長いので目次を付しておきます。
1 自己紹介と「7年目の糾弾」
2 起源の主張
3 クラシック定時連絡
3-1 班員
3-2 今日の行程
3-3 今日の感想
3-4 明日の行程
4 【よみもの1】パチパチスタンプの名称の由来
5 【よみもの2】KUCC老がい史「老益のかけらを携えて」
また,登場人物が多すぎるので名前ごとの色分けは適当です。ご了承ください。
1 自己紹介と「7年目の糾弾」
2014年入学,11回生の佐藤悠広(さとうゆうこう)です。
第43代副将,50周年記念式典幹事,右翼団体「ストームを守る会」会長(ガチ)等を歴任し,現在は元老院の近畿支部長を務めております。関東本部長は村上15です。
定時連絡をやるのはこれで45回目になります。
僕が45回も記事をあげている一方で,広瀬14はいまだに1回もあげていません。
我々が4回生だった2017年,定時連絡は1日1人がすべての班を担当するシステムでしたが,広瀬14は唯一の担当日である8月21日の11班ぶんの記事をまだ1つもあげていません。
#広瀬14は早く2017年8月21日の定時連絡をあげろ
#風化させない
定時連絡をさぼるとこのように7年経っても声のでかい同回生にネチネチ言われます。現4回生のみなさんも気をつけてください。1度でもさぼると濱田21あたりに7年間ディスられ続けることになるでしょう。
僕は引退後も夏合宿には毎年参加しており,2018年天見班(感動ポルノのやつ),2019年林息吹班(1回生が2人退部したやつ),20XX年伊原班(伊原のせいでク◯◯◯ーが発生しかけたやつ),20XX年鹿角班(ブラック化が自己目的化してたやつ),2023年長井班(野口23と前田23が荒川12:神:の血を絶やしたやつ)に続き今年は久世ア23の日本縦横断班に参加しました。いつまで参加するんだという声が聞こえてきそうですが,20XX年鹿角班には松井00さんとヒデ04さんが参加していたので,西川13さんや村上15との:高度な心理戦:を続けつつ僕もあと10年ぐらいはがんばりたいと思います。
久世ア23が日本国旗を持参したことに象徴されるように,縦横断班は班員全員が保守派・愛国者で実に居心地のよい班でした。志布志へ向かうフェリーで甲賀24から「天皇は絶対に男系の男子でなければならない」との言葉を聞くことができ,この国の未来は明るい,安倍晋三大先生の蒔いた種はしっかりと若者の心に芽を吹いていると確信しました。日本国万歳。天皇陛下万歳。
2 起源の主張
今日は山中23班長のクラシック東北北海道班の定時連絡をお届けします。班名に「クラシック」と付いていますが,KUCCに「クラシック」という用語を定着させたのは僕です(ガチ)。経緯は以下のとおりです。
僕は2019年2月のツアー中に崖から転落して頭を強打する事故を起こしました。それ以降,怒りっぽい・キレやすい性格になってしまい,今日に至るまで「プリプリ」スタンプをよく押しています。余談ですが,同じ年の春,入部したばかりの萬木19のなんかの投稿に当時M1の村上15が「プリプリ」スタンプを押したところ,4学年上の先輩から本気で怒られたと思った萬木19が村上15に個人チャットで長文の謝罪メッセージを送るという悲劇(ガチ)がありました:老がい:
さて,2019年の夏頃まで,アンドロイド版スラックとiOS版スラックとではいくつかのスタンプの絵柄が統一されておらず,「プリプリ」スタンプも別々のデザインでした。かつてはiOS版の「プリプリ」が黄色い顔(現在の「プリプリ」),アンドロイド版の「プリプリ」が赤い顔のもの(現在の「クラシック・プリプリ」)でした。
2019年秋に絵柄が統一され,アンドロイド版の赤い「プリプリ」はiOS版の黄色い「プリプリ」に吸収合併されてしまったのですが,アンドロイドユーザーの僕は赤い「プリプリ」スタンプを使い続けたかったため,旧アンドロイド版の赤い「プリプリ」をカスタムスタンプとして復活させました。このときふと思いついた名称が「クラシック・プリプリ」だったのです。
