どうも、先日まで数学の問題を解くマシーンと化していた入江21です。定時連絡で後輩とお話しして、少しずつ人間性を取り戻せている気がします。
さて、倍田班は今は自由行動のようで、居酒屋にいる班員から電話がかかってきました。夏合宿中に居酒屋に行くのというは新鮮ですね。
班員:三觜24、緒方24、岩竹24、倍田23、磯川22、長井22、安東21(大観峰まで)
今日の工程:道の駅くぎの→阿蘇パノラマライン→草千里→大観峰→熊本市
緒方24「今日は体力的にきつかった。阿蘇は峠フリーでいい感じに登っていたが、その後の大観峰では筋肉も痛み始めて辛かった。」
倍田もかつて登った時には辛かった思い出があったようです。逆に来年には緒方もスイスイ登れるようになっているでしょう。
緒方24「油そばがめっちゃ美味かった。コーラはなんなら普段の3倍くらい美味い。」
ツアー中はたくさん食べれて、なんでも美味しく感じるから神ですよね。
緒方24「阿蘇からダウンして標高が下がったら、急に暑くなってきつかった。日差しも強くて辛かった。」
あるあるですね。あと、当たり前ですが、日焼けすると体力がジリジリ削られるので、日焼け止めは何度も塗りたくることをお勧めしておきます。耳の裏などは塗り忘れやすいです。
緒方24「明日の停滞では、「湯らっくす」というサウナで時間を潰しつつダラダラしたい。そのままそこで泊まる予定。」
この湯らっくすは、「サウナ―から“西の聖地”と呼ばれている」そうで、界隈では有名みたいです。
倍田23「草千里は前にも行ったことがあったが、夏の緑の阿蘇も見たいと思っていたので、爆晴で見れて満足だった。あと、南阿蘇のテンバの星がめちゃめちゃ綺麗でだった。天の川をはっきり見たのは久しぶり。」
いいですね。僕も天の川をきちんと見たことはない気がします。冬にも行ってみたいですね。
倍田23「前に阿蘇にきた時には、阿蘇から大観峰を登るのがめちゃくちゃきつかったが、今回は楽に登れて成長を感じられた。あと今回のツアーで、自分が案外ポジティブなことに気づけた。一時的に辛いことは時々あるが、チャリを漕いでいると忘れられる。むしろいくらでも漕げるような感じ。」
倍田は今まさに絶好調なようです。聞いていて自信に満ち満ちているのを感じました。班長の雰囲気は班員にも伝染するので、倍田班全体としても絶好調なのではないでしょうか。
倍田23「去年はTQRで悔しい思いをしたので、今年はリベンジすることを柘植と誓った。」
今の調子ならいけると思います。頑張れ!
磯川22「もしもしお疲れ様です〜。あ、ちょっと馬刺ジャンしていいすか。... あ、僕負けました〜。」
馬刺ジャン?! 超高額ジャンにしれっと磯川が負けたのかと思って驚きましたが、(居酒屋で)誰がどの肉を食べるかジャンケンでした。
磯川22「今日は草千里と大観峰に行けてよかった。赤牛丼も美味しかった。」
明日の停滞をどう過ごすか尋ねると、
磯川22「今日散財したから、市民プールで停滞して節約しようかな。熊本なら(他にもっと楽しいプールがあるから)市民プールにカップルとか来ないんじゃないかなあ。」
一人で市民プールにて時間を潰すそうです。新しいですね。この後少し「一人で市民プールに行くことは、入られる or 入られない」、「熊本の市民プールは、回っている or 回っていない」について建設的な議論を交わしましたが、あまりの文量になってしまうため、残念ながら省略します。
長井22「阿蘇の草千里が思ってた以上によかった。前に春合宿で通った時には普通の道だったのに、今日は放牧されてるやつ(馬のこと)も居たし、阿蘇らしさを感じられた。」
長井22「もう一つ良かったのは、赤牛丼を食べられたこと。前に春合宿できた時にも食べようとしたが、その時にはほとんどのお店が定休日で、唯一やってる可能性があった店も、その日はたまたま休みだった。今日食べられて本当によかった。」
どれくらい美味しかったか尋ねると、
長井22「... んもう、なんか、言葉に表せない。」
絶景と絶品で感動のあまり、全体的に語彙力が下がっているように感じました。でも幸せならOKです。
三觜24、岩竹24、安東21は居酒屋にはいなかったので、文面で送ってもらいました。
岩竹24:
・阿蘇山でのアップがかなりしんどかった。山頂の景色は最高だったので登ってよかった。ダウンもかなり斜度が高くて怖かった。
・南阿蘇の道の駅は、朝方非常に寒く、よく眠れなかった
・赤牛丼はおいしかった
真夏でも朝方があんなに寒いと僕が知ったのは、KUCCに入ってからです。KUCCにいると、ニュースで目にする遭難事故への解像度も自然と上がっていきます。
