定時連絡(2024/08/03)信州ダート班(青江班)

 どうも、暇を持て余している平山21です。青江班が今日は富士五湖周辺を走っていると聞いて、前に一人で富士五湖を走ったことを思い出していました。その時はGWだったので観光スポットに入る車が長蛇の列をなしていました。その行列を抜けた先は空きなので一人で大笑いすると同時に、渋滞の一部となってしまった自分を恥じました。行列をつくるのは不経済なので、山とかダートとか、とにかく自分の「個」を見せつけられる場所に行くのが良いと思います。


 20:40ごろに青江から電話がかかってきました。現在、自炊を始めたところだそう。普通に遅いです。いったい何があったのでしょう。青江は後で話したいとのことで、まずはアフリカ旅を経て無事今年も三回生の幸野に出てもらいました。


班員

後藤24 青江23 アーロン23(風呂で合流) 梅木22 幸野21


行程

御殿場→三国峠→山中湖→河口湖→西湖で泳ぐ→右左口峠→甲府


幸野21 三国峠がしんどかった。浅田さんから購入したロードバイクで参加したが、精進湖のあたりでパンクして、しかもタイヤとリムが弱いから直してもすぐパンクする。結局、2時間ぐらいパン修してた。リムテープもぼろいのでダクトテープでぐるぐる巻きにしてある。パン修している間に直売所にいたおばさんたちに補給や昼飯をもらって人の温かさを感じた。


 さすが幸野、さっそくメカトラです。パン修しているときにうどんを食べようとしたけど、やっていなかったところで昼飯をもらったそうです。困っている人を放っておけない人は結構います。夏合宿に参加する皆さんはこれらの善意をありがたく受け取っていきましょう。しかし、信州”ダート”班にロードバイクで行くとは、何を考えているのでしょう。このままでは大弛峠でタイヤがバーストしそうです。


幸野21 青江やアーロンと漕ぎたかったし、八月の始めしか参加できなかったのでこの班に来た。河口湖とかは思っているほど混んでいなかった。


 気になっていた混み具合を聞いてみました。この時期は空いているのかも? 次に、大老益おじさんを目指す梅木22に替わってもらいます。


梅木22 もう全部幸野さんしゃべったやろ。


 そんなことありません。梅木にもパンクのように何かしらの出来事があったはずです。話してもらいます。


梅木22 朝起きたら一枚しかないズボンがびりびりに裂けていた。おそらく昨日は知っている間に破れた。なんか走っているときに服が引っかかると感じていたが気づかなくて、朝起きて幸野さんに指摘してもらってはじめて気づいた。とりあえず何とかするためにダクトテープを青江に借りてしまった。この夏は老益ダービーで負けないようにしたい。


 敗れるのは不可抗力として、なぜ気づかなかったのか。まあ面白いので、老益とか老害とかあまり気にしなくてもいいと思います。次は、この班唯一の一回生である後藤に替わってもらいました。


後藤24 合流は神、変化があるということが楽しさ。富士山が見れてよかった。忍野八海は観光地化されていたから自分たちはだいぶ異端で距離を置かれていた。西湖での水遊びが気持ちよすぎで行程が押しているのに1時間くらい浪費してしまった。


 初めての長期ツアーの初日、いろいろ感じたことがあったようで何よりです。観光地で感じる疎外感ですが、観光地を避けるようになるか堂々と観光地を楽しむかのどちらかになるでしょう。どうやら、明日は観光日だそう。せっかく甲府まで来たので自分の興味の赴くままに楽しんでほしいです。後藤君にもなぜ青江班に来たのか聞いてみました。


後藤24 やばそうなところに行きたかったので青江班かアーロン班の二択でした。ダートが新歓の時に好きになったのと、生を感じるダートに惹かれたのでこの班にしました。「落車しても死ななかったからイケル」それこそが生だと思います。

 

 すでにかなりアグレッシブなツアー感を持っていました。この班の一回生は後藤君のみなので、彼が離脱したら班は解散となります。生と死を感じ取って、大きなけがなく夏合宿を終えてほしいです。ダートが好きな人ならいけるはずです。次は自炊をしている最中だったのでツアー中の食事事情の話をしました。


後藤24 青江さんは食パンはカロリー円が良いので補給は全部食パンにするべきと言っていたので食パンを補給食にしています。

青江23 言ってません!