「クラシック◯◯」という言い回しはその語呂の良さから大流行し,いまや夏合宿の班名に採用されるまでになりました。僕のKUCC人生における最大の偉業です。
ちなみに「入られる」は井上15が1回生前期に所属していたアメフト部から輸入した用語です。「とぅいまてん」,「とぅいま」を言い出したのは村上15です。磐梯吾妻スカイラインを初めて「BAS」と略したのは森15です。
#起源の主張
最近では「追いジャン」という用語が僕の知らない間に定着していますね。最初に言い出した人はきちんとアピールしておきましょう。誰であるかを特定しがたいこともあると思いますが,その場合は主張したもん勝ちになります。
3 クラシック定時連絡
3-1 班員
山中23(班長),野口23,加藤24,坪倉24,豊岡24
時代についていけていないおじさんなので豊岡24は女の子らしくピンクで,他の男子班員は男の子らしく寒色系のかっこいい色で表記することにします。
この班には3回生以上がまだ一度も合流していないようです。
夏合宿における老人の合流には「限界効用逓減の法則」が成り立つといわれています。すなわち,老人が0人から1人に増えるありがたみを100とすると,1人から2人に増えるありがたみは75,2人から3人に増えるありがたみは50,3人から4人に増えるありがたみは25・・・・・・と,班に老人がいればいるほど新たに老人が参加する意義は小さくなっていきます。ありがたがられたい老人は山中班など他に老人がいない班に行きましょう。「ミクロ老人学」の基本中の基本です。
#老人は群れるな
#道の駅スタンプラリーの教訓を活かせ
山中23は去年の粂井22班で落車・途中離脱し,粂井22の血があっさり途絶えることも懸念されましたが,今年は班長として立派に3人の子を産みました。また,先に少し触れましたが,今年は野口23と前田23が子を産まなかったため,山田10―相澤11―荒川12―・・・・・・―丸17―林い18―伊原19―淺野21―長井22の血が途絶えました。以上を踏まえ現在の家系図状況を整理しておきます。小難しい話になるのでがんばってついてきてください。
現存する最も歴史の古い血統は河野99さんの血統で,ここに属する23年入学の共通の先祖は大畑09さんまでさかのぼります。大畑09さんが山田10さんと藤村10さんを産み,去年まではこれら「山田宮家」(やまだのみやけ),「藤村宮家」(ふじむらのみやけ)の2つの宮家が存続していました。しかし今年「山田宮家」が断絶したため,河野99さんの血統に属する24年入学は全員「藤村宮家」に属することとなり,共通の先祖は一気に若返って原田19となりました(下図参照。2019年入学の4人の班長とその子孫の名前は全員書いているつもりですが,抜けてる人がいたらごめんなさい。)。
他には「浅田宮家」,「佐谷宮家」,「粂井宮家」が存続したほか,今年は新たに「久世ア宮家」(くぜあのみやけ)が設立されました。大村24も甲賀24も「血統」を重んじる男なので少なくとも来年は存続するでしょう。
大村「来年は僕もなんとかア班っていう名前の班を作ります」佐藤「アは競走馬の冠名みたいなもんだね」←よくわからない人は主将その他の競馬好き老人に聞いてください。
甲賀「悠仁親王に男の子が産まれなかったら日本は日本でなくなる」←どういう意味なのか,夏合宿家系図と何の関係があるのか分からない人も多いと思いますが,僕はこのセリフを聞いて彼が真の愛国者であると確信しました。
山中「そういえば,今日の夜中に粂井さんが合流予定なんですよ」
佐藤「粂井くんは山中くんの親だもんな。去年山中くんが途中離脱したときはどうなることかと思ったけど血が続いてよかったね。2019年までは1回生全員の共通の始祖が河野さんだったのに,いまや始祖が5人もいて大戦国時代だな」
山中「河野さんの血統のいまの1回生って誰がいるんですか?」
佐藤「え~と,砂原24煙岡24戸石24石崎24北川24田中24かな(上図参照)。もはや河野99の血を引く人のほうが少数派になってしまった。この中で来年班長やりそうな1回生いる? 砂原くんは?」
