お久しぶりです、宇野沢21です。初めての定時連絡（する側）にやや緊張しながら電話を待つ間、腹ごしらえのためにパックご飯を温めたのですが、箸を洗いたくないのでラップの上に開けておにぎりにして食べようと思ったら、ラップは破れる、米はこぼれる、熱くて握れない、と散々な結果になりました。横着はよくないですね。こんな感じで、今は元気に夏休みを過ごしています。
改めまして、渡邊班の定時連絡です。麻婆豆腐とお米を自炊している最中でした。電話越しから、和気あいあいと楽しそうな様子が伝わります。
メンバー
渡邊22、磯川22、源23、脇18、岡崎15（ブハ20が離脱）
今日の行程
上田市から道の駅 北信州やまのうちまでフリー
感想
渡邊22「男として生まれたからには、強さ・賢さ・楽しさ・カッコよさ・全部持ってなきゃいけないと思いました。」
（訳注：自由行動で、漫画を読む時間があったそうです。その漫画からインスピレーションを受けたものかと思われます。）
源23「停滞日と言われていたが、60キロ漕がされたので地味にしんどかった。信州そばを食べられてよかった。自転車の後輪に不具合が起きたが、脇18さんと岡崎15さんに、自転車屋さんまで付き添ってもらって直してもらった。」
宇野沢21「“しあわせ”縦断班とのことだけど、その実態はどう？幸せですか？」
源23「幸せ度はけっこう高い。あんまり合宿終わってほしくない。メンツが良い。行程はブラックすぎるので、優しくしてほしい。が、そこも含めて幸せ。（洗脳済み）」
今回の電話や他の記事からも分かるように、この班はメンバーと雰囲気がとても良い。“しあわせ”の真髄は、ここにあるのかもしれませんね。下回生の体力やツアー全体の持続可能性は何より大事なので、もし本当にしんどい時は、班長や上回生に行程のホワイト化を打診しましょう。でも幸せなら、OKです。
磯川22「去年も訪れた善光寺に立ち寄った。（衣類の）あまりの生乾き具合に耐えられず、コイランに行った。快活でシャワーを浴びた。あと、丸亀のうどんを食べた。今日は約60㎞アップ無しなので休養日扱いになっているが、源がしんどそう。真の停滞日を設けたほうがいいかも。渡邊と相談する。」
明日に備え、コンディションを整える日にできたようですね。周りの様子や行程のことも考えていて、上回力の高さが伝わってきます。
磯川22「（班の様子について）楽しい班。さっき、渡邊22が定時連絡の電話を受けながら米の分量を量っていたらあやふやになってしまって、源23も電話を聞きながら水の量を量っていたら、こっちも分からなくなってしまった。」
米の量も水の量も分からない米炊きとは前代未聞です。それはもう、ただのガチャじゃないでしょうか。でもこの米炊きが何やら、脇18さんのちょっとした命運を握っているのだそうで。（後述）
磯川22「今日ブハ20さんが抜けて、明日脇18さんが抜ける。5日間ぐらい居てくれたので寂しい。（お二人の班での活躍について）脇18さんがいて、班が引き締まった。この班の当初の予定があまりにもブラックだったが、冷静な視点からブラック度合いを是正してくれたり、班員に早起きを促したり、班員のメカトラにも対応していた。ブハ20さんは、例えば自転車が倒れそうな時、メカトラ等ちょっと源が困ってる時に、誰よりも早く駆け寄っていた。」
お世話になった班員の離脱は寂しいですよね。今日合流した岡崎15さん、他これから合流予定の上回生に、しっかり頼っていきましょう。
脇18「源23、岡崎15と一緒に長野駅に向かう途中、源23のメカトラがあったのでチャリ屋に行った。そのあと良さげなお蕎麦を食べ、テンバに直行した。明日の朝離脱して京都に帰る予定だが、今の米炊きと明日の米炊きを失敗したら、皆と一緒に渋峠まで登らされる。岡崎15と渡邊22にそそのかされた。留年がかかっていてヤバいのに。」
どういうことでしょうか。もう少し話を聞いてみました。
脇18「講義を受けてレポートを書く必要があるのだが、その講義が8/10の13時開始。3～4.5時射出ならワンチャン間に合うが…分業で米を炊いているが、水の量のミスは（自分が担当する）沸騰・蒸らしの作業ではカバーできない。厳しい戦局。」
宇野沢21「でも皆、脇18さんに帰ってほしくないからそんなことを言ってるんじゃないですか？」
脇18「そんな気もするな。ありがたいことに。…（中略）最悪の場合、快活でzoomを受ければ良いんだけど…なんか話してるうちに、登ってもいいような気がしてきたな…でも、11日からお盆の予定が詰まってるので、ちゃんと帰ります。」
ちょっと登るサイドに心変わりしてて草です。上にも書いた通り、この一連のやり取りから班員の仲の良さが伝わってきて、何とも微笑ましい限り。何はともあれ、今日と明日の米炊きの成功を祈っておきました。
岡崎15「朝に合流した。脇18、源23と食べた蕎麦は美味しかった。久しぶりの夏合宿。 去年などは仕事で海にいて行けなかったが、今年は行ける。夏合宿は楽しい！些細なことでも、たとえば風呂からテンバまでの道のりやジャンなど、良いと感じられる。」
生き生きとした様子が電話越しから分かります。私も少し遠出をしたくなってきました。
明日の行程
毛無峠と渋峠に登り、草津に下りて、温泉で優勝！
休養日明け、明日からまた無理せず頑張ってください！