8月6日 山下(東南アジア)班 定時連絡

 日本時間で23:30ごろにバンコクの宿に着いた山下たちから連絡がありました。電話くれたのはわしさんでしたが。


メンバー

1回生 

馬場

2回生

中沢(2回生入部)

森は

古賀

山下班長

3回生

岩崎

柴山

米田

(みんな明日中には合流する)

4回生

わし



 今日の感想

馬場「海外は初じゃなかった。アメリカとかに住んでたこともあって。でも途上国は初めてですね」


福士「バンコクでそんなこと言ってたら身がもたないぞ。世の中もっと理不尽な国がいっぱいあるんだ」


馬場「そうなんですね駅降りた後にカオスを感じましたね」


 アメリカやヨーロッパに比べたら残念な部分はいっぱいありますけど、少なくとも僕が岩崎とわしさんと川端で行ったミャンマーよりはちゃんとしてると思いますよ。


福士「楽しみなことはなんですか??」


馬場「途上国特有の限界感ですね」


 なんか有名な観光地とかが出てくるのかと思ったんですけどね。東南アジアは街歩いてるだけでとても楽しいです。誰よりもバンコクに詳しいわしさんもいるしね。


福士「学部は??」


馬場「理学部で物理系志望です。テストは多分大丈夫でした」


 理学部ならミーハーな観光地に関心がないのも頷けますね。僕も理学部の研究室に在籍してる気がしますが(夏休み1回しか行かなくていいのでうちは工学部に比べるととても楽だし、研究室という感じがしません。でも多分普段読んでるテキストはこっちのほうが数倍難しいです)周りもそんなやつだらけです。







中沢「今日の感想としては、まず輪行が疲れた。自転車をバラす経験もなかったし、精神的に疲れた」


 そういえば馬場くんから輪行の話がなかった気がするのですが、もう輪行も慣れたということなのでしょうか?とても頼もしいですね。トランジットはハノイの空港で2時間くらいだったらしいです。



中沢「楽しみなことは途上国のごちゃごちゃ感を味わうことですかね」


 でたよ


福士「他に何かないですか??」


中沢「パクチー好きなんで、料理も興味あります。観光地でいったらアンコールワットですかね」



 カンボジアはビザが必要なのでなかなか行けないと思いますが、僕もぜひ行ってみたいです。



福士「ラオスが多分その辺じゃ人生で一番いく確率が低いだろうけど」


中沢「そうですよね。楽しみです」


福士「班長はどうですか??」


中沢「頼りになります。同じ法学部なので講義の話とかもします」


福士「法学部って勉強大変なんですか??」


中沢「今期はちょっとやばいですね


 理学部は単位取得率20パーセント台の授業とかも普通に野ざらしにされてるので真面目にいい点を取るのがバカバカしくなりますよね。法学部はそのへんきっちりされてそうです。









森は「お疲れ様です。抱負としては、もう一回行きたいと思うぐらい楽しむことですかね」

 

 東南アジアはどうやっても楽しいと思うので、ぜひ何事にも積極的に取り組んでください。繁華街の雰囲気が楽しいそうです。



森は「班長は頼りがいある。出町柳まで輪行する時も6人同時で行くと迷惑といって時間をずらしたり、周りへの気配りをかかさずやってくれる。普通の顔でやってくれるのがすごいですね。僕が女なら惚れてますね」



 なんかお前の苦労を俺だけはみてるぞって感じがしましたね。恋愛がうまそうです。



森は「たいしも女の子に期待してるみたいな発言がでて面白かったですね。タレ目の女の子が好きみたいな発言を聞けました」


 なるほどぉ



福士「岩崎今ボックスから関空にいったけど岩崎はどう??」



森は「めっちゃ喋ってくれて頼もしい。お金払う時の気前もいいですね。輪行も手伝ってくれたし」


 あんま岩崎のポジキャンに興味がなかったのでこれくらいしかメモれなかったので申し訳ないのですが、彼は岩崎のいいところを矢継ぎ早にあげてくれました。正直ネタで聞いてみたのですが、誠実な回答がたくさん帰ってきて感動しました(ほとんど覚えてないけど)。彼は就活がとても強そうですね。僕には絶対できないです。








古賀

福士「古賀とたいしはアフリカ行ってたよね??」


古賀「はい。もう東南アジアなんか楽勝っすね。アフリカでは圧倒的に少数派だった僕らですが、こっちでは堂々としてれば空港で道を聞かれるくらいです」


 頼もしいですね。


福士「楽しみなことは?」


古賀「まず今から(バンコクだと午後9時半ぐらいかな??)クラブ行くのが楽しみ。わしさんとビリヤードするんすよ。あと一ヶ月筋トレして羽生結弦みたいな男を目指します。わしさんはシュワルツネッガー。筋トレ頑張るんでこっから禁酒します。今回一番きつい班なんでうちら。自覚あるんで僕」


