定時連絡(2024/8/7)北海道グルメ&廃班(今井班)

にゃんぱすー。どうも大西21です。


最近、免許合宿に行っているのですが、運転がうますぎて毎回教官に褒められます。クランク等でつっかえたことも、今まで一度もありません。このままだと、足立自動車学校を歴代最高の成績で卒業することになるでしょう。ライバルがいないと張り合いがないので、僕より運転上手い自信がある人は名乗り出て下さい()


さて、今回の定時連絡は、出発前から班長の心労が心配されていた今井班です。ゆるふわなはずの北海道で、朝から色々あったらしいので、話を聞いてみましょう。17時前に、風呂グダスペースから連絡をくれました。



今日の行程 (2日目)

長万部→小幌駅→雨のため礼文華旧道を断念→有珠山噴火跡の遺構→伊達紋別 

75キロ900アップくらい?


メンツ

今井た23(班長)、宮本23田中24





今井た「今日は午前中が散々でした。長万部のテン場では、夜から横殴りの雨が降り始めて、めちゃくちゃ濡れた。シュラフも濡れてしまったので、朝コイランに行って乾かさないといけなくなりました。コインランドリー出発後も午前中はずっと雨に降られていた感じです。」


北海道は毎日爆晴なことが確約されている約束の地なので、雨に降られるのは、ひとえに”班長の徳”が足りないからでしょう。今井には反省して、†悔い改めて† ほしいものです。



今井た「ただ、雨でもうまく工程変更できました。もともと礼文華旧道に行く予定でしたが、雨で行くのを断念し、代わりに有珠山の噴火跡の遺構を見に行きました。噴火の跡地ということで、班のコンセプトにもあっていると思います。」


前言撤回です。班のコンセプトも鑑みた完璧な工程変更。今井は素晴らしい班長でした。こうなると、宮本23田中24の徳のなさが怪しいですね。



今井た「行程の完成度には自信があります。ただ全然老人が来てくれない。佐谷さんはもしかしたら合流するかもしれないが、梅木さんや大塚さんは来れなさそう。村岡さんは連絡がつかない。髙橋22は親なのに合流してくれない。工具をもらったから許してやってもいいが、そうでもなかったら〇〇してますよ(一部大西21が曲解した情報が入っております)」


それは髙橋22が最低です。雨でびしょ濡れなのも全部髙橋22のせいです。これを読んでたら反省して下さい。

今井は新しい親を募集したいそうなので、親を名乗りたいと思っている老人の方々は、速やかに今井班に合流しましょう。

某部員「子供なんて多ければ多いほどいいですからねぇ!子供がいない検閲により削除・・・



今井た「北海道は微アップが多くて普通にしんどいです。先頭を引くのが辛い。隠キャみたいにネチネチしてる道しかない。」


2日目で早くも北海道の道に飽き飽きしているようです。この先が思いやられますが、それもこれも、老人がいなくて落ち着ける時間がないからでしょう。つまり髙橋22のせいです。



そんな今井に班員の雰囲気について聞いてみました。


今井た田中については、前回の定時連絡でマイナスなことを言ってしまったから今日は褒めようと思います。田中は普通に優秀です。漕ぐの早いし、パッキングは僕や宮本より上手いです。」


2回生にもなって、初ツアーの一回生にパッキングで負けるのはいかがなものかと思いますが、それだけ田中が優秀ということでしょう。

もしくは髙橋22の今井に対する教育が悪かったのでしょうか。多分後者ですね。


今井た宮本は国内長期ツアーが初めてらしくて、片上23に『一回生が2人いるみたいなもんじゃん』と脅されていたので心配してました。だけど、全くそんなことはなくて助かってます。ただ、日本の交通に慣れていないのか、高速道路の入り口で、この道は通れるのか聞いてきました。」


