定時連絡(2024/08/05)東北廃班(片上班)

 どうも、平山21です。長期ツアーに行く前には必ず大掃除をしています。そうすることで部屋がきれいな時間が長くなるんです。今日は18:00に大掃除をしている途中で片上から電話がかかってきました。昼に行程が終わって、今は風呂グダ中だそうです。


班員

片上23煙岡24砂原24


行程

いわき→林道→東京電力廃炉資料館


片上23 今日は早めに行程が終了したおかげで、資料館でいろいろ学べました。電源装置の水没など津波対策不足を真摯に受け止め、再発防止に努める東京電力の経営姿勢に感心しましたね。ただ、「建物の外観が日本人が作ったハリボテの教会」だったのが残念。


 原子力施設はたいてい近くに資料館が置いてあります。福島第2原発となれば、外観はともかく充実した展示内容だったことでしょう。


片上23 今日は慣れさせるために、ダートを10㎞ほど工程に加えました。今日のダートは閉まっていて走りやすい良いダートだったし、一回生もよく乗れていたので頼もしいです。


 60㎞程度の行程とはいえ、昼頃に行程が終了したことからも一回生の強さがうかがえます。次に煙岡に替わってもらいました。


煙岡24 ダートが疲れた。岩や意思をよけるルートどりを考えながら走るのはしんどい。砂のところで滑りかけたりもした。けど、今日は落車しなかったのでうれしい。自分は自転車に乗るのが下手なので気を付けていかないといけない。


 ダートは凸凹をいなしていくのにかなり集中力をそがれます。でも、それが楽しいという人もいるので走り慣れてしまうのがよいと思います。煙岡は何度も自分は自転車に乗るのが下手だと言っていました。TQUでの落車などを引きずっているのでしょう。まあ、TQUでは私も落車したし、失敗あってこその上達なので気を付けながらも挑戦を続けてほしいです。でも砂は上達しても絶対滑る。長い夏合宿の初日ということで、慣れてなくて困ったこととこの班で楽しみなところを聞きました。


煙岡24 輪行が長すぎた。5:30京都発で21:00に着いた。重いザックを乗せて走るのは意外といけてびっくりした。楽しみなのは北海道の廃道。久保田さんが行ったところで、アルバムをみて楽しそうだと思った。

 

 京都からは始発で行ける限界が仙台なのでいわきまでの輪行も実質限界輪行でしょう。おそらくこれより長い輪行をすることは一生ないと思います。北海道の廃道が楽しみということですが、アルバムで見た廃道が楽しそうとはさすが東北”廃”班に来ただけあります。私は地球工土木コースとして廃道に対しては怒りがわいてきます。道路の計画は夢見がちなものが多いのです。最後に、ザックを久しぶりに外した時が一番バランス崩すことを伝えると、


煙岡24 楽しみにしておきます。


 ?楽しくはないと思います。砂原に替わってもらいました。

 

砂原24 ダート走るのが楽しみだった。けれど、10㎞は意外と長かったです。資料館では消防車による冷却で水素爆発を防ごうとしたけれど、隣で起こった水素爆発が連鎖して結局爆発してしまったとか凄惨な事故の様子が細かく説明されていてよかったですね。

 

 ダートは舗装路よりも体感距離や時間が長く感じます。実質、精神と時の部屋です。砂原は物工なので、原子力に関して思うところがたくさんあったと思います。


砂原24 班長は”廃”をテーマに、観光も取り入れているし、長い前日の輪行に対して短い今日の行程だったり、いろいろ考えてくれていると思います。

 

 すでに、下回生からの信頼を獲得しているようです。片上は幸先の良いスタートを切ったと言えそうです。慣れてなくて困ったこととこの班で楽しみなところを聞きました。


砂原24 輪行のしまい方。これまでも何度か輪行したことはありましたが、自転車が体に当たらないように、移動しやすいようにまだまだ工夫の余地がある気がします。あと、昨日は無人駅で寝たんですけど、蚊が多くてめちゃくちゃ刺されました。楽しみなところはBASですね。


 輪行に対する語りから、輪行について真剣に考えていることが伝わってきました。慣れてしまえば終わりだと思ってました、私も輪行を見直したいと思います。BASはKUCCが必ず行くといってもよい王道なので間違いないです。蚊に対しては蚊取り線香が一番です。皆さん班装備として買ってしまいましょう。


明日の行程

双葉町の廃小学校→二本松町


 まだ夏合宿初日、これからいろんなことがあると思います。体調に気をつけて頑張ってください。


写真:「建物の外観が日本人が作ったハリボテの教会」

 これが廃炉資料館だとしばらく気付かなかったそうです。