定時連絡(2024/8/17)ゆるふわアップ班(蔭山班)

こんばんは。藪漕ぎ時のクモの巣は美味しくないです。トレイル中のクモの巣は美味しいです。山碕21です。

20時半に米炊きおかず自由夕飯中の蔭山班から電話がかかってきました。移動日のはずが色々あって遅くなってしまったそうです。


班員

蔭山23古谷24源23髙橋22


今日の行程
福島駅から始発輪行予定だが大雨警報で運休→自走(福島→白河)→輪行(白河駅→矢板駅)



蔭山「今日は元々那須岳の麓まで自転車で行く予定だったんですが、雨っぽいので断念して、福島駅から始発輪行で南下することにしました。それで切符を買った瞬間に、大雨警報で列車の運休が決定しました。めっちゃ晴れてるんですよ。それなのに運休ってなんやそれ!って思って駅を出たら、カメラとマイクに囲まれて。『インタビューいいですか?晴れているのに大雨警報が出ているから運休ですよね。これについて、どう思われますか?』って。『こっちは朝早起きして、行程変更して、切符買ったら運休で。気ぃ悪いんや!そんな時に意図の見え透いた質問してぇ!梅木さんの思考ぐらい透けて見えますよ!ぷりゆき』って言ってやろうかと思いましたよ。でも僕は大人なので『うーん、どうなんですかね。晴れてますからね。走って欲しいですね(苦笑)』って言いましたね。大人なので。


蔭山の文法に、北島を感じました。


蔭山「天気予報が外れるのNGです。BASの日も晴れかと思ったら雨降ったし、昨日は雨かと思って停滞にしたら晴れたんですよ。今日は結局晴れっぽかったんですけど、一向に電車が運行再開しそうになかったので、8時ぐらいから自走することにしました。結局何回かゲリラ豪雨みたいなのにやられましたね。」


彼が好天を祈るたび、災害級の荒天が訪れる。逆天気の子こと東川21は今九州にいるはずですが、今夏は九州から東北の地に思いを馳せているのかもしれません。

蔭山「で、明日中に片品まで行きたいので残り(約50km)は輪行して矢板まで来ました。お盆で電車混んでて乗り換えめっちゃしんどかったです!」


わかります。正直ツアーの全行程の中で一番不快指数が高い瞬間って、ザック背負って自転車担いで人混みの中階段上って下って、人目を気にしながら自転車を置かせて頂くあの瞬間ですもんね。


続いて、古谷24に代わってもらいました。


古谷「雨は嫌いじゃないですね。パンツがびしょびしょに濡れるような雨、僕は好きです。体の全ての汚れが、すっと洗い落とされる感じがして。」


文字に起こしたら変態感強めでした。


山碕「今もまだ蔭山より速い?」
古谷「速さ?速さですか?速さですか。うーん、同じくらいですかね。最近蔭山さんの本来の実力が戻って来たって感じです。」

山碕「ん?速さじゃない?何か他の指標がある感じ?」
古谷「はい、そうですね。強さです。上回生を見ていると、速さよりも強さが大事なのかなって。」


古谷も既に「『欲しいのは速さより強さ』の会」に入会済みでした。確かに、KUCCの活動においては、速さが要求されることは滅多にありませんが、「強さ」は随所で必要とされるように思います。KUCCにおける「強さ」は安々と言語化できるものでは無いように思いますが、ツアーしていればそれが何であるかを体感するはずです。今まで一緒にツアーした中で最も「速さより強さ」を感じたのは、ワシさん川幡さん(16年度入学)コンビです。下回生に全然伝わらない例えで申し訳ありません。でもそうなんです。二人の年越しネパールのアルバム「2022-23年越しネパール フローティングジンと高山病を貼っておきます。興味があれば見て下さい(:閲覧注意:)。



続いて、我が孫の源23です。源は夏合宿を直接作りはしませんでしたが(憤怒)、リチャード・ドーキンス曰く「人間社会には、gene(生物学的遺伝子)とmeme(ミーム(文化的遺伝子))の2つが存在する」とのことですから、には是非色んなツアーに参加して、KUCCの其処彼処に源なりのmemeを遺していって欲しいですね。原田21とか、行くツアー行くツアーで女子部員さえいなければ一切の遠慮なくmemeばら撒きまくってますもんね。あそこまでは望みません。


「お疲れ様ですー。源ですー。」

山碕「おつかれー。今日どうだった?」

「今日は、福島から白河まで国道4号、去年走った道を逆向きに爆走しました。去年は微ダウンで気持ち良かった記憶があるんですが、今日はなんか微アップぽくてしんどかったです。」


