれません。実際、田中22は中高時代、親からパンツへの付着を指摘されるまでの間、大後のトイペ使用を控えていたことで有名ですし、世一22はネパールで鼻水を垂らしながら生活し、現地の人に「シガニ(ネパール語で「鼻水」)」と呼ばれていました。ちなみに、田中22の親は鹿角21世一22の親は僕ですが、その両者の親は原田19さんです。

 真面目な話をすると、はキングペンギンの赤ちゃんに似ていますから、これからはキングペンギンの赤ちゃんだと思って接すれば多少の低民度行為も許せるのではないでしょうか。


大脇23

「今日の朝ついに田中さんが離脱した。僕が合流したときからずっと参加してくださり、数々の益(3回生はまだ老ではない)をもたらしてくれた。特に、ずっとテールを守ってくれて僕がしんどいときに一緒に登ってくれたのが本当にありがたかった。父ちゃんありがとう。

 今日は僕がゴリ押して夢語青森店に行くことになった。半年前の冬東北でも久世、木場さんと行っており、木場さんが死ぬほど残したのが思い出に残っていた。行くことが決まったあと、ようやく、前回食べ終わったあとお腹がパンパンパンではち切れそうになり30分くらい座り込んでしまったことを思い出した。

 今回の言い出しっぺは僕なので、日和ってはいけないと思い、迷った挙げ句、前回苦しんだものの食べられたのだからイケると踏んで400g豚2枚野菜マシマシを注文した。が、料理が出てきた瞬間に後悔した。ありえないもやしの量。ありえない。朝からほぼ飯を抜いていたとはいえ僕は別に大食いな訳では無い。半年前これを食べた時はスマホが壊れていて写真が残っておらず、木場さんの印象が強すぎたのもありこの量のヤバさを忘れていた。この時点である程度悟ってはいたが、絶望してはいけないと思い頑張って食べ進めたが、限界は来る。だが、残すという選択肢はなかった。マナー的にNGだし木場さんが残して店を出るときの店員の顔が忘れられないからだ。200gとかいうクソ生ぬるい注文をした片上はその時点で颯爽と店をあとにしていた。隣の席に座るのはもう煙岡しかいない(砂原は二席奥に座っていた)。このままではやばい。

「ごめん煙岡。チャーシュー食べてくれる?」

 その後も店員の目を盗みながら6口分くらい煙岡の容器に移させていただいた。本当に感謝している。何とか食べ終わったが、半年前と同様にまた動けないほど腹がパンパンパンに。何も変わっていない。これこそが人間の愚かさと言えるだろう。

 その後は弘前城に入るのを諦め、アップルパイを食べて青森駅まで輪行した。青函フェリーはクラシック神。デッキから景色が拝めてよかった。

 今日も砂原が写真を撮って送ってくれたが、自分の顔が黒すぎて心配になった。しかし加工はしてないのとのこと。顔の黒さは信じられないが砂原は信用している。逆に安心した。

セコマ神。また来られて感激。」


どうやら、本日煙岡が指摘した「目先の利益を追求し、他者への影響を軽視する行為」とは、「前回の失敗を忘れ、空腹時の食欲に任せ400g豚マシ野菜マシマシしたものの全く食べきれず、偶然隣にいた煙岡に対する援助要請という二郎におけるグレー行為、6口分」のことでしょうか。個人的にはそこまで低民度にも思いませんが。


行程を聞くのを忘れてしまいましたが、明日も気を付けて頑張ってください!


↑キングペンギンの赤ちゃん