(電話の向こうから,いてもたってもいられないというように)豊岡「砂原は・・・・・・」
佐藤「煙岡くんは?」
(電話の向こうから,いてもたってもいられないというように)豊岡「煙岡は・・・・・・」
佐藤「あとで豊岡さんコーナーで聞くことにするわ」
3-2 今日の行程
大崎市の快活→R47→r267→r253→R457→R398→栗原市→R4→一関市の「釣山公園」(約90キロ900アップ)
もともと90キロ1400アップの予定でしたが湿気・発汗がヤバすぎて90キロ900アップに行程変更したようです。道路の番号聞いてもぜんぜんピンと来なかったのですが調べるのが面倒なのでそのまま書いておきます。
ちなみに宮城県は僕の出身地です。京大には北海道民が意外と多くいるのに対して東北民は真にレアキャラで,KUCCでは僕以降福士16(青森県八戸市出身)しかいません。おそらく「心理的距離」の大きな違いが原因だと思われます。北海道民からすれば東京も京都もどうせはるか遠くにあっていまさら変わらないのだと思いますが,宮城県民(仙台市民)的には東京へは新幹線で1時間半でいけるのに対し京都へは4時間以上かかるので「心理的距離」の差が大きく,やはり頭のいい高校生はみな東大その他の東京の大学に流れていってしまいます。
佐藤「今日の行程の見所は?」
山中「見所はないです(断言)。今日は移動日です」
佐藤「移動だけならR4爆走でよかったんじゃないの?」(久世アに洗脳されて考え方がおかしくなっていたかもしれない)
山中「昨日まで快活で2泊3日生活だったので体がなまってて,明日の行程がちょっときついので,今日は漕がなきゃいけないな~って思ってたんですよ。それで適度にアップがある道を選びました」
山中「栗原市で雨に降られて悲しかったです。夏合宿が始まってからそういう日ばっかりです」
佐藤(しばらくコメントに窮した後)「今年は九州とかに台風来ないのに東北に来てるしな」
山中「僕の班は運が悪いですね。悲しいです」
佐藤「まあ粂井くんが空気を変えてくれることに期待しましょう」
粂井くんがんばってください。
3-3 今日の感想
(加藤24感想)
加藤「峠フリーになったときにいままでより踏めて,スピードを出せて気持ちよかったです。ただ,峠についたらアブとハチがめっちゃ寄ってきたんですよ。アブとかって,止まってたら寄ってくるじゃないですか。それで止まらないように走り続けたら下り坂になってけっこう下っちゃって,でも峠ストップだから僕はまた上り返さなきゃいけなかったんですよ」
佐藤「要するに他の班員が遅すぎたから無駄にアップさせられたってことね。『加藤24は他の班員のアップが遅いせいでストレスを溜めていました』って書いとくわ」
加藤「いやいや,書いてもいいですけど,本当にそんなことは思ってないです」
佐藤「まあやめとこうか。昔東川21が定時連絡で人の悪口言いまくったらそれをそのまま書かれて,悪口を言われた上回生がガチギレした事件があって・・・・・・」→※8月14日追記:2022年2月24日冬北海道班の定時連絡参照
#風化させない
今日は1回生に①来てほしい老人,②老がい予備軍の1回生の2点を聞く企画をやります。
佐藤「誰か来てほしい老人いますか?」
加藤「原田21さんですかね。なんか面白そうな人なんで。あと濱田さんにも来てほしいです」
濱田21は院試があるとか言ってた気がしますが原田21はぜひ参加してあげてください。
佐藤「今年の1回生で老がいになりそうなやつっている? ちなみに和田19とか濱田21とか片上23とかは,1回生のこの時期からすでに『老がい予備軍』って言われてたよ」
加藤「甲賀だと思います(即答)」
佐藤「甲賀くんは知ってる。他にいない?」
加藤「え~・・・・・・,甲賀が強すぎて,ちょっと他に思いつかないです。あとは,3回生ですけど,定時連絡読む感じ白新田さん老がいなんですかね」
佐藤「白新田が老がいってネタなの?
