こんにちは。ツアー後、早寝早起きができている豊留21です。久世班と定時連絡をしたら全員が「粛々と漕ぐ」という表現をしていました。何者かによって強烈な言論統制が取られているのかも知れません。あるいはずっと一緒に漕いでいると思いつく言葉も同じになってしまうのかもしれませんね。
今日の行程:十弗⇨釧路⇨根室
班員:久世23(班長) 前田23 大村24 甲賀24 渡邊22
今日は皆に聞く質問として「夏合宿終わったら、何がしたい?」を用意しました。
まずは久世23と話しました。久世23とはあまり話したことは無かったのですが、なんか爽やかで礼儀正しい印象を受けました。一方で久世はやばいみたいな話を聞いたこともあるのでやばい一面も見てみたいものです。
行程の感想について聞きました。
久世23「今日は粛々と漕ぎました。追い風が吹いていたのもあって漕ぎやすかったです。後半70kmくらいは道がよく喋りながら走ることができました。」
次に夏合宿後何がしたいか聞いてみました。
久世23「夏合宿が終わったら、16端制覇をしたいです。9月中に取り残したところを帰省を挟みつつ取りに行きたいです。」
彼のTQRモチベについて気になったので聞いてみました。
久世23「TQRのモチベはありますよ。10傑にも入りたいですし。ロングライドは夏合宿で結構してるんですけど、速く漕ぐっていうのはまた別物なので。速く漕ぐ練習もしていきたいです。」
あれだけロングライドをしているのに加えて、速く漕ぐのはまた別物ということを理解している冷静さ、彼に隙はありませんでした。当日の仕上がり次第では優勝争いも可能なのではないでしょうか。僕もTQRで4回生として恥ずかしくない走りをできるようにトレーニング頑張ります。
次に前田23と話しました。久しぶりですね。新歓でハイライトに行って入部しようか迷っている彼を勧誘したこと、TQFの真夜中に何度も聞いた前田23のラチェット音、この辺が思い出されます。
前田23「うーん、何やろ、粛々と上手く進んで良かったです。知らんうちに結構進んでるって感じで気分がいいです。後半は喋りながら走っていたのにave23くらい出ていて素晴らしいです。明日は200kmくらいあるのに加えてupも多くて、自分はupが苦手なのでちょっと心配です。1回生は速くて良いですね。」
前田23「夏合宿が終わったら、北海道に前回行ったのは高一の冬なんですけど、高一の冬に行ったところを思い出回収しに行きたいです。例えば夕張とかですね。」
前田23「明日で横断達成なんですけど、自分は切れちゃってます。くやしいですね。島根から青森まで切れてます。」
彼はいつも限界らしいので、完全復活できたか聞いてみた所、まあ多分とのことでした。できてなさそうですね。
つぎに甲賀24と話しました。彼は既に圧倒的な存在感を放っていますが声からしてなんか眠そうでした。
甲賀24「今日誕生日だったんですけど、生まれて初めて誕生日に寒いと感じています。誕生日8月なんでいつも暑いんですよ。あと朝コンビニのジャンで2連敗しました。今日は40kmおきに休憩って感じで粛々と進みました。あと今日は色んな動物に会った日でした。牛とか馬とかがすぐそこにいるみたいな。あと野生のしかが30匹くらいいて、列をなしてぴょんぴょん跳ねながら走っていてライオンキングの世界みたいでした。まあ、楽しく今日はいけたかな。あ、あとあんま服持ってなくてTシャツと半ズボンしかなくて寒いんで服を買おうと思ってるんですけどもうあんまり買う所ないのでどうしようかなと思ってます。勿論ゴアはありますよ。」
甲賀24「夏合宿後はツアーに行きたいです。この班は縦横断班なのでどんどん通過していくんでちょっと勿体無いという気持ちもあって。なのでツアーに行ってゆっくりと復習みたいな感じでツアーしたいです。濱田さんのポス夏ブラシコに行きたいと思っています。日程が合えば絶対行きたいです。」
濱田見てる? 甲賀がブラシコ行きたいって。濱田は大変喜んでいることでしょう。昨日濱田とboxで会った時、今の所ブラシコくる人いるの?と聞いたら少し悲しげに「俺」とだけ返ってきました。まあなんだかんだ5,6人集まるとは思っているので是非行ってください。僕も行けたら行きます。念の為言っておくとブラシコはブラック四国の略です。まあ、一応ね。
甲賀24「ねむいです。」
確かに終始声が眠そうでした。
次に大村24と話しました。一回生時の夏合宿が部員に与える影響は大きいので彼のこれからが楽しみです。
大村24「今日は粛々と漕いでいました。いつもより喋れて。あと前田さんが途中おかしかったです。一回止まって立ちションするフェーズがあったんですけど前田さんはチャリに跨ったまましだして。そしたらチャリが倒れそうになって、(検閲により削除)」
まあ削除する程でもなかったし面白かったんですけどちょっと汚かったので削除しちゃいました。まあチャリに跨ったまま立ちションしてる時にチャリが倒れそうになったら何が起きるかなんて容易に想像できますよね。それです。
しかしこれを聞いて、「馬場レベルの合理主義者になると、立ちションするのにわざわざ自転車から下りない」という黒井さんの春アンデスのアルバムのコメントが思い出されました。時を超えて同じ行為を思いつく部員がいるとは、意外と本質的な行為なのかも。
大村24「夏合宿後は益田で免許合宿があります。その後は東海道とか中山道を通りつつ帰省したいです。途中宿場町に寄りたいです。」
次に渡邊22と話しました。対面でも難しいのに電話でちゃんと会話できるか不安です。最初謎の沈黙があった後、会話が始まりました。
渡邊22「あのー、(検閲により削除)。まあ真面目に喋ると、今日は、今日も、楽しかった。みんなと漕げて、豊留さんと喋れて、何もないです。毎日、その日その日を必死に生きて。山班と同じです。その日その日を真剣に生きて、これからもそういうツアーをしたいです。」
素晴らしい感想ありがとうございます。僕もツアーの醍醐味はそこにあると思うし、だからツアーは楽しいんだと思います。あとどれだけできるか分かりませんがそういうツアーをし続けたいものです。思い返せば夏合宿坂井班が、最もその日その日を必死に生きたツアーでした。
渡邊22「さっき言ったことの達成者がこの班にひとりいるんですけど、誰か当ててみてください。当たったらpaypayで1000円送ります。この挑戦の参加料は200円です。達成者の感想は「できても、むなしくなるだけ」です。」
検閲により削除してしまった内容に関する話ですね。正直達成者がいるとは驚きです。さらに先へ行くと何かの一線を超えた感がありますがまだその一線は超えていないことでしょう。まあそれはともかく挑まれたからには受けて立ちましょう。普通に1000円欲しいので当てに行きます。
回答:久世23
理由:(検閲により削除)において求められるのは体の柔らかさ。久世23はボクシングをやっており、縦横断班においてもっとも運動神経がよく体が柔らかいと考えられるため。
渡邊22「夏合宿後にしたいのは(検閲により削除)。まあ普通に言うとポス夏ツアーに行きたいです。あと梅木、札幌で一緒に二郎食べよう。」
やはり原田21の背中をみて育っただけあります。梅木はこれをみてるかな?
明日の行程:最東端に到達し粛々と漕いで弟子屈へ
縦横断班はゴール間近ですが、最後まで油断せず安全に気をつけて頑張ってください!!!
P.S つい先ほど日本横断を達成したようですね、おめでとうございます!!!
文責 豊留21