お久しぶりです。福士(16)です。今年も夏合宿の季節がやってまいりました。若々しい後輩たちを見ると灰色の自分の現状がよりくっきりと暗い色に浮き出てきますね。
今日の工程
本日0時半新日本海フェリーに乗り込み20時半苫小牧着
1回生
松本19 高橋19 大久保19
2回生
林 児玉
3回生
丸 近田
4回生
奥村
なんか3~4回生のメンバーを見るとああ…となりますね
班長感想
林「フェリーは穏やかで特別酔うことはなかったですね。火器がなくなるというハプニングがあり、時間がなくて限界輪行をさせてしまって申し訳ない」
日本海フェリーは冬に乗るととても揺れるので僕は気持ち悪くなった覚えがありますが、今回は大丈夫だったらしいですね。
彼は準備周到なイメージがありますが、フェリー乗船はギリギリだったそうです。まこの部活にいたら時間にルーズになりがちですよね。
福士「フェリーは楽しいですか」
林「お馴染みのビンゴ大会ですけど、児玉が穴が一個しかあたらず切れてたのが面白かったですね」
よくビンゴ大会の話がありますが、僕が冬北で乗った時は揺れすぎてなかったと思いますね。
大久保19
福士「初めまして」
大久保「いえ、以前お世話になったんですよ」
実は少し前大学のトイレで彼がスマホを取られて位置情報をチェックしたら熊野寮にあると言う事案があって、(A棟にがっつり反応を示していて住んでいるものとしては正直草を禁じえなかった)僕も寮長を呼んで話したりしたんですけど部屋一つ一つ捜査するのも厳しいし、警察もGPS一つじゃ動いてくれず、できたことといえばビラを書きまくるくらいで八方塞がりだったのですが、後日ちゃんと大学に届けられたみたいですね。とても安心しました。大学入って早々あんなDQNしかいない自由を履き違えた自治寮に絡まれて災難でしたね。
福士「スマホ戻ってきたんだ。よかったね。今回の夏合宿で楽しみなことはなんですか?」
大久保「まずヒグマを見てみたいですね」
福士「なかなかワイルドだね。実際相対したら死ぬと思うけど」
彼は野球部で強そうなのでツキノワグマ程度じゃ満足できなかったのでしょう。登別のクマ牧場で我慢してください。
大久保「工程としては知床が楽しみです。でも向こう1週間雨続きなんですよね。僕雨男なんです」
知床がみんな楽しみって言ってくれたんですけど、あそこってありえないぐらいクマいるし、実際自転車で行くのってどれくらい安全なんですかね?日本人って世界遺産に弱いですよね
福士「食べたいものとかありますか」
大久保「僕あんまり食べ物に頓着ないんですよ。でも強いていえば海鮮ですかね。あと、北海道で星を見るのが楽しみです」
食べ物に頓着がないというのは非常にわかりますね。僕も1回生のときは自分が自炊しなからテン場での自炊がとても面倒に感じてました。でも年を取ってくると栄養が気になってくるものですよね。
あと、極めてどうでもいいですが、星が見たいなら、山崎まさよしの曲に星が落ちてきそうな夜だからってフレーズがありますよね。
福士「東北はどうですか」
大久保「奥入瀬に行きたいですね。修学旅行で青森に行ったので。あの時は雨だったのでリベンジしたいです」
実は僕の出身は青森で、テレビで東京の中学生たちが修学旅行で青森、三内丸山遺跡とかに訪れてるのを見るたびになんの罰ゲームだよと毎年思ってたのですが、東京の人たちは普段楽しいことに満ち溢れてて修学旅行で都会に行ってみたいという感情はないんでしょうね。そういう生まれた時から満ち足りて東京から出るつもりもない人にコンプレックスがあるので東京に行くのをやめたというのもあります。
高橋19
高橋「フェリーは波穏やかでこんなに穏やかでいいのか」
夏合宿を重く捉えすぎてこんな穏やかな日があっていいのかという感じでしたね。でも班長は僕がこれまで見た感じとても優しい人だからそんな気気負うこともないと思います。
高橋「北海道では海の幸と帯広が楽しみです」
やっぱり北海道は海の幸ですよね。帯広といえば豚丼とインディアンカレーとばんえい競馬というイメージがあります。あと冬北のときに帯広駅前のジンギスカンが500円で食べれた気がします。