 筋トレを頑張ったところで羽生結弦にはなれないと思うのですがね。シュワルツネッガーといえば、僕はコマンドーの日本語吹き替え版が大好きで人生で十数回はみてるのですが、まだ飽きないですね。僕が洋画を字幕でなく日本語吹き替えで見る映画は世界であれだけです。












わし「いやぁ福士さんお疲れ様です。定時連絡どんな感じ??」


福士「うーん疲れたな。もう4時間ぐらい喋ってるよ」


わし「マジか。奥村なんか2班なのに書くのに6時間かかったらしいし。ツアー中に気軽に受けるんじゃなかった。川端なんか絶対無理だろ」


 川端はキルギスのホステルからスマホでぽちぽちあげるみたいです。厳しそうですね。



わし「今回のわしらの目標として、一ヶ月筋トレに励みビフォーアフターをチェックして惚れ惚れすること。そして馬場の体がすでに仕上がってたのがメチャメチャ面白かった。ビフォーの写真を撮るためみんなで深夜の関空で脱ぎ出したら警備員きてこれも面白かった」


 皆さんのビフォーの体を下にアップしますが、わしさん以外はもうすでにだいぶ筋肉ある感じがしますね。個人的に馬場の体は痩せすぎてて好みではないです。腹筋はすごいと思いますが。



わし「あと飛行機に乗ってた時隣の白人にビールぶちまけちゃった。まあなんともなかったけど。185センチなのにめちゃくちゃ足細かった。わしも足は細いし実質白人だな」


 なんか足が太いのはアジアのこの辺だけのような気がしてきました。わしさんは人間の体に異常な美的意識があるので勉強になることが多いです。彼はめちゃくちゃ乳毛がながいです。


わし「ロストバゲージもなく開幕は順調。楽しい」


福士「バンコクは流石にもう庭でしょ」


 彼はもう3回もバンコクに行ってます。


わし「庭だね。タイに入国するときバンコクでのホテルをきかれたが、スリップサイドホステルという宿をとっさに出してことなきを得た」



 ロシアビザを取得する際も適当に出てきた宿を書き散らかしてビザ申請しがちです。僕はミャンマービザの時もやった気がしますね(どうだっけ??)。多分一般人が行きうる国で一番入国が面倒な国はロシアですが、早くこんな制度なくなればいいですね。



わし「馬場くんだけ謎の旅行会社のカンボジアビザを使ってるが大丈夫なんだかね??まあそれはそれか。彼は体仕上がってるし」


 割れた腹筋は羨ましいです


わし「明日はバンコク観光。毎回恒例の死体博物館にいく。古賀は川端から聞いて行きたがってた。死体博物館行ってそのあとプロテイン買って歯ブラシ買うし、それぐらいかな」


 歯ブラシも持たずに出国するというのはやはり手練れですよねぇぇぇ。



 プロテインを買うのもさすがです。なんか出国する際川端のプロテインの大半を服用してしまい申し訳なさそうにしてましたが、お気に入りのプロテイン買えるといいですね。わしさんの大好きなボディビルに熱中しすぎて鳥のささみシェイクばっか食べて餓死したマッスル北村を思い出しますね。



わし「腹筋ローラーも結局持ってったし。関空でやってた」


 まあ警備員もきますよね


わし「たいしめっちゃ仕事できる。フリーSIMも用意してくれてるし、マップスミーもブッキングドットコムも自分から動いてやってくれてる。わしが班長の時の3倍は仕事できるね」


 やっぱたいしは頼りになる男ですね。



 わしさんの素性は僕は知り尽くしてるので今更書きませんが、この定時連絡を通して知りたかったという後輩の方がいらっしゃったら申し訳ありません。でもなんとなくは伝わったと思います。





 最後にたいし(班長)


福士「もう疲れたから一つだけ。なんで東南アジアにしたの?」


たいし「これまで中国、アフリカと海外ツアー行ったんですけど、住めないなと思って。移住できるところを探してる。最後には隠れられるじゃないですか」


 僕は思わず人でも殺すのかと聞きましたがそんなことはないと答えてくれました。でもこういうまっすぐで純粋な人間が新左翼に染まって革命活動に身を投じたりするものですよ。僕がどうこういうのではありませんが、日本赤軍みたいなことはやめてくださいね??身近に左翼がいるので色々心配になります。でもたいしなら誰かを救いたくてテロ起こして超法規的措置を迫ったりしても、僕は許しますよ。



明日の工程


夜に岩崎と芝山と米田合流

昼は死体博物館






 一番上は左からわしさん班長古賀

次は森は

最後わしさん曰く仕上がってる馬場くん



 深夜にこんな写真大量に送りつけられた僕を誰か慰めてください。


福士(16)