遂にこの日がやってきたかあって感じです。16年度入学の山下まです。
私は現在東北班にいるのですが、盛岡で一時離脱してこの記事を書いています。というわけで盛岡といえば福田パンに行ったりしてました。まっつんが夏みかんマンゴー味とコーヒー味を合わせようとしていたので、それはどうなん?と思い止めたんですが、、、まっつんと一緒にいると自分の舌が正しいのかどうか疑心暗鬼になります。
無駄話は程々にして定時連絡行きますね。
まず中国四川班班長の𦚰から連絡がありました。
今日の行程
若尔盖(ゾルゲ)→花湖風景区→郎木寺
𦚰𦚰「もしもし。」
山下「もしもし。お疲れ様です。」
𦚰𦚰「お疲れ様です。」
山下「どうですかそっちは?」
𦚰𦚰「いやぁー景色が良すぎて、、死にそうです。」
山下「死にそう?笑」
𦚰𦚰「天にも昇る気持ちです。」
景色が良すぎても死ぬことはないと思うのですが。まあ言わんとすることはわかります。
𦚰𦚰「なんか、草原って景色一緒かと思ってたら全然違うンすよね。だからこう、感動しちゃって。無限にフラットでも全然漕いじゃいますね。」
“北海道のフラットをずっと走ってると飽きる”というよく知られた現象がありますが、中国は違うようです。やはりそこは島国と大陸の違いということでしょうか。
山下「今日の行程はどんな感じだったの。」
𦚰𦚰「昨日いたゾルゲって街を出て、80キロ強ぐらい北上して、ろーぼくじってところに来ました。」
山下「(行程 ゾルゲ → ろーぼくじ っと)」
𦚰𦚰「後で漢字送っときますね。」
さすが分かってらっしゃる。
𦚰𦚰「あと花湖っていう湿原みたいな観光地によりました。なんかここもお金払って入る観光地だったんですけど、僕と岡崎さんとキヌさんしか入らなくて。みんな金払いたがらないっていう。」
このあと1回生がケチなことについて愚痴がしばらく続きましたが今ちょっともう眠いので割愛。まだ𦚰終わらんのマ?
𦚰𦚰「あと僕今回フォトコン取りに来てて、カメラ持って行ったンすよ。で今日写真撮ろうとしたら『メモリーカードに空きがありません』って表示されて。メモリーカード何回も差したり抜いたり差したり抜いたりしたんですけど認識してくれなくて。もぅ冒険の書は消えてしまいましたね……。」
𦚰がカメラと格闘する姿が目に浮かびました。しんどそう。でもこういうのほっといたらなぜか復活したりするんすよね。
𦚰𦚰「でもカメラで撮った写真はスマホでも撮ってたんで、怪我の功名というか不幸中の幸いというか、そんな感じです。」
よかったです。リスクヘッジは大事ですね。
𦚰𦚰「あと花湖はきれいでしたね。」
送ってもらった写真を載せておきます。
次は一回生の黒井です。
黒井「あ、もしもし。黒井です。」
山下「あ、もしもし。お久しぶりです。」
黒井「お久しぶりですー。」
黒井は新歓ランで一緒でした。私と同じFujiのFeatherCXに乗ってるので勝手に親近感持ってます。
山下「どうですか中国は?」
黒井「楽しくやってますよ。」
山下「じゃあ今日の感想を。」
黒井「今日の感想は、主に三つくらいなんですけど、」
3つか、なるほど?