:そうだね:。班員の印象を聞いてみました。


蔭山は、意外と民度が高いです。ここまでに見せた民度の最低ラインは、マッサージチェアの無銭占拠ですね。常識も意外にある感じで。」


蔭山のことなので「スーパーの会計後には割り箸を可能な限り持っていくんですよ、10膳でも20膳でも。だって箸って何膳あってもいいじゃないですか。」あるいは「テンバ近くにドラッグストアがある日には、朝イチで向かってテスターで日焼け止め済ませてます。正直顔と腕ぐらいなら塗りきれますから。」ぐらい来るかと身構えてしまいました(前者は知ってます、後者は知りません)。ですがこれ、激しく同意します僕も今夏、蔭山と初めてちゃんとツアーしてびっくりしました。去年の香川班の定時連絡からは想像できないほど、民度が高いです。朝歯磨きもします意外ですよね。それに、理学部なんで世間話とかできないはずなんですが、めちゃくちゃ普通に人と話しててびっくりしました。いやあ、蔭山は走力、マネジメント能力だけでなく、民度の面でも優秀なようです。

古谷は初めの頃は結構知的な会話も多くて、賢い後輩だなってイメージだったんですけど。最近は『1000up以下は0upに近似できる』とか、脳筋発言が目立ってきました。」


ゆるふわアップ班の教育の賜物ですね。と思いましたが、古谷に会話のレベルを合わせてあげている可能性も大いにありそうです。の脳筋エピソードは数知れません。一つ挙げるなら、去年の耐久ラン、はロングコートを着て花脊峠を27分位で登っていました。理由は寒かったからだそうです。


髙橋さんは、思ってたよりも優しい。元々優しいと思ってたけど、想像以上に優しい。」


めっちゃ優しいらしいです。てか、古谷髙橋のこと優しいって言ってました。


続いて、優しい髙橋22に代わりました。


髙橋「うぃーっすー。あー、感想すかー。そうっすねぇー。この班、一切ジャンしないんですよ。ジャンしなさ過ぎてきついっす。朝とかもジャンしない?って聞いても「いやあー、、」って言われちゃう。蔭山は当然ジャンしないけど、むしろがジャン慎重派筆頭みたいな感じっすよ。古谷に至ってはジャンしたこと無い顔してますね。」


は去年の夏ジャン収支上から2番目だったはずですが、聞いてみると南米でカモられて以来トラウマのようです。確かに僕も蔭山班に二日間参加しましたが、その間、一切ジャンが行われる気配はありませんでした。


山碕「優しいとの評判ですが。」

髙橋「いやぁー、まだ停滞してフラット走ってるだけなんで。アップ始まったら、俺のいないとこで「髙橋さん遅いなぁー」とか言われるんでしょうね。」


がっつりネガティブでした。


山碕「律速にはなりそう?」

髙橋「いやぁー、そうっすねぇー。絶対律速っすねぇー。もう怪しいっすもん。」

山碕「草。カーボンロード・バイクパッキングだけど?」
髙橋「いやぁー、そうっすねえー。行程遅延老害だけにはならないようにって、カーボンロードで工具まで軽量化してきたのに。いやぁ、うーんって感じっすねぇ。」


やっぱりネガティブでした。まあでも、自分が律速になると罪悪感を感じますが、他に律速がいればそれだけでかなり精神的には楽になるので、多少の遅延であれば律速上回はむしろ良いのでは無いかと、一回生時夏合宿横断班での毎日トレインアップ生活を経て強く感じました。あの時は大体僕か濱田が律速でしたが、律速にならないための争いは正直鬼しんどいです。だからこそ、遅くても気負わない上回生の存在は必要だと声を大にして言いたいです。


髙橋「そうっすね。この班しっかりしてて、俺もうやることないんでいっそヘイトを全部俺に集めてもらって、班の結束を強めてもらうのがいいっすかね(笑)。白新田的な?(笑)」


:y主将:ですね。てか、:y主将:系スタンプのyって何なんですかねあれ。


山碕「あとなんか言いたいことある?」

髙橋「明日晴れますように(笑)。」


晴れたら何でもいいですもんね。最後に再び蔭山に代わってもらいました。


蔭山明日の行程:いろは坂→金精峠→片品(約120km2000up)です。」

山碕「華厳の滝とか観るの?」

蔭山「何ですか、それ?」
山碕「でっかい滝、いろは坂登ったとこにあるやつ。」
蔭山「あー。行かないっすね。この班アップメインなんで。」


だそうです。良いですね、この感じ。では、明日も気を付けて頑張ってください!