三觜24「今日の行程の感想は阿蘇山や大観峰へのアップが多く、今までの疲労もかなりたまっていたためきつかったです。テンバ場から近くのコンビニに行くまでの道も漕ぎ始めということもあり、それほどアップ数がないのにも関わらずとてもきつく感じました。いつも峠は全力を出し切って登るのですが、今日はゆっくり進んでなんとか登り切るのが限界でした。でも、登り切った先の景色はすごくきれいで感動しました。特に阿蘇山から見た景色は今までで一番ザ・緑でした。日本じゃないような場所に来れて嬉しかったです。次は五島列島できれいな青が見れると思うと楽しみです。」
”一番ザ・緑”がなぜか頭に残ります。
安東21「行程は、大観峰まで一緒→やまなみハイウェイ→由布院だった。「夏の阿蘇は神」という誰かの言葉を信じてよかった。輪行した甲斐があった。一昨日医者から運動許可が出て、それで今なので体力と暑さへの順応の無さがえぐい。なんとか律速にならないよう頑張る。」
許可が出てすぐツアーに行くのは素晴らしいモチベですね。
伊藤24「今日は延岡の夫婦(児玉さん)に自転車の配送をしていただけることになったので、自転車を児玉さん宅に置いて延岡から鈍行を乗り継ぎ、23時頃に熊本に着きました児玉さん夫婦には本当によくしていただき、感謝してもしきれないです。」
伊藤は先日の右手首骨折の疑いで一時離脱しています。自転車の配送までしてくれるとは、本当に感謝してもしきれませんね。一瞬、児玉18さんが早くも結婚して延岡にいるのかとも思いましたが、おそらく一般の児玉さん夫婦でしょうか。
また、最後に皆に「今京都に帰ったら、一番にやりたいこと」を聞きました。
三觜24「馬に乗ることです。自分は馬術部にも所属しているのですが、今日の阿蘇で放牧されている馬を見てまた乗りたくなりました。いつもは自分の馬房で大人しくしてるか、人が乗っているところを見ることが多いので、自由気ままに歩いたりのんきに草を食べているのを見れたので良かったです。自転車に関しては、もっとトレーニングを頑張りたいです。まだしたことはないんですが、ロングライドが楽しそうだなって思っていて、僕は短いアップなら頑張れるんですが長くなると途中で心が折れて一気にペースダウンしてしまうので、山中などを繰り返し漕いで持久力をつけていきたいです。そしてロングライドでいろいろ遠くに行ってみたいです」
北大に馬術部の友人がいるのですが、彼は毎朝早く馬のお世話をして、長期休みも馬を養うために馬にまつわるアルバイト(無償労働)をみっちりさせられていました。三觜は大丈夫なのでしょうか。
緒方24「やりたいことは、実は熊本で大体できることに気づいた。カラオケとか。僕は寮に住んでいて、今は部屋の冷房も壊れているので、帰ったところで野宿みたいなもん。」
なんだか悲しい答えが返ってきました。今の京都で冷房が壊れるのは致命的ですね。
岩竹24「自分の布団で熟睡がしたい、家の風呂にゆっくり入りたい、規則正しい食事がしたい、テレビを見たい」
欲望詰め込みパックですね、1回生の頃を思い出します。ツアーに行くことで、日常の幸せに気づく、というのもツアーの一つの醍醐味だと思っています。
倍田23「確実に再試験に引っかかってしまった科目があるので、その勉強をしたい。あと、居酒屋バイトのメンバーに会いたい。」
やる気を失って期末テストをブッチする友人をたくさん見てきたので、引っかかっても勉強したいと思えるのは偉いですね。倍田のコミュ力は、居酒屋バイトでも培われていそうです。居酒屋バイト始めようかな。
磯川22「まだ来て5日目だから、もうちょっと居たいな〜。でも昨日、竹中21の院試が終わったら一緒に二郎に行こうって話をした。」
いいですね。労ってあげてください。僕も「院試終わったらやりたいことリスト」に項目を追加することだけが、院試勉強中の楽しみでした。今はそれを一つずつ潰しています。今朝は散髪に行きました。
長井22「TQRの下見をしたい。去年はついダウンでダイビングしたい欲求に駆られてしまい、落車してしまった。今年は下見の時点で目一杯ダイビングしておいて、本番ではその欲求を抑えるようにしたい。」
...ガンバッテクダサイ
伊藤24:京都に帰ったら単位を落としたであろう科目の勉強に取り組み、再履修に備えたいです。
倍田23のように再試験があるでもないのに、再履修に備えて夏休みに勉強したいというのは少し妙ですね。あまりにスタートダッシュかけすぎて、肝心の期末テスト直前に失踪しないように気をつけてください。
明日の工程:熊本市で停滞。
今日はハードだったかと思うので、久しぶりの都会を楽しみつつ、ゆっくり休んでください!