定時連絡(2023/08/17) 北海道わちゃわちゃ班(池田班)

こんばんは、12年度入学の堀本と申します。

昨日の長井班に続き、2023年8月17日木曜日の北海道わちゃわちゃ班(池田班)の定時連絡も担当いたします。


昨日の長井班定時連絡を読んでいない人のために説明しておくと、私のような老人が定時連絡を担当しているのは浅田20から以下のようなDMが来たからです。

「もし今夏暇があれば定時連絡一回でもお願いします。(中略)老人枠で1回でもやってもらえると面白いので助かります。」

つまり、私がでしゃばりだから今年2回目の定時連絡を担当しているということです。

また、これらの事実からもう一つわかることは、本記事が面白くなかった場合の全責任は浅田20ではなく私にあるということです。

本記事が面白くなかった場合の全責任は浅田20ではなく私にあるということです。
大事なことなので(以下略)。


ちなみに特別面白い記事を書く自信はありませんが、でしゃばって定時連絡を担当した以上、ある程度のものには仕上げたいところです。
しかしながら明日は仕事なのであまり遅くまで起きていられない、加えて池田班の行程的に通話開始時刻は遅くなりそう……
このような条件下で記事のかさましをするバリューを出すため、池田班の班員にも協力してもらって昨日のうちからちょっとした準備をしておきました。(詳細は後ほど)


このように、何かを請け負った際に何かしらの困難,トラブルが想定される場合には、事前に対策を講じるなどの努力をすべきであり、それができないのであればせめて事後報告なりをするのが責任というものであります。

ましてや請け負ったことを完遂せずに無断でバックレるというのは言語同断であります。

というわけで

#広瀬14は早く2017年8月21日の定時連絡をあげろ

#風化させない



さて、最低限の責任を果たしたところで、そろそろ2023年8月17日木曜日の北海道わちゃわちゃ班(池田班)定時連絡を始めてまいりましょう。

班員

1回生:アーロン23,青山23,大森23

2回生:池田22(班長),村岡22


昨日と変わりはないということで、特にコメントすることもありません。

あえて言うなら夏合宿における1回生の人数は3人がベストだと個人的には考えています。
これより多いと班長の負担が大きくなりすぎますし、かといって少ないと今度は1回生の精神的負担が大きくなるからです。
KUCCに8年在籍し部を見続けてきた私が統計的見地に基づいて長い時間をかけて検証してきた理論です。


……嘘です。今5秒で考えました。


160字ほど稼げたので、本日の行程に移ります。



本日の行程

瓜幕→然別湖→糠平湖→三国峠→旭川 160km2000up

当初の予定通りに行程を遂行したようです。

結構強度の高い行程ですが、私が話を聞く限りでは班員からしんどいという声はほとんど聞こえてきませんでした。

昨日の定時連絡に書かれていた「みんな強い」という池田22の発言は正しかったようですね。



班員の感想

池田22「今日の行程は三国峠を含め3つ峠があったが、ずっと雨が降っていて峠もガスガスだった。」

峠を走るときに雨というのはなかなか辛いですね。雨の程度にもよりますがレインウェアを着なければいけない場合、汗と雨で体感湿度がやばいことになります。

また、峠での景色がガスガスだったとのことですが、幸いにも池田22は“景色より道派”だそうで、特別残念がっている様子はありませんでした。


この辺りのツアーに何を重視するかというのは人によってかなり意見の分かれるところで面白いですよね。
ざっと思いつくだけでも道派,景色派,食物派,観光派,面子派などがあるでしょうか。
ちなみに私は“自転車に快適にまたがっていられればそれだけで割と満足派”です。
何なら東山のアプローチだけでも楽しめるのでツアーに行かなくてもよかったります。


池田22「景色があまりよくなかったので1回生に来年以降リベンジしてみてほしい」

そもそも北海道は広いのでひと夏で名所を回りきるのは難しいことを考えると、どこかのタイミングで心残りを回収しにいくのはありだと思います。
あるいは冬北であれば今年と同じところを走っても全く違う景色が楽しめるのでおすすめ(ガチ)です。



続いてアーロン23の感想です。

アーロン23「雨で寒かったが三国峠の後は晴れてきて良かった」

一日を通して雨だと思っていたのですが、どうやらこの日最後の峠である三国峠を越えたところから雨が止んだようです。
また、通信状況がよくなかったのか通話が途切れ途切れになってしまい、アーロン23とうまく意思疎通ができずすぐに青山23に交代してしまいました。