松元19
福士「パーソナリティを教えてください」
松元「学部は経済学部で出身は東京です。将来はいろいろなところに行く仕事に着きたいです」
福士「ありがとうございます。楽しみなことはなんですか?」
松元「北海道に行ったことがないのでそもそも楽しみです。東京より綺麗だと思う。いとこの結婚式のために離脱して新千歳からロサンゼルスにビューンします。離脱すると思うけど、盛岡冷麺とかは食べてみたいと思います」
ツアー中にロサンゼルスに飛ぶのは前例のないことなのではないでしょうか?ハイソサエティですね
福士「結婚はしたい?」
松元「したいです」
児玉18
児玉「お久しぶりです。北海道は初めてですね。小学校の時は毎年旅行してたんですけどね」
福士「わかる。部活忙しくなると親と旅行しなくなるよね」
僕も小学校の時は親と毎年旅行行ってた気がするけど、中学校から行かなくなりましたね。お盆休みで旅行してた時も部活を思い出してノイローゼになってました。
児玉「親のお弁当とか羨ましいですね」
僕も非常にそう思います。BOXでにゃんさんとかが手作りの弁当食べてるの見るととてもうらやましくなりますね。あの頃親にありがとうってなんでいえなかったんですかね
いや別に死別とかじゃないですけど
児玉「知床楽しみ。他は屈斜路湖と摩周湖ですかね」
福士「夏行ったことはないけど美幌峠とかも非常に良いですよ。東北の楽しみなところはどこですか」
児玉「東北はあまり興味ないです。2週間後だし、そもそも班長に全て任せ切ってるので自分はついていきます」
とても強い信頼を感じました。やっぱり凛ちゃんは貫禄がありますよね。
福士「単位はどうですか?」
児玉「実は外国語と人文系が2コマ残ってます。物理学の単位は落としてないんですけどね。中国語なんかはフィードバックまで行ったのに目の前で君は単位がないと言われました。教員ガチャで負けました。中国語以外をとる説すらあります。」
理学部は系登録といって2回生の終わりに自分の専攻分野を決定させまた留年が決まる一大イベントがあるのですが、大抵の場合専門分野の単位しか見られないので、語学や人社はほんとうにどーでもいいです。
かくいう僕も2回生の前期まで熊野寮で64のスマブラをアホみたいにやっていてほとんど学校にいってなくて後期28単位ぐらいとらないと留年というところまで行ったんですが、まあ一般教養って振り返ればどうでもいいということがわかりますね。物理の科目でいい点を取ってれば大丈夫だと思います。3回生になると電磁気学Bや量子力学Bや幾何学IIみたいな激烈な科目たちに出会えるので、それまでの辛抱です。
奥村16
奥村「北海道はツアーでは初めて。廃道はヒグマ出ちゃうからいけないかも」
福士「普通のツアーに行ってる印象がないのでとても驚いている」
奥村「あの某林組を経験した班長も日常に退屈してるだろうし、おいおいそっち方面のツアーになっていくと思う」
福士「気に入った子はいた?」
奥村「1回生が走りたがりである。ちまちま一緒に走ってたから分かっている。(大久保くんがヒグマが見たいと聞いて)福岡大ワンゲル部のwiki読ませたらそんな舐めたこと言えなくなる」
僕も2年前の横断の時、北海道の道の駅で深夜お腹痛くなってトイレ入ってたらクマが怖くなって福岡大ワンゲル部の記事読みながらこえーなーと思ってたら、隣の個室にいきなり人入ってきて悲痛なうめき声が聞こえてきてしばらく出れずそっちの方が本当に怖かった記憶があります。
ちなみに次の日聞いたら寝てたら耳に虫が入った木子(16)が激痛のあまり個室になぜか入り虫と格闘してたそうです。本当に恐ろしかった。
奥村「大久保くんは耐久ランの下見で150upでちぎられて入られてたので情けない。でも彼は県立船橋の梶尾の後輩で、さらにバスケ部より厳しかった野球部なので期待はできる。ツアーの楽しみとして、萎えてる人を見るのが楽しい。去年は絶えず誰かが萎えてた」