高速道路等の自動車専用道路は、道路法第48条の11・高速自動車国道法第17条により歩行者はもちろん、自転車等の軽車両や原動機付自転車、125cc以下の自動二輪車も通行が禁止されています。

まあ、初ツアーならしょうがないですね()


そんなこんなで今井班の回生ツアーみたいな雰囲気を楽しんでいるそうです。




続いて田中24に電話を代わってもらいました。

彼はこの前Boxで、一緒に下世話な話をした仲なので、僕のマブダチです。


田中今井さんのパッキングが下手で、何回も荷物がずれ、その度に廃チューブに向かって『○ね』ってキレ散らかしてます。地元民が引いてました。」


今井はところどころで口の悪さが出てしまっています。



田中「でも今日の行程変更は素晴らしかったです。下調べとかちゃんとしてるんだろうなぁと思って、単純にすごいと思います。全体の行程も、毎日見所がちゃんとあって、とことん考え抜かれているのが伝わってきます。」


確かに今井の班長力は素晴らしいです。

班長の仕事の9割は出発前の下調べだと言われていますからね。知らんけど。


そんな田中今井の背中を見て、夏合宿の班長に少し興味が出たそうです。

北陸や東北の日本海側に興味があるらしいので、もし1回生でそこらへんに興味のある人がいたら、協力してあげて下さい。



次に宮本への印象も聞いてみました。


田中宮本とは高校同期。彼がいると空気が悪くならないですね。今井さんがキレてても、宮本だけは隣でニコニコしてます。」

宮本は高校同期なのでタメ口で喋っています。その影響もあって、今井さんにも7割くらいはタメ口で喋っているんですけど、まだ少し遠慮が出てしまいます」


今井班は班員のバランスがとてもいいですね。田中今井にタメ口で喋ったら、いよいよ回生ツアーになってしまいますが、それはそれで夏合宿っぽくなくて楽しそうです。



北海道に対する所感についても聞いてみました。


田中「セコマのパスタ138円はやばすぎます。ペペロンチーノやばいです。絶対奴隷使ってます。」


田中もセコマの偉大さに気づけたようで何よりです。

ちなみにセコマの現社長は札幌出身で、子供の頃、僕の母の実家のすぐ近くに住んでいたそうです。祖母もよく覚えているようで、セコマ社長の子供の頃のエピソードを話してくれました。当然こんなところには書けませんが、、、、




次は宮本23です。


宮本「雨であまり眠れませんでした。午前中もずっと雨でしんどかったです」

「小幌駅は虫が多すぎて、僕だけ行かずに待ってました」

「有珠山の噴火の跡は、階段状に分断された国道なんかが見れて、とても良かったです」


宮本は聞いていた通りマイペースですね。

有珠山の噴火の跡は、僕も見たことがありますが、なかなか迫力があった気がします。

「大自然の前には、人間などちっぽけな存在である」と感じることができるでしょう(小並感)



宮本にも班員の印象を聞いてみました。


宮本今井はチャリ力は弱くないのに、心が弱いです。坂道が見えるとすぐにテンションが下がります。『一回止まるわ』って言ってちぎられてます。」


今井はやっぱり班長力がないのかもしれません。

つまりそれは髙橋22の(ry


宮本田中は高校の同期なので後輩感がないです。2回生での夏合宿ということで、先輩面したかったのに、すでに自立していて、何も言えることがありません。」


確かに、1回生を介護して先輩面をすることは、夏合宿の楽しみの1つです。これを見ている1回生は、自分にできることでも上回生に助けを求めてみて下さい。上回が飛んできてお世話してくれます。上回生は自尊心を満たせてハッピー、1回生はめんどい作業を上回に押し付けられてハッピー、という幸せ空間が出来上がります()