青山23「今日は朝から雨が降っていて、その影響か大雪山国立公園にがかかっており幻想的な雰囲気になっていたので逆に良かったかもしれない」

大雪山国立公園は、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)とも呼ばれているようなので、霧が醸し出す幻想的な雰囲気とは確かに相性がよさそうです。

青山23「あとは今日うれしかったことが1つあって。最近アーロンはジャンで負けが込んでてジャンをやってくれなくなっていたが、今日はアーロンから仕掛けてきてくれた。」
これをうれしかったこととして報告するあたりに1回生の仲の良さが窺えてほっこりしました。

続いては大森23の感想です。

大森23「今日は朝から雨で嫌だったけど、途中から晴れてきて良かったです」

小学生の感想かな?何ともほほえましい感想ですね。
ちなみに雨が嫌な理由としては、班走行をした際に雨だと段差が分かりづらくなるからだそうです。

大森23「湖の中にある線路を見に行ってみたら、水没したわけではなくて元々水の中に作られたものだということが分かった。珍しいものが見れてよかった」
確かに水の中に線路が敷かれている状況を目にすることはまずありません。
私も“然別湖 線路”で画像検索してみましたが、幻想的でどこか哀愁を誘うような写真がたくさん見つかります。

眠くなってきたのでサクサク行きます。
次は村岡22の感想です。


村岡22「今日は峠が3つもあるし雨も降っているしガスってるしテンションが上がらなかったが、三国峠に着くと天気が晴れた。その時点であと100kmくらい残っていたが、アップがなかったこともあり割とあっさりテン場に着いた。」
調べてみると三国峠から旭川までは100km160upほどなので、ほぼ全ダウンのようです。 ちなみに彼はアップが嫌いらしく、北海道を選んだ理由の一つとしてアップが少ないことを挙げていました

村岡22「北海道班を選んだその他の理由としては、涼しいこと」
北海道は北の大地だけあってかなり涼しく、池田22によると夕方の気温は20度ほどになるそうです。うらやましいですね。ちなみに現在私がいる名古屋市の気温は、午前1時45分現在で26度あります。

村岡22「あとはセイコーマートがあること。100円パスタ(100円とは言ってない)は全制覇して、最近はホットシェフに課金してる
念のため解説しておくと、ホットシェフというのはセイコーマートの各店舗で調理したお弁当屋ホットスナックなどの総称です(多分)。
少々お値段はしますが、セイコーマートは端的に言って神なので、お布施をするのは当然のことです。 しかもたった数百円お布施をするだけで現世利益(おいしい食べ物)が即刻得られるのですから、なんと良心的な神なのでしょうか。

村岡22とはこんな感じでセイコーマートについて盛り上がって会話を終えました。

以上が班員の感想になります。


明日の行程
天気がすぐれないため、旭川停滞

かさましおまけ

記事冒頭で少し触れた事前準備の内容ですが、池田22にお願いして各班員の自転車の写真を送ってもらっていました。

@池田22および池田班各位
夏合宿中にもかかわらず面倒なお願いを快諾していただいて有難うございます。また、班員の皆様もご協力ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。


送ってもらった自転車写真を見ながら私が思ったことをオタク特有の早口でコメントざっくばらんに書きなぐっていきたいと思います。
ええ、私にしか得のない自己満記事ですが何か?


池田22の自転車その1

本人からのコメント「クロモリゆえに出せるワイン色の感じがめちゃ好き。担ぎはしたくない」


池田22からは“Fuji フェザーctx”と送られてきましたが、おそらくFUJI FEATHER CX+でしょう。
このバイクがKUCCにおいて使われ始めたのは、私の記憶が確かなら辰巳15が最初であり、結構歴史があります。
クロモリらしいシャープなフレーム形状とそれを引き立てるシンプルなカラーリング。
ダボ穴も適度にあり、街乗りからツーリングまでこなしてくれる懐の深い名作バイクであり、池田22にぴったりですね。
また、フレームとザックの色が彼の服装にマッチしており、非常に完成度の高い写真だと感じます。



池田22の自転車その2

本人からのコメント「佐藤14と色違いのチャリである事がわかっている。アルミなのにめちゃ軽いしアップをこのロードで行くと基本楽しい」

GIANT TCR SLR2ですね。よく見かけるのGIANTのロードバイクといえば衣川15,森15,澤田12などで印象深いDEFYですが、それと比べるとTCRは快適性を犠牲にして軽さと走行性能を得たバイクなので、池田22の感覚はなかなかに鋭いですね。

