次は東日本班です。もうこの時点で聞くほうも話すほうも疲労があったと思われます。
東日本班
面子
《1回生》
坂井,久保田
《2回生》
岡野
《3回生》
梶尾
《4回生以上》
藤原16,井上15,勢戸15,岡本14
本日の行程
富士川→大弛峠→川上村
岡野梶尾さん岡本さんは佐久まで自走。
そのほかは野辺山から輪行。
〜岡野〜
速水「お疲れ様。今日はどうだった?」
岡野「3,4だったんですよ。ゲートが台風で15時に閉まるので。途中雨に入られながらも,耐えました。今日は自炊しないで,いま中華料理屋で優勝してます。」
注)3,4とは3時起き4時出発の意味。
速水「本当にお疲れ様。で何頼んだの?」
岡野「鶏肉の辛子炒めです。」
速水「おー,美味しい?」
岡野「いや,まだ食べてないです。」
図らずも,バラエティで定番のアレをやっちゃいました。このときは面白かったんですけど,文字に起こすとちょっとアレですね。つくづく,文章と会話の違いを感じました。でもきっと岡野が悪いと思います。
速水「班長としてはどんな感じ?」
岡野「予定外離脱者が多いのがしんどいです。戸河里は体調不良だし。小島もサイレント離脱するし,ヨアヒムさんに至ってはテン場で寝られないからって離脱ですよ?ちょっと信じられないです。」
個人的にヨアヒムが一番浮○者感ある感じがしてました。人は見た目によらないようです。
速水「最後に何かない?」
岡野「大弛峠の途中,坂井がしんどそうだったので,ザック持ってあげようとしたらめっちゃ軽いんですよ。聞いたら軽量化したらしくて,シュラフも中華製に替えたりしたらしくて。最終的に,このシャツの重さ130グラムですとか言い出して,もう訳がわからないです。」
たまに自転車のパーツとかを軽量化してる人は見ますけど,シャツまで量る人は初めて見ました。まあ個人的には10gとか軽くして喜んでる人は,脳みそが軽そうで羨ましいです。
〜坂井〜
速水「今日はどう?」
坂井「大弛峠とかめっちゃ天気悪くて,しかも下りはダート。序盤は土が見えないダート。途中から土が見えてくるようになったけどダート。雨で水たまり。ダート。」
多分,丸のしんどいくらいにダートの意味が失われています(北海道東北班の定時連絡参照)。
坂井「しかも,軽く落車して泥だらけになったんですよ。」
速水「マジか。怪我とかしてない?」
坂井「本当に軽いやつなんで。全然大丈夫です。」
速水「傷とかないやつか。」
坂井「派手な落車じゃないんで。本当に平気です。」
自分から話を振ってきたのに,後半謎のプライドを感じました。落車してるくせに。
まあそれは冗談として,2017ヨーロッパ班ではツアー通して班員のほとんどが落車を1回はしていた気がするので,ツアー中の方は改めて気をつけてください。
速水「いいことは何もないの?