ガチなの?」
加藤「(白新田がかわいそうなので割愛)」
佐藤「いまの話も書かないでおくわ。昔東川21が定時連絡で人の悪口言いまくったらそれをそのまま書かれて,悪口を言われた上回生がガチギレした事件があって・・・・・・」
#風化させない
加藤「昨日まで快活で2泊だらけすぎていて,まだ体がなまってます。明日は川原毛地獄に行く日できつそうなのでがんばります」
(坪倉24感想)
坪倉「今日は午前中が暑すぎて,快活生活で体がなまってたのもあってだいぶしんどかったです。午後は上りがなくなって眠かったです」
佐藤「上りがなくなって楽すぎて眠かったってこと?」
坪倉「いや,そうでなくシンプルに眠かったです」
よくわからなかったのですがあまり生産性のある議論でもなさそうなのでわかったフリをして話を進めました。今日は移動日であったため,行程に関してはみんなこれといった感想はなさそうでした。
佐藤「来てほしい老人はいますか?」
坪倉「東川さんですかね。会ったことはないんですけど,この前の定時連絡でしゃべって,けっこう面白そうな方だったんで」
佐藤「東川は面白いしめっちゃしゃべるよ。俺がD2で東川が1回生の頃いっしょに山中上ったことがあったんだけど,7歳上の俺が一言もしゃべらせてもらえなかった」(ガチ。たしかほの20もいた)
ガーシーさんご指名があったのでぜひ行ってあげてください。
佐藤「あと東川は人の目を見ず延々としゃべるよ」
坪倉「そうなんですか?
この前の定時連絡だと目を見てくれそうな感じがしましたけど」
ウソつけ。人と電話してそんなこと考えるわけないだろ。
佐藤「今年の1回生の老がい候補はいますか? 甲賀くん以外で」
坪倉「岸田ですかね。岸田は物理の研究をしたくて大学院まで行くらしいので,けっこう残ると思います」
佐藤「政治(ガチ)が好きなやつは老がいになりがちだから岸田くんには期待してる」
岸田24は:神3:スタンプをよく押す熱狂的な自民党支持者です。老人のみなさん,ぜひ元老院に勧誘しましょう。ついでにトリビア。:神3:スタンプはもともと安倍晋三だった。その後総理大臣が菅義偉に代わると菅に代わり,岸田文雄に代わったときに岸田に代わった(ガチ)。つまり,:神3:スタンプは決して「岸田文雄」を意味するスタンプではなく「現役の総理大臣」を意味するスタンプである。
(豊岡24感想)
豊岡「佐藤さんお久しぶりです(1回ボックスで会ってた)。縦横断班どうでしたか?」
佐藤「(グチをこぼしまくってしまったので割愛)」
佐藤「とりあえず今日の感想いいですか?」
豊岡「今日は大崎から一関までの移動日だったんですが,意外とアップもあったので明日のウォーミングアップになりました」
佐藤「ところで豊岡さんに聞きたかったんだけど,豊岡さんって◯グセが悪いの?」(豊岡「『◯グセ』って書くと『男グセ』だと思われるからやめてくださ~い」)
豊岡「え,誰が言ってたんですか?」
佐藤「たしか柘植23から聞いた気がする」
記憶は定かではないです。間違ってたら柘植くん本当にごめん。間違ってなくてもごめん説はある。
豊岡「私は◯◯24ほど悪くはないですよ。◯◯24はキャパ超えるぐらい(検閲により削除)飲むんで。ただ,それで人を不快にすることはないですね」
佐藤「甲賀くんと大村くんはどうなの?」
豊岡「甲賀もよく(検閲により削除)飲みますけど,それはみんなと盛り上がりたいからで,別に(検閲により削除)自体が好きだからではなさそうです。大村はめっちゃ強くて,ぜんぜん(検閲により削除)ないです」
佐藤「ああ~たしかに大村くんは見た目的に(検閲により削除)に強そうだわ。豊岡さんは?」
豊岡「私も甲賀といっしょで盛り上がりたいから(検閲により削除)飲んでるだけで,一人で(検閲により削除)飲んだりはしません。たぶん,女子にしては(検閲により削除)に強いほうだと思います」
ここまで話していて,豊岡24は永井18こと◯◯18によく似ていると感じました→2018年8月14日梶尾班の定時連絡参照。
佐藤「班に来てほしい老人はいますか?」
豊岡「濱田さんですかね。濱田さんはすごく話しやすい4回生で,たぶん最初にしゃべった4回生も濱田さんです」
加藤くんに次いで豊岡さんからも濱田の名前が挙がりました。ちょっと意外だったのですが濱田は後輩人気が高いようです。濱田が1回生に影響力を行使できるということは村上15も(濱田を介して)影響力を行使できるということで,僕も(濱田を介する村上15を介して)影響力を行使できそうです:天使の笑顔:
豊岡「あと,坪川さんにも来てほしいですね。定時連絡でめっちゃ話しやすくて,めっちゃ長電話になったんですよ」
@坪川21トラベラ代わってほしかったらぜんぜん代わるのでぜひ行ってあげてください。
佐藤「あと,いまの1回生で老がい候補はいますか?」
豊岡「え~と,甲賀は置いといて・・・・・・」
甲賀くんは「置いとかれる」ほど万人に認められています。
佐藤「大村くんは?