黒井「1個は、後ろ髪を伸ばしてて、それをヘアゴムで縛ってて、それでヘアゴムを3つ持ってきてたンすけど、今日最後の1個をなくしちゃって、」
だから明日停滞なので新しいのを買うという話でした。
山下「なんで伸ばそうと思ったの?」
黒井「え?なんか、、るろうに剣心とか、あんな感じに憧れて、、、、、
~3分後~
あ、でこれは、3つの中で一番しょうもない話。」
余計な深堀をしてしまいました。あとから録音を聞いてて思ったのですが、俺ただのめんどくさい面接官みたいですね。
黒井「2点目は今日も景区(観光地のこと。今回は件の花湖)行ったンすけど、今日は俺はパスしたンすけど、」
𦚰も嘆いてましたが、かるーく観光地ブッチしてますね。
黒井「昨日も行ってて、昨日は日向ぼっこで行かなかったンすけど、今日は近くの丘みたいなところで自転車乗ってました。だから今日はセーフです。」
セーフとは。𦚰の胃が思いやられます。
黒井「けど観光に行かないのは、これはちゃんと書いといてほしいんですけど、𦚰さんの作った行程が素晴らしすぎて、わざわざ景勝地を見るまでもない。普通の道がすごく美しいので。」
はい。
黒井「最後の1つは割としょうもない話なんですけど、今日郎木寺入る前なンすけど、ホテルの客引きみたいなのがたくさんいるンすよ。途中マスクをつけた女の子が客引きしてて、**が『今まであった女の子の中で一番かわいい』とか言い出したんですよ!確かに目元は可愛かったンすけど、マスクしてたら分かんないじゃないですか。」
なるほど?
黒井「マスクしてる状態で94点とか言って、それは違うだろって。憤りを感じてる。**が今から写真を撮りに行くらしいンすよ。おれも一緒についていくンすけど、何とかしてマスクを取らせたい。」
口元は重要ですよね。歯がガタガタだったりアゴが出てたりしますからね。マスクを取った姿がどんなだったかは集合地とかで聞いてみましょう。
次は後藤です。
後藤「ああ後藤です。」
山下「あ、もしもし山下です。」
電話中って“あ”が増えがち。
後藤「今日はちょっと観光地行かずに3時間ちょっと暇な時間を作ってしまったのが反省。」
山下「何してたの?」
後藤「え、なんか、銀マ敷いて、ウォークマン出して、ずっと音楽聞いてました。」
風呂グダ3時間よりよっぽど気持ちよさそう。羨ましい。
後藤「そしたらなんか中国人に絡まれて、めっちゃいい話みたいなんされて、」
山下「いい話?」
後藤「え、なんか西安で政府に勤めてるんだけど、いろいろ中国国内回ってて、花湖きれいだからぜひ行っといたがいいよー、みたいな感じで諭されて、その時はもう時間的に行けなくてちょっと空しい気分に、なりましたね。」
山下「まあそれは確かにちょっと悲しいな。」
後藤「でも80元(1300円くらい)ってちょっと高くないっすか?」
ホテル代と食費がはるかに安いのでボラれてる気分になるそうです。いろいろ観光地ブッチの理由を教えてくれましたが、私は行かずに後悔するより行って後悔するほうがいい気がします。
(このあと暫く懸賞問題と村上15さんの話をする。)
山下「そろそろ日本帰りたくなったりならない?」
後藤「いやーならないっすね。最近2年くらい全然海外行けてなくて。ずっと行けてなかったんでまだまだ全然飽きません。」
山下「じゃあ日本に帰ってやりたいこととかそんなない感じ?」
後藤「まっっったくないっすね。僕としては日本にいる間は海外に行くための下準備というか。」
海外慣れしてそうで頼もしいですね。日本にいる時間も大切にしてほしいものですが。
大豆「もしもし代わりました大豆ですー。お疲れ様ですー。」
聞きなれた声が出ると安心しますね。
山下「もしもしー。元気?」
大豆「あーまあ元気ですねえ。あーなんかきy」
山下「元気?ほんとに?」
大豆「あはw、はいw大丈夫です。なんか定時連絡でいつも入られてる感じですけど最近は元気です。」
割と元気そうでした。なんか字面で見るとそうでもないな。
大豆「まず初めに訂正しておきたいのが、昨日の景区に行ったのが3人だけになってるんですけど僕も行ってます。」
だそうです。
大豆「今日は体調と、あと昨日ナイトランを避けるために爆走したので、明日のトレッキングとかに向けて足を残しました。」
後から聞いて分かったのですが中国は観光するにも足を削られるようです。
大豆「あとなんだ、えっと行程の感想としてなんですけど、人生初馬に乗ったンすよね。」
ほう。
大豆「視線とか、あと乗ったら揺れるのとか馬もちゃんと生き物なんだなーって。」
後から思ったんですけど普通に乗り物って機械でも揺れません?電車とか。まあいいか。
話を聞きながら大豆に遊牧民の衣装を着せて馬に乗らせたら似合いそうだなって思いました。
山下「班の雰囲気とかどう?」
大豆「えーっと、、、【闇を感じたので削除】」
山下「(場を和ませようと)後なんかあるかな、、、あ、天見君が三伏峠にこれから行くんだけどなんかメッセージない?」
大豆「(3秒くらい間)うーん、えっと、うーん、なんだろ、が、頑張ってくださいとしかい、言えないというか、」
私の振りが悪かったです。すみませんでした。
大豆「雪辱を晴らしてくださいという感じでしょうか。」
天見頑張ってね!
