8/11 中国四川班定時連絡

イヤホン見つかりました。
続いてはワキ率いる中国班です。
1回生に、
「夏合宿班長になるなら何がしたい?」
を聞くことにしました。

F「今日の行程は?」
ワキ「今日の予定は、まず4000くらいまで標高上げて、下ってテンバるつもりだったんですけど、ややバースト気味、いや、バーストしました」
F「じゃあ1回生に感想聞くね笑」
ワキ「後藤にかわります」
F「(しゃべりたさそうな奴最初に持ってきたな…)」

後藤「お久しぶりでーす!」
F「あ、はい」「チャリ重くね?」
後藤「重いですけどまあ、問題にはなってないです」
彼は身長と不釣り合いにすら見えるルイガノGMTに乗っています。もしやそれで高身長に見えるの狙ったか?

「高山病出てない?」
「組長とキヌさんがしんどそうでした」
あればっかりは体質とかありますからね、、耐久フラットの最後を競い合っていた二人がダウンしてしまったのか。酸素は大事です。

後藤「あれ、海外行かないんですか?」
F「研究室に幽閉されました」
「ラダックとか行かないんですか?」
「ハンガリーは行くけど(以下略)」
「入学前にアルバム見てたんですよー、マナリからチャリで行ったんですか?」
「いや、違うけど云々」
(以降ラダックの話なので割愛)
彼はチャリなしであのへんに行ったことがあるそうです。チャリでも行ってみたいらしい。馬場がんばれ、班員は確保できてるぞ。
「行程の話に戻ろうぜ」
「1500up登りっぱなしって国内じゃなかなかないですよね!?嬉しいんですよ」
何が嬉しいのかよくわかりませんでしたが、日本じゃ珍しい地形に興奮しているようでした。たぶん。

F「ところで、夏合宿班長になったら何がしたい?」
後藤「来年ですか?馬場のラダックか、中央アジア作るかですね」
タクラマカン砂漠も行きたいらしく、モチベを感じました。成長したらどうなるのか楽しみです。

後藤「ところで、このあとソロで300キロ無補給の高速道路走るんですけど、笛木さんならどうしますか?」
F「(まじかよ)自走に興味なかったら、僕なら輪行するわ笑 自走するなら水と食料積めばいけるよね、、高速道路だし、本当にヤバいときは車に助けてもらうんだよ」
追記、助けてもらうつもりで走ってはいけません。自分のことは自分で、ね。
後藤と喋りすぎて充電がなくなってきた(なお夏合宿の話はほとんどしていない)ので、マンキにかわってもらいました。

マンキ「こんにちは〜、マンキと申します」
F「高山病大丈夫?」
マ「僕は大丈夫です、たまたま」
F「たくさん水のんどくんだよ」
マ「あ、はい。今日はまじでしんどかったんですけど、、後藤からきいてます?なんか、僕しんどすぎたんですけど、岡崎さんがグレイテストショーマンの歌流しながら登ってて、僕も元気出ました。歌うと元気出ますよね」
こういう1回生かわいいわ。
そういえば、東北班のタケシも乃木坂流しながら佐渡のドンデン高原登ってましたね。僕は考え事しちゃうので、音楽は流さない派です。
F「来年夏合宿班長(以下略)?」
マ「僕、南米かアフリカかインド行きたいんですよ」
F「(範囲広すぎるわ笑)アンデスいいとこだよ」
8月のナミビアとか涼しそうですね。夏合宿モロッコ班ってあれか、西川さんのやつか…写真が暑そうだったけど、どうなんでしょうね。ペルーやボリビアも8月9月がいいって聞いたような気がします。インドはよくわからないけど、8月のラダックはよかった。気候を調べてから行き先絞ると幸せかもしれません。
充電10パーになったので黒井に代わってもらいました。

F「楽しかった?」
黒井「10分後に思い出補正かけました」
思い出補正は全てのツアーを楽しいツアーにできますね。逆方向に補正してるのは某主将くらいでしょう。
黒井「しんどかったですねーほんと意味わからんかった」
F「ご飯何食べた?」
黒井「中華です」
F「(いや中華以外ないでしょ)」
黒井「今日は初めてお腹いっぱいになりました、これまでは8人で6品つついてたんですけど、今日は一人一つ注文したんですよ。」
F「これまでは足りなかった、ってこと?」
黒井「いや、腹八分目くらいでした。今日は満腹。もう食えない」
中華料理おいしいよね。メニュー読めなかったとき、厨房で食べたい食材を選ばされたのを思い出します。それで美味しい炒め物出てきたから中国の人はすごい。
F「今の標高は?」
黒井「3500くらいですね」
F「意外とあるな…寝てる間に高山病になること多いから、寝る前にちゃんと水飲んで寝るんだよ」
筆者はアンデスの2400テンバで、マスクして寝て翌朝高山病になってたことがあります。
充電がいよいよやばくなったのでダイズに代わってもらいました。

豆「しばらくぶりです大豆ですー」
F「しんどかった?」
豆「ロープウェイで標高上げたときは高山病だったんですが、今日はゆっくり登ったので大丈夫でした」
わかるんだよなあ、、自転車くらいのスピードなら、順応しながら標高上げられる気がします。

「もしもし大林です」
なんかすごい勢いで組長が喋りたそうなので、聞き役に回ることにしました。
「いや、ちょ、高山病なっちゃって、けっこうしんどかった、というか、人生で有数にしんどかった。」
「いや僕気づいたんですけど、僕、生かされてるなって。試験中に僕、比叡山の千日回峰行のお坊さんの話を聞いたんですよ。それで、生かされてるなって」
この辺よくわからなかったんですが、ありがたいお話を身にしみて実感したんでしょうね。それもいいことだと思います。ま、自分の命は自分で守らないとね、サドルの上では自力本願で…

充電切れちゃって、残りは文章で送ってもらいました。

ワキミルキー「今日の行程を補足しておくと、
本来90km1600upだったのですが、1600upを終えた際に新道(トンネル)と旧道(ダート峠15km460up)の分岐に辿りつき、だいずと後藤以外は旧道に向かった。アップは問題なかったが、ダウンの際、黒井と脇のタイヤがパンク、バーストするなどして遅延してしまった。その間先にくだることができた萬木と大林さんはあまりにも4人が来ないことに恐怖を抱きとりあえず村へと下る事にした。最終的に目的地の約25km手前の村に後藤が宿を取ってくれたので今日はそこに泊まります。」
「渇水した僕にスッと1Lの水を差し出したり、2回パンクして入られていた僕を励ましてくれた岡崎さんに、上回生の何たるかを感じて感動しました。」
中国語わかるの本当にうらやましい。ザキさんはなんというか、ほっとしますよね。大人の余裕みたいな。

大林つづき(よほど喋りたかったのでしょう)
旧道から 黒井 脇 岡崎さん キヌさんが復帰してこなかったので、全員死んでしまったのではないかと思った
仲間が戻ってこないときの気持ちはなかなか形容しがたい焦りみたいなのがありますね。わかるわー

キヌさん
ふくらはぎをマッサージしたことでアキレス腱は治ったが、落車してその他の部分が大ダメージを負った
コーラ飲んで元気出してください。

岡崎さん
ダート峠をキヌさんからとれて満足
4000mで峠争いするとしんどいですね。マルコスとやったなぁ、、

なんだか勝手に思い出に浸りながら記事書いちゃいましたが、明日(今日)については

明日は約90km北上し、邛溪镇に向かいます。その間に長江黄河分水嶺を越え、草原を爆走する快走行程です。晴れ予報なので楽しみです。

とのことです。草原たのしいよね。