俺の見た感じ老人(僕自身を含む)にぜんぜん臆せずしゃべれるから,素質はありそうなんだけど」
豊岡「大村は,まず軽音サークルに入ってるし,あと建築だからシンプルに忙しくて,あまりボックスに来なくなる気がします。甲賀以外だと波床ですかね。波床はよくボックスでスマブラをやってて,最近麻雀も覚えたようです」
すばらしいです。「麻雀」と「スマブラ」は老がいの2大主要ツールです。
豊岡「あと自分も老がいになってもおかしくないかなって思ってます。ボックスに意味もなくだらだらいるのが楽しいですし」
佐藤「青江23と支え合ってぜひ元老院の女性会員になってください」
ここまで明示していませんでしたが,元老院は,①現役時代週に5回以上ボックスに顔を出していたこと,②KUCCの歴史と伝統に強い関心を有していること,③次期三役に強い関心を有していることという3つの条件をすべて満たすOBOGに入会資格が与えられます。興味のあるOBOGは新歓担当の和田19までご連絡ください。
佐藤「さっき山中くんに聞こうとしてやめた話だけど,河野99系列の1回生で班長やりそうな人は誰かな?」
豊岡「砂原は(リアルすぎたので割愛)」
豊岡「煙岡は班を立てるのが好きそうな感じで,たぶんやると思います」
豊岡「戸石と石崎はめっちゃ仲いいんですよ。どっちかが班作って,どっちかがそれについてくと思います。たぶん石崎が班長ですけど」
豊岡「北川と田中はよくわかりません。田中はバイト戦士ですけど(経緯は割愛)金に余裕が生まれれば班長やるかもしれません」
佐藤「こっちからの質問は以上だけど,あとなんかありますか?
貴重な女子部員(時代錯誤)が強そうでよかったです」
豊岡「私は強い意思をもってサイクリング部に入りました。これからも楽しく夏合宿を続けていきたいです」
(野口23感想)
野口「今日は特にしんどくなくて,楽しい行程でした」(1回生との会話はこっちががんばって盛り上げるけど2回生以上は自力で面白いこと言え,というスタンスなので僕もこれ以上話を広げる気はありませんでした)
佐藤「来てほしい老人とかいる?