大豆「あと児玉に『ジャンしろ』って書いといてください。」
次はキヌさんです。(以下敬称略)
衣川「今日の行程は2年前の分と一緒で、すごい懐かしかったわ。」
まっちゃんさんのですね。えもいっすね。
衣川「2年前は輪行挟んでしまったんやけど、今回は全部行けてよかったわ。」
衣川「前回はイヌがたくさんおってスプリントとかしたんやけど、今回は全然おらんくて拍子抜けしたわ。もっとイヌに追いかけてほしかったというか、スプリントが、、欲しかったなあというか。」
ストイックすぎてストイックという言葉が適切なのかわからない。
衣川「マジで一匹もおらんくて悲しかった。2年前はまっちゃんが落車したりとかして、、、」
ある意味中国ツアーの醍醐味なんですかね、イッヌ。
衣川「前回はオフシーズンで今回はオンシーズンやから。景色が良かった。前は荒涼としてたのが、緑が生き生きとしてて、大陸を感じて、ユーラシア大陸のヤマの方がいいなあって感じかな?笑」
冬と夏の阿蘇の違いみたいなもんでしょうか。阿蘇はチベットとかモンゴルとか言われてますが、あれがずっと広がってるのかと思うと確かに行ってみたいですね。
山下「日本にいる人にメッセージとか日本に帰ってやりたいこととかありますか?」
衣川「勢戸に『仕事頑張って』って。日本に帰ってやりたいことは、そうやな、特にないわ。あ、筋トレしたい?あ、やっぱいいわ。」
筋トレ頑張ってる人はキヌさんを見習いましょう。
(当局の妨害電波が発生。)
**「**です。」
山下「ちょっと感想を聞く前に、マスクつけてる客引きの女の子に94点付けたって?」
**「94+αです。」
+αだと?
**「αはマスク外した時のポテンシャルです。」
なるほど?
