定時連絡(8/16)四国山陰山籠もり班(香川班)

院試1週間前となり,範囲の半分近くが手つかずであることに絶望した渡辺20です。今月僕は何をしていたのでしょう。 

行程:今治→しまなみ海道→尾道

班員:香川22,蔭山23,林り18(,竹中21朝離脱)

明日の行程:輪行で広島

 

香川22

「今日は優勝です。」

 

何やら幸せそうなふわふわした声です。

 

「しまなみは去年もNFで行ったんですけど,去年はナイトラン気味,輪行TTでしんどくて。今日はゆっくり走れて,こんないい道だったんだなあと感動しました。午後になると暑くてしんどかったけど。昼には尾道ラーメン食べて,夜には居酒屋でカキとか食べて,しかも凜太朗さんがおごってくれて。最高な一日でした。」

 

居酒屋で優勝したようです。ツアー中の居酒屋ってほんと最高ですよね。

 

「竹中さんは朝体調が悪いと言って輪行して帰りました。のどと頭が痛いと言っていて,先日参加してくれた北島さんもコロナって言ってたから,ちょっとまずいかもしれない。班員は今のところ3人とも元気です。」

 

晴れのしまなみ海道はさぞかしきれいだったことでしょう。サイクリストの聖地ですから,自転車に乗る人間として一回は行ってみたいですね。一般認知度も高いので部外の人を誘うのも楽しそうです。僕はいつでもいけると思い続けてはや3年,大学生のうちに行くか怪しくなってきました。

今年の夏合宿はコロナが猛威をふるっていますね。夏合宿は毎日体力を消耗するのでかかりやすそうにも思えます。とりあえず何かに祈っておきましょう。

 

 

蔭山23

「しまなみが晴れてよかったです!」

 

一日が終わってなお,元気そうでなによりです。しまなみの魅力を聞いてみました。

「しまなみの魅力は,景色がいいっていうのはもちろんですけど,一つ一つの島におりることになるので,そこでそれぞれの島の特徴を見られるのがいいですね。」

 

ローカルな雰囲気に魅力を感じたようです。そういえば、僕は今日大文字を見てきました。京都の,特に京大周りの,日本っぽい文化が日常生活の中にあるというか,一歩足を伸ばしたところにあるというか,その感じがいいですよね。という話を淺野や坪川としました。特にKUCCはそう言った生活感への志向をもつ人が多い気がします。

 

「凜太朗さんが居酒屋おごってくれました,おごってもらう飯ほどうまいものはない。」

 

本当にそう。おごる,おごられるって特別な喜びがありますよね。

 

「しまなみでは島ごとにトレインの先頭を替わりました。香川さんに速いと言われた。」

 

トレイン実習をしたようですね。フラット基調だし,アップダウンも少しあって丁度良かったことでしょう。

 

「明日は班としては輪行ですが自分は自走するか迷ってます。雨降りそうなのが渋いです。」

 

一回生の夏から線つなぎをするのは優秀だなあと思いましたが,聞いてみたら純粋な自転車漕ぎモチベでした。キラキラしていて眩しいです。線つなぎを薦めましたが渋そうな反応をしていました。

 

「広島行って観光するくらいならチャリを漕ぎます。金かからないしそっちの方が楽しいですもん。」

 

キラキラというよりギラギラの方が近いかもしれません。相容れないタイプだと気づきました。

 

「食パンとフルグラで生きてます。ハチミツはバーストしそうだし,あれ1個でパンいくつ買えるのかなあって思います。」

 

フレッシュですね。自分の老いを感じました。個人的に食パンの魅力は①安い②食べ過ぎない③タンパク質多い④カロリー計算が楽,というあたりだと思っています。豆知識として,コンビニのSAVASのプロテインを買うより横に並んでいる500mlの牛乳を買う方がタンパク質量的にも,他の栄養的にも得だと教えてみましたが,残念ながら牛乳が苦手なようでした。

 

 

林り18

 

お久しぶりの凜太朗さんです。

 

「自信なさ過ぎてカーボンロードにバイクパッキングの春本州並みの装備で来ちゃったよ。課金で上回生としての威厳を保ってる。」

 

気合の入れ方が違いますね。凜太朗さんがそこまで軽量化すると逆に全体のペースの遅さにしんどくなりそうです。

 

「蔭山のトレインの振り返りをしたんだけど,速いのはまだよくて,信号からの最初の加速速いのもまだいいのよ。でさ,なんでスピード上げるのか聞いたら『最初後ろが詰まるのが良くないと思って』って言って,でもその後安定状態に入るときにスピード下がるわけだから詰まるじゃんって言ったら,『フーン,なるほど。じゃあ先頭がスピード下げなければいいんじゃないですか』って。」

「僕がトレイン牽いてた時も,最初の方『信号まちのスタート速すぎる』って言われてたから,めっちゃ懐かしくなった」

 

脳筋だし,一回生らしいパワーを感じますね。元気に溢れていて微笑ましいです。

トレインを牽くのって難しいですよね。先頭の人と後ろの人って条件が違うわけで,先頭の人が普通に走ってても詰まったり離れたりするし。スタートはゆっくり,上り坂に差し掛かるときは踏んで,下り坂の時も少し脚は回して。気持ちよく回して丁度いいペースの時もあれば,速すぎる時もあり。いまだにうまくできません。という話をしました。

 

「そういえば,ラーメン食べた時?蔭山が空いてる席に全然座らなくて,何かと思って聞いたら,老人は先に,って。老人だよなあーってなって,電車で席譲って貰って怒る老人の気持ちが少しわかったわ。ははは。」

 

老人は老人であることを自覚しているけれど,老人として扱われるとたまに少し悲しい気分になります。

 

香川に代わってもらおうとすると,既に眠っていました。お疲れ様です。