冗談です。


宮本「ただ田中は民度が低いです。シュラフを乾かしに行ったコインランドリーで、地元民もいたのに、入り口の前で、床に何も敷かずに寝てました。」


ちゃんと民度が低いですね。1回生が一番民度の低いツアーというのはなかなかありませんが、KUCCには、たまにこういうモンスターが入ってきます。



最後に今後の行程で楽しみなことを聞いてみました。


宮本「自分は海の匂いが好きではないので、今日で海パートが一旦終わって、山のほうに行けるのが楽しみです」


海が好きでないのに、なんで北海道班にしたのかは謎ですが、声が弾んで楽しそうだったのでOKです。



締めにもう一度今井に変わってもらいました。

大西「なんか最後に言っておきたいことある?」

今井た田中は定時連絡の時に必ず別の場所にいなくなるんですよ。自分としては、みんなでワイワイ喋りながらの定時連絡も好きだし、田中が何喋ってるのかちょっと聞いてみたいです」


だそうです。定時連絡は、周りの班員に言えないことを、先輩にぶちまける機会でもあるので難しいですが、確かに、鍋を囲んだりしながらみんなで定時連絡するのも楽しいので、これを読んだ田中24はいつかトライしてみて下さい!




明日の行程

伊達紋別→昭和新山→洞爺湖の東側のダート林道→留寿都

60キロ1400アップ


明日以降は雨が降らないことを祈ります。

留寿都は本当にいい街なので、ぜひゆっくりリラックスして下さい!

ルスツリゾートの温泉は1000円を超しますが、最高の温泉です。時間とお金に余裕があったら行ってみてもいいかも!




☆おまけ☆

文面が短くなってしまいそうだったので、電話の後に、好きな本を一冊紹介してもらいました!


今井た 『戦雲の夢』 司馬遼太郎

「元々司馬遼太郎の本が家にいっぱいあって小坊の時から好きだった。

混乱の中で家督を継いだ長宗我部盛親がなぁなぁで西軍に付いて領土を没収され京都で隠遁するが、大坂の陣で豊臣方に招聘される。盛親は武名を示すときと馳せ参じるが、結局自分がやりたいことなのは武士として名をあげることなのか、ゆったり隠遁することなのか、葛藤は描かれるが結局盛親自身が最後までわからず終わるのが、なんとも言えなくていい。生き方を考えさせられる。」


これは僕もおすすめです。戦国大名として四国を統一した、父の長曾我部元親の方が有名ではありますが、長曽我部盛親も侍として、面白い人生を歩んでいます。

ちなみに僕の下の名前は、司馬遼太郎に由来しています(隙あらば自分語り)。その影響もあって、司馬遼太郎の本は結構読んでいるのですが、おすすめは「菜の花の沖」という、江戸時代の商人・高田屋嘉兵衛を主人公にしたお話です。



宮本23 『マリアビートル』伊坂幸太郎

「新幹線での殺しあいがめちゃくちゃで面白い。登場人物が4組それぞれの視点で描かれ、それを繋げると、一つのストーリーになるのが斬新。」


この作品は、殺し屋シリーズという、個性的な殺し屋たちが暗躍する世界観を描いた人気シリーズの1つです。僕は恥ずかしながら、伊坂幸太郎の小説は、同シリーズの『グラスホッパー』しかみていないのですが、一人一人のキャラに魅力が溢れた、とても面白い作品でした。『マリアビートル』も非常に面白そうなのでぜひ読んでみたいです。



田中24 『警視庁53教場』吉川英梨

「僕が小説にハマったのはこれ読んでからな気がします。あんまり覚えてないけど、登場人物達の心の闇がダイレクトに伝わってくるのが良かった。若干ドロドロしすぎかもしれないけど、苦手じゃなければ是非。」


本作は、警察学校を舞台に、そこに関わる警察官たちの様々な心の闇や葛藤にスポットをあてる、警視庁53教場シリーズ 1つだそうです。個人的には、長岡弘樹の教場シリーズがかなり面白かったので、警察学校が舞台の話には結構興味があります。こちらもぜひ読んでみたいです。







以上