また、先ほどのFUJI FEATHER CX+と見比べるとだいぶ前傾姿勢の強いポジションに設定しており、しっかりと使い分けをしていそうなのが想像できます。いいですね。


また、この写真に関して言うと、今回送られてきた写真の中で唯一自転車の右側から撮影されています。KUCCには右側から撮る文化はあまりないですが、自転車の表情が良くわかるので私は右側から撮るようにしています。



村岡22の自転車

本人からのコメント「良くも悪くもクセがなく、全体的に扱いやすい」

JAMIS RENEGADE A1。林り18をはじめとして多数の部員に愛用されているバイク。アルミフレームでありながらカラーリングは派手過ぎず、かといって地味すぎずの絶妙なラインをついており、それゆえに週末グラベルからレースまで幅広く使えるデザインとなっています。
村岡22はタイヤをSCHWALBE MARATHONに換装しており、KUCCらしいチョイス。ちなみに私はMARATHONが大嫌いですが。
ペダルはMKS PROMENADEでしょうか……お手頃価格ながらも定期的なメンテナンスをしてやることで回転がどんどん軽くなり耐久性も抜群のペダルで、非常によいチョイスですね。

ここまで特に大きなメカトラは起こっていないようで、彼は車体が優秀だと語っていましたが、1年以上ノートラブルなのは間違いなく彼のメンテナンスが行き届いているからでしょう。素晴らしいことだと思います。
風景写真に自転車を入れることからも、彼はこの車体に対して人並み以上の愛着を持っているのではないでしょうか。



アーロン23の自転車

本人からのコメント「好きなところ: 見た目がかっこいい。タイヤが太め。嫌いなところ:重い」

BREEZER RADAR EXPERT。KUCCにおいてはこの2,3年の間に採用され始めたのだと思いますが、正直あまりこのブランドに詳しくはありません。
ただ、web上のスペック表を見る限り、MTB用の前後変速機をSTIレバーで引いており、2010年代のKUCCを彷彿とさせます。メカチーフ飲み会の話のネタになりそうですね。
チェーンリングが46/30T、スプロケが11-36Tなのも個人的に非常にポイント高いです。ちょっと欲しくなってきました。
ペダルはMKS XC-III titaniumですね。他ブランドの復刻モデルということもあってか、MKSペダルとしてはコンケーブが浅めなので、深めのコンケーブが苦手という方に特にオススメなペダルです。

タイヤサイドがそれなりに汚れているのに対し、フレームが汚れているように見えないのは、彼が気を使って手入れをしているからなのでしょう。
しっかり乗っていながらも手入れに気を使っていることがわかるので、個人的に一番かっこいい汚れ方です。



青山23の自転車

本人からのコメント「良いところはフレームの形が滑らかでカーボンっぽくてかっこいいところ。悪いところは軽くてダートとかで折れそうだと思うとこ。」

Bianchi Impulso Allroad。これはいい意味でKUCCらしくない車体が来ましたね。どうやら山下21の知人に譲ってもらったそうです。いいなあ。

折れそうなのを心配していますが、仮にもAllroadを名乗っているので、事故車とかでない限りダート程度で折れることはないでしょう。
さっきKUCCらしくないといいましたが、この車体に容赦なくリアキャリアとザックをつける実用性重視な感じはまさしくKUCCのツアー車であり、私は非常に好きです。
ペダルはMKSのMASH STREAMですね。車体がかなりスポーティーなデザインなので、踏面がコンパクトなこのペダルがよく似合っています。



大森23の自転車

本人からのコメント「ディレーラーハンガー一体型であることが懸念点。安い。個人的にいいデザイン。」


Basso Marte。これ実物を見たことがあるんですが、フレームの色味が他に類を見ない絶妙な雰囲気を醸し出しており、なおかつタイヤサイドのアメカラーとも非常にマッチしてます。良きです。

大森23はヘルメットとザックカバーの色は車体色を意識して揃えたんでしょうか。そういうこだわりって良いですよね。
ちなみに大森23が用意してくれた写真は上のやつなんですが、「あまりに質素な写真だったので勝手に高橋22の写真を引用した」ということで池田22から送られてきたのが下の写真になります。


ごめん、髙橋が楽しそうすぎて車体に目がいかへんわ笑