親の長井くんとかは?」
野口「長井さんは倍田にとられちゃったんですよ。倍田には授業のレジュメとかよくあげてるんですけど,『次からそう簡単に譲ってもらえると思うなよ』と言ってやりたいです」
このあと,「長井さんを山中班に譲るか授業レジュメか選べ」という選択を倍田に迫ることを勧めました。数日以内に長井22が山中班に移籍したら,倍田は長井さんよりレジュメを選んだということです。
野口「あと,豊岡の◯グセが悪いっていうことに関してなんですけど,タナコンのあとストームがあったんですよ。そのとき1回生があまりにもうるさすぎて,新歓チーフだった倍田が僕に『ごめん,俺が悪かったわ』って言ってきました。倍田から見ても今年の1回生は相当元気だったようです」
コロナの影響で失われていた「治安の悪いコンパ」が復活したようでおじさんはうれしい限りです。これは間違いなく柘植23から聞いたのですが,今年のタナコンで◯◯22と◯◯ア23がデ◯ー◯◯スをしたと知ったときは涙が出るほど感動しました。
さすが2回生の話は面白い。
3-4 明日の行程
一関市の「釣山公園」→R342→r282→R398→川原毛地獄→R398→道の駅雄勝(約100キロ1900アップ)
道路の番号聞いてもぜんぜんピンと来なかったのですが調べるのが面倒なのでそのまま書いておきます。
だれかと電話している間も電話の向こうでの会話(&ヤジ)のよく聞こえてくる,雰囲気の良さそうな班でした。明日以降もがんばってください。
4 【よみもの1】パチパチスタンプの名称の由来
500字程度の説明文を一度は書いてみたのですが,読み返してみると長いわりに特に面白くなかったので割愛します。ちなみに①「ちゃんもえ九州」,②「TKTB」,③「パチパチスタンプ」の3つの小話は夏合宿に合流する老人がよくしがちな「日本三大昔話」といわれています。また,これらに比較的最近のネタである④「東川炎上事件」,⑤「フジタケ」を加えたものを「日本五大昔話」ということもあります。気になった話がある人はお近くの老人に聞いてみましょう。
5 【よみもの2】老益のかけらを携えて
KUCCは今年2024年に創部51周年を迎えます。52周年ではありません。創部者は1972年入学の小川真一さんですが,創部されたのは1973年です。つまり2022年の50周年記念式典の時点ではまだ創部から49年しか経っていませんでした。大昔,誰かが10周年記念式典を9周年で開催した時からずっとズレが修正されていないようです:98へぇ:
なお,久保田19の8月6日日本縦横断班の定時連絡(大村24との会話)には若干の誤りがあります。小川72さんがKUCCを立ち上げたとき,KUCCはまだ「同好会」という扱いでした。その後5代目「学生部長」吉冨76さんら草創期の部員の努力や山岳部の協力によってKUCCは体育会に昇格しましたが,それは1979年のことです。さすが「久保田19の入部時すでにM2だった老人」,「岡山21の3倍以上グラニール茂平の家賃を納めてきた老人」佐藤さんの情報はより正確ですね。ちなみに権威・権力の味が大好きな僕は50周年記念式典の運営に際して小川72さん,吉冨76さんや現部長の中野85先生にコビを売りまくり,蜜月関係を築くことに成功しました(ガチ)。これによって「上」の主たる権力者は押さえたので,この夏の政治活動では「下」との関係構築に尽力しました:政治的発言:
僕は今年入部11年目になるので,KUCCの歴史の最後の5分の1程度,日本史でいうペリー来航くらいからの歴史を見てきたことになります(逆にいえば11回生であっても江戸時代末期までの歴史は知りません。この部の歴史の重みを改めて感じます:神2:)。この機会に,僕が入部した2014年以降のKUCCの歩みを「老がい史」というテーマで振り返ってみることにします。それ以前の時代区分についてはまだ研究が進んでいないのですが,KUCC史学の通説では2015年が「近世」と「近代」の境目,2020年が「近代」と「現代」の境目であると評されています。それぞれ堀本12さんが「始祖の老人」となった年,堀本12さんがボックスから本当に追い出された年に相当します。いずれも後述します。
2014年:佐藤14入部。堀本12メカチーフ(クラシックにいけば当時3回生)の2留目が確定。Twitterのハンドルネームが「後輩の後輩」になる。「堀本さんの卒業2020年とかになるんじゃないですか~?」と後輩にいじられるようになる(実際はそれどころの騒ぎではなかった。)。この頃,4回生がボックスに来たり夏合宿に参加したりするようなことはほとんどなかった。いわんやM1以上をや。