もっとまともな楽しみ方はないのかと思うのですが、フェリーの晩酌が一番夏合宿を感じたそうです。
奥村「フェリー楽しいこれぞ夏合宿。大林組より楽しい。振り返れば振り返るほどあれは中身がなかった。生産性がない。だらだら朝起きて午後おわれるように走ってただけ。ひどい工程で入られてる人を見て楽しんでただけだった」
結構なこと言われてますね
奥村「脇には乗っ取られることを期待してます(ほんとうは漢字違うのですが勘弁)。後藤くんに乗っ取られてもいい。その方が面白い。後藤は上位互換。大林も主体性がない。なんの頼りにもならない。後藤に譲れ。ジョンも定時連絡できて喜んでた。某14年入学の3倍は中国語喋れる。後藤はお母さんが工程を作ってるし、脇は後藤をディスってるが脇の人を見る目があれだからむしろ期待できる」
正直このあたり奥村が早口でかつフェリーで電波が悪かったので汲み取れてないところあるかもしれません。
奥村「りんちゃんは悲しい顔するからディスれない。ここが違い。そしてフェリー晩酌は本当にエモい。道東道央が晴れないので宗谷岬行かせる老害とかす」
福士「俺も優しい班長がよかったなあ」しみじみ
丸17
丸「大林が中国半行ったおかげでヒグマにあった時の身代わりがいなくなりました。あいつはムチムチで美味しいだろうからヒグマも真っ先に食うだろう」
離れちゃって寂しそうだね
丸「今年も全参加します。いや、途中で離脱するかも」
福士「いつもその辺(北海道東北)行ってるね」
丸「結構被ってないですよ。とくに線は被ってないです。一回生で行った夏合宿は観光地をことごとく避けてるので実質夏に北海道きたのは今回が初めてです。笛木はOO」
まあコンセプトも工程もFと真逆ですよね
丸「襟裳岬が楽しみ。海岸線引きたい。老害行為を働いて襟裳入れてもらった。最南端じゃないけど綺麗だし日高本線跡は最高にロック」
襟裳岬は老害行為でもしない限りなかなか行けないですよね。白神岬よりはよっぽど行ってみたいです。普通のツアーにすごく期待してるようでしたが、一方でFの血を引いてるので海鮮丼食べさせない老害になると言ってたので、アンビバレントやなあと思いました。丸も大変やね。
近田
「お久しぶりです。お疲れ様です。感想、特にないですけどね。寝るか風呂入るかしかしてない。
ビンゴ大会朝10時は早い。寝たの4時だし。ビンゴ大会の賞品クリアファイル。パッとしない景品ばかりだった。
ねておきて風呂入って今に至ると。でも普通に楽しいですね。フェリーで行くのは初めて」
まあフェリーなんてそんなもんですよね
近田「福士さんは京都いるんですか」
いますよ。毎日ホモロジー群の計算してますよ。なんか確実に受験生の時より勉強してるな。辛いな。結局近田が一番院試頑張れって言ってくれたと思います。ありがとう、女神様やあ
近田「楽しみなことは、帯広、知床かなぁ。冬北の時疲れて帯広いけなかったので。魂の豚丼ジャン楽しみですね」
東北には行かず釧路あたりで離脱して札幌に妹がいるから会いに行くらしいですね。妹って響きいいですよね。
近田「1班あたりの人数が多いから素晴らしい。横断みたいなことにはならない。限界だった、あの年はどの班も限界だった。院試頑張ってください」
やっぱ夏合宿って人多い方が楽しいですよねえ
ありがとうございます
凛ちゃん最後
林「そういえば 新歓の時にいってた殺戮にいたる病読みました。辛かったけど読み終わって2回目すぐ読んじゃいました」
この本は今年の新歓のとき凛ちゃんと話した時に本の話になったんですがその時僕がオススメした本ですね。僕が小学校の時狂ったようにプレイしてたスーパーファミコンのかまいたちの夜というゲームのシナリオライターの方(京大卒)の推理小説です。正直描写が激しいので人を選びますが、最後に驚く仕掛けがあるのでハマる人はハマると思います。
明日の工程
道道77号で東へ
夕張でメロンわんちゃん
テン場 日高樹海ロード
深夜3時から食べる蒙古タンメン中卒
道東が雨と知り昼から呑んだくれる班長
腹減りすぎてザンギのタルタルも食べ尽くす松元くん