**「で、めっちゃ可愛いって思って僕はあの、コンビニを、あの聞くふりをしてしゃべりに行ったんですけど、子供で、意外と、なんでしょう、まあまあまあまあみたいな。」
意味深ですね。**が〇リコンじゃないことを祈ります。実際の歳は15くらいだったそうです。
(妨害電波が消滅する。)
萬木「初めまして。萬木です。今日の感想はヤ(↑)マが、すごいなんかイ(↑)ワ肌がすごく見えてたりして、これまでない景色で、変わった形のイ(↑)ワとか見れて楽しかったです。」
ヤマとイワのイントネーションが独特でした。伝わってくれ。話が全然入ってこない。
萬木「あと途中水が流れてるところがあって、すごい川遊びしたいなーとか思いました。」
私もしたいです。川遊び。
山下「日本に帰ってやりたいこととかない?」
萬木「今日黒井が食べてた中華版歌舞伎揚げをもらったんですけど、懐かしい味がしました。帰ったら日本食をいっぱい食べたいですね。」
海外班あるあるですね。知らんけど。
大林「もしもし大林です。」
山下「元気?入られてない?」
大林「酸素が欲しいです。(標高が)3500くらいあります。なんか、ずっと脇腹が痛いンすよね。」
大林「多分順応はしてるンすよね。ただ順応の程度が、ほかの人よりザコイ。体質的に貧血気味なんすよね。だから赤血球が足りないンすよ。だから現地人から血を吸うしかない。」
(ここでしばらく大林が吸血鬼のもの真似をする。)
大林「なんか広瀬がもっと怖いこと言ってたンすよ。1回生多いから【検閲削】してもバレないとか。」
みなさん広瀬には気を付けてください。
大林「行程の感想は特にな、あそうだ馬に乗りました!ラオウの黒王号みたいな。」
特になかったですね。
大林「あ!あと今日岡崎さんと寝たんですけど10分くらいで岡崎さんにブランケットを奪われて凍えて寝ました。寝相悪い人多いんですよね。歯ぎしりの黒井、いびきの萬木、寝返りの後藤。」
悪寝相三銃士を連れてきてしまったみたいです。大豆は笑いながらでんぐり返りするらしい。ストレスたまってそう。
??「もしもし、マヨだよ。久しぶりだね。カワバタ?カワバタ?」
似てる。
岡崎「ふぅ。風呂あがったンだわ。今日の感想?最近痴呆で行程覚えてねンだわ。」
山下「今日はゾルゲってところからろうぼくじまで80キロ北上らしいっす。」
岡崎「えぇ?あぁ。」
~当局の妨害電波により一時中断~
岡崎「聞こえる?ああよかった。あの、毎日きれいなンだわ。でもイヌ怖えンすわ。昨日追っかけられたンだわ。」
岡崎「狂犬病とかじゃなくて、人語を解さない生き物が自分に向かってくることが怖い。だから今日は犬即斬。」
岡崎「中国の観光地は景区って呼ばれてて、ランクとかがあって、A、AA、AAA、AAAA、AAAAAとかなんだけど、BとかSとか使えよ。」
岡崎「やっぱスケールがでけえンだわ。今日景区入って4キロ歩いたンだわ。もう疲れたンだわ。景区に3時間とか使ってんンだわ。めっちゃきれいなんだけどめっちゃ疲れンだわ。」
岡崎「昨日行ったとことか上りはエスカレーターなのに下り階段なンだわ。上に松葉杖ついてる人とかいたンだわ。下りれねえンだわ。バリアフリーがなってねンだわ。」
突然の𦚰「僕は景区を整備する人になる!」
𦚰には頑張ってほしいですね。
(しばらく岡崎さんとわんこそばの話をする。)
岡崎「日本に帰ったらコナンを見たい。特に元太。」
岡崎「日焼け止め買ったンだわ。でも黒くなンだわ。しんどいンだわ。」
岡崎「唇が痛かったからリップクリーム買ったンだわ。幸せなンだわ。」
𦚰再び
𦚰𦚰「1回生の金銭感覚がわかんないんすよね。服とかに金使うンすよ。躊躇もなく。なのに景区80元だったら『80元かぁ~。』みたいな。」
𦚰𦚰「いや何のために節約してんだよ。次黄河とかくんのかって。次くんのかって。どーせ行かない。今をちゃんと大事にしてほしい。行程に金使ってほしい。」
𦚰𦚰「そんなに金使いたくないなら信州行けって。航空券買った時点で誤差。」
延々と愚痴が続く。
𦚰𦚰「……けどやればできる子たちなんですよ。」
なんだかんだ1回生と仲がよさそう。
𦚰𦚰「上回生は【褒めてるので割愛】」
𦚰𦚰「児玉に言いたいんですけど、『𦚰の高校時代のエピソードを出せ』って僕に言うのはおかしい。萬木に言って。」
明日の行程は、郎木寺で停滞してトレッキングとかゴンパ巡りだそうです。
これあと6班あんの?時間ねンだわ。
文責 山下ま