2015年:伝説の学年「2015年入学」が入学。この年の夏合宿にもまだ4回生以上が参加する風潮はなかった。僕は1回生3人,2回生3人,3回生1人の本州縦断班に参加したが,8月9日に下関を出発してから9月2日に宗谷岬に到達するまで誰一人離脱することなく,誰一人合流することもなかった。ひたすら同じ7人で淡々と行程を進めていた。
他方で,堀本12(クラシックにいけば当時4回生)がボックスに居座るようになる。当時の1回生は堀本12を歓迎する。メカトラをだいたい直してくれること,イチカケのとき呼び出せばすぐ来てくれることが主な理由であった。当時の1回生の力添えもあり,この年に堀本12が「老人の力」を手に入れ,「始祖の老人」となる。2015年は「老人の夜明け」の年ともいわれる。
2016年:1回生の頃はあまり目立たないタイプの部員であった村上15がこの年から麻雀大会(ペナント70半荘で最多対局賞獲得)など主にサブカル的な方面で台頭し始める。10月に新主将岡崎15のコネで(わりとガチ)主務に就任してからは完全に現在同様えらそうになる。もともと2015年入学の全面的なバックアップを受けていた堀本12にさらに村上15という強力なサポーターが加わる。
2017年:当時M1の西川13,髙橋13,宮原13,山本13,当時4回生の佐藤14,岡本14,山崎14,鈴木14が夏合宿に参加するものの,老人の参加率は依然としてそんなもんであった。当時M2以上の部員の参加はゼロ。笛木16の班はほぼ全行程において笛木16と丸17のデュエットツアーであった。なお西川13はM1のこの年にスリランカ班,M2の翌年に中央アジア班と淡々とシンプル全参加を続ける。
10月に2015年入学→2016年入学の代替わりコンパがあったが(しかもけっこう感傷的な空気が漂っていたが),その翌日当然のように2015入学がボックスで麻雀卓を囲んでいて後輩が幻滅する。
2018年:伝説の学年「2015年入学」が4回生になる。回生23人中12人が夏合宿に参加。しかもそのほとんどは全参加。
M1だった僕は天見17の北陸北日本班(通称「感動ポルノ班」)に参加したが,天見が4日目に離脱したため村上15が来るまで班長代理をやることになる。村上15は山下ま16が来るまで班長代理をやることになる。「上回生によるリレー」的な概念が生まれ,この年からはむしろ「4回生以上がいない日のほうがめずらしい」的な風潮になる。
#老人は群れるな
2019年(令和元年):堀本12が8回生になった年,(なぜか本人たちは認めたがらないが)近年まれに見る保守派の学年「2019年入学」が入学。保守派なので新歓期間に老人たちがボックスで「令和」の由来となった和歌(「時に初春の令月にして・・・・・・」)の暗記大会をやっていても嫌な顔をしない。そして保守派なので堀本12を慕う。1回生1回生1回生8回生でスマブラをやっているシーンを何度目にしたことか。また保守派のリーダー和田19が夏合宿前に腕を骨折し,佐藤14,梅木14,村上15ら率いる「夏合宿ボックス班」の班員となり毎日英才教育を受ける。この年和田は1回生のくせに定時連絡をやっていた。当時M1の2015年入学は相変わらず夏合宿に参加しまくる。
2020年:「始祖の老人」堀本12の京都大学◯◯が確定。3月30日,「堀本12を本当に追い出すボックス飲み」を開催。30人近くの後輩が集まり「蛍の光」を斉唱する。佐藤14「我々は今日をもって堀本から自立しなければならない。老益のかけらを携えて,今度は我々が旅に出る番だ」。翌々日からコロナのためボックスが立入禁止になった。堀本時代の終焉とともにボックスが閉鎖されたのは実に象徴的であった。
2021年~2023年:「老人の力」は「ボックスの民」に脈々と受け継がれ,老人はいまだにボックスに居座り,夏合宿にもよく参加しているようです。最近の情勢については僕よりも現役のみなさんのほうがよくご存じでしょう。
このように振り返ってみると,おおざっぱに,老人がボックスに居座る風潮は堀本12さんが,老人が夏合宿に参加する風潮は2015年入学が作ったといえるでしょう。
現役のみなさんにとってはそれがよいことか悪いことか分かりませんが,28歳になっても夏合宿に参加し――19歳の頃「本州縦断」に胸を躍らせたときとまったく同じように――「日本縦横断」というチャレンジに胸を躍らせることが許されるのは,老人にとってはただただありがたいことです。KUCCに入ってよかった,と思ったことは数えきれませんが,年を取ると改めてこの部のすばらしさを実感します。KUCC万歳。河野99万歳。