後藤24 食パンは飽きないようにまずいろいろな種類の食パンを試していきたい。あと、ジャムとかを塗るのもありですね。何かおすすめの補給食ありますか?


 補給食はツアーのQOLを大きく左右します。食パン、フルグラ、菓子パン、お徳用お菓子などいろいろあります。食パンは確かに安いしはちみつなどいろいろ塗れますが、それだけだと必ず飽きが来ます。塩分チャージを挟み始めたらいよいよ末期です。飽きないように様々な種類の補給食を試してみるのがいいと思います。それでも、魚肉ソーセージだけは強くお勧めしておきます。日持ちする貴重な動物性たんぱく質です。植物性たんぱくを摂るのと動物性たんぱくを摂るのとでは筋肉が出せる出力が大幅に違います。筆者は、一時期、食パン、マヨネーズ、魚肉ソーセージという糖質、脂質、タンパク質の激安セットでツアーしていました。おすすめはしません。

 食の話の後、実家から自走で合流したアーロンに替わってもらいました。


アーロンの行程

川崎市→多摩川サイクリングロートを通り、八王子→担ぎ(!?)→国道20号→風呂 


アーロン23  高尾まで行って、都道516号線を通っていったらなんか途中で登山道になって、引き返そうか迷っていたら、「すぐ着くから」と登山客が声をかけてくれたので、そのまま担いで相模湖に降りていった。担ぎよりも暑さがしんどかった。


 都道516号線を調べてみると、ハイキングルートとして整備された登山道都道とのこと。なぜこの道に迷い込んでしまったのか。GoogleMapの徒歩ルートとか使ってない? 最後に青江班に来た理由を聞いておいた。


アーロン23 乗鞍、ビーナス、ダート、とにかく信州行きたかった。


 青江班ほど信州を走りつくす班はないので良い選択だったと思います。最後に青江に替わってもらいました。


青江23 国道よりも面白いし線もきれいになると思って三国峠に行ったけど、斜度すぎて全然登れなくて、幸野さんに荷物を持ってもらいました。自分の荷物は重すぎて輪行中に肩痛くなるくらいだった。本当にありがたかったです。ほかにも幸野の励ましのおかげで右左口峠をカットしなかったし道間違えも指摘してもらいました。梅木さんも右左口峠についてきて後ろで一緒に上ってくれてありがたかったです。

 

 どうやら、老人二人はかなりの老益をしていたそう。一緒にツアーをしているだけでもかなりの支えになっているようです。この班の本メンバーは3人のみ、3人だと少し寂しい。そこにくる老人の存在が心理的負担を少なくして、楽しいツアーにしてくれると思います。


青江23 三国峠と山中湖のサイクリングロードが良かった。富士五湖周辺はこの二つだけで十分だと感じます。三国峠からは真横に富士山があって、前には山中湖が見えてとてもきれいでした。


 さすが東京オリンピックのルートになっただけあり、とても行きたくなりました。


明日の行程

信玄餅工場テーマパーク→ほうとうを食べる→風呂グダ→大弛峠のふもと


 この次の日は大弛峠。ぜひとも早く射出して、金峰山に上ってみてほしいです(コースタイム約3h)


青江23 風呂グダしたいです。院試頑張ってください!


 今日もたくさん風呂グダしてこの時間になっているので、さすがに自重したほうがいいです。院試の応援をされてしまいました。本番では問題を消し炭にしたいと思います。