坂井「野辺山でソフトクリームが唯一の癒しポイントでした。美味しいソフトクリーム最高です。」
多分セブンのソフトクリームも高原で食べれば美味しく感じると思います。信頼のおける僕の感覚によれば,人の味覚は視覚によって1.5倍増しで美味しく感じるようですし。
〜久保田〜
速水「どうだった?」
久保田「今日が一番しんどかった。雨が降ったり止んだりでテンションも上り返しがあって。しかも,途中から風邪気味になって。」
1回生は2人ともしんどそうでした。明日は輪行みたいなのでゆっくり休んでほしいです。
速水「先輩たちはどう?」
久保田「みんないい人です。特に勢戸さんはダートの楽しさに気づかせてくれて本当にすごいです。」
速水「勢戸さんみたいになりたい?」
久保田「それはどうかなとは思いますけど。」
勢戸さんにとって憧れられる先輩というのは,物理的にも少し高いハードルだったかもしれません。でもきっと久保田に色々優しくしてくれるのは,久保田が久保田であるからではないでしょうか(詳細は後述)。
速水「他に何かいいたいことはある?」
久保田「前回の洗濯フェーズで僕が自分の洗濯物を入れ忘れて,臭い服を着続けたんですよ。そしたらハエがめっちゃ集ってきてしんどくて,井上さんにも注意されたので,さすがに着替えました。」
ハエと井上さんは臭いもの,汚いものにはすぐ集ってくる習性があるので気をつけてください。特に井上さんは,1度隙を見せると,向こう3年は同じネタでいじってきます。周囲の人が飽きても止めることはありません。ハエよりたちが悪いかもしれません。
〜井上〜
速水「お久しぶりです。何かありますか?」
井上「興味深い事件があって……」
この事件については,特に勘違いだったっぽいので省略。
速水「上回生どんな感じですか?」
井上「藤原は相変わらず滑舌も悪いし,品もない。勢戸はまだいける。」
これが噂のやつですね。あと井上さんがいつの間にかそっち側になったのは少しびっくりでした。
〜梶尾〜
梶尾「久しぶりのダートでした。でも死は感じてない,生きててよかった。明日は一人でサイクリング,80km,1500upの予定です。」
相変わらずですね。彼には本気で花背最速を期待しているので頑張ってほしいです。ただ彼は文学部で勉強にも勤しんでいるように見えるのですが,語彙力はないみたいですね。
〜藤原〜
藤原「しんどい。附図書のクーラーのもとで暮らしていた身としてはただただしんどい。きっとツアーにいるだけで老害。」
これは訂正しなくてはなりません。ツアーに行っていなくても藤原は立派な老害だと思います。
まあでも附図書は本当に快適だとは思います。
藤原「あと院試受かったわ。それに一瞬でイキリツイートしそうな○○○○も受かったって。これで心置きなく○○○○を笑える。兄さんとか大田とか法学部の人も頑張ってほしい。」
おめでたいですね。まあみんな受かればいいなーと思います。
〜勢戸〜
速水「お久しぶりです。どうでした?」
勢戸「今日はアイスが美味しかった。天気と戦ってるのがしんどい。でも1回生の良い一面があった。」
速水「どんなところですか?」
勢戸「一緒にツアー行けばわかるよ。」
なんか,勢戸さんのいい女風の回答に少しイラつきました。あなたは普通の男です。
速水「社会人になってどうですか?」
勢戸「今日は弊社のトラクターをいっぱい見て満足。」
大して変わってないみたいですね。何もかも自転車を漕ぐ動力源にしているみたいでした。
この後に,ありがたいお言葉をいただいたのですが,勢戸さんのイメージを上げる必要はないと感じたので心の中にとどめておきます。
〜岡本〜
岡本「初めまして?」
速水「あんまりちゃんと話したことはないので実質的にはそんな感じです。」
実際岡本さんはじめ,少し学年が離れている先輩とはあまり話したことがないのでこう認知されてるのは仕方ないですね。でも,この会話の30分前くらいに定時連絡をしてたら,BOXに現れた梅木さんに「初めまして?君は何回生?名前は?」って聞かれたのにはビビりました。個人チャットもしたことあるはずなんですけどね…。しかも定時連絡をするのは大抵4回だと思いますが…。
速水「今日はどうでした?」
岡本「今日はいっぱい登れて満足。線が引けて登れたらそれだけで満足。明日,明後日も満足するまで漕ぐ。金曜くらいに離脱予定。」
岡本さんは僕とは正反対のタイプの人間ですね。羨ましい。KUCCは3回の11月に引退なんですが,僕は去年の夏合宿以降自転車に乗ってません。追いコンが思いやられます…。
あと言い忘れましたが,僕の書いた定時連絡は極めて現実に近いフィクションです。
書かれていることが真実とは限りませんし,それに関する苦情も受け付けるつもりはありません。
それではまた次回の定時連絡で。
速水