本日最後の定時連絡は、近田の中央アジア班です。
2班からしか定時連絡が来ないのは夏合宿の季節の終わりを感じますね。
工程
ビシュケク⇆30㎞南方のAla Archa国立公園
国立公園ではトレッキングを楽しんだようです。
班員
1回生 友成 松田
2回生 近田
3回生 藤原
電話した時は全員で中華料理屋で食事中でした。
前回の定時連絡では体調を崩してて、あまりしゃべれなかった近田と話しました。
近田「安田さんお久しぶりです!優勝!!!今日は普通に起きて1日サイクリングする予定だったんですけど、4人とも起きたのが9時ごろで、10時出発し、コンビニを出るのが10時半ごろになってしまいました。公園までも割としんどくて、時間がないからトレッキングも途中で引き返してしまったんですが、途中まででもいい景色が見られてよかったです。」
班員みんなで絶起するのは去年のノルウェー班を想起させますね。絶起といえば、最近の「10%の確率で絶起するまこつbot」がファルコン・ランチっぽくなってきてるように感じます。ちなみに、昨日あのbotに小さい変化が起きたようですが、皆さんお気づきでしょうか?
近田「料理届いたんで食べていいっすか?」
安田「いいだろう」
近田「ありがとうございます、ありがとうございます。…むほ~、牛肉麺だぁ~!」
むほ~って…
近田は食事フェイズに移行したので、松田メンバーに代わってもらいました。
安田「今日はどうだった?」
松田「今日は登山して、きれいな景色を見れてよかったです。」
奥村「授業をブッチするノリで三〇半バイトバックレてしまわないか心配なんだけど大丈夫?」
松田「どういう風にシフト入れればいいか分かんないんですよね…」
奥村「それについては連絡来るはずなんだけど、見なかった?」
松田「スマホ無くしたんで見れてないです」
奥村「草。後で僕づてに連絡入れておくわ」
奥村曰く、授業に出席してないにもかかわらず単位が来ないことにキレていた様子が瀬口と重なるらしく、彼のようにならないか非常に心配なようです。
少ししゃべっただけでポンコツ具合が伝わってきました。
松田「あと、今日は初めて自炊したんですけど、そこそこ上手く作れたので良かったです。作ったのはキーマカレーで、僕は炒める作業をやりました」
奥村「大林はキーマカレー嫌いらしいんだけど、どう思う?」
松田「大林さんは美味しいキーマカレーを食べたことないんじゃないですか?」
奥村は大林のこと好きすぎやろ。残り日数も少ない中、1回生にツアー中の自炊という経験をさせられたのはさぞかし有意義だったと思います。
松田「あと、ゲストハウスに美味しんぼとか日本の漫画が置いてあって嬉しかったです」
美味しんぼは海原雄山先生のツンデレっぷりが次第に愛おしく感じられてくる国民的漫画なので、納得のチョイスですね。
次は友成メンバーに代わってもらいました。
友成「もしもし」
天見「やあ」
友成「あまみるきーと申します」
天見「申すな申すな」
天見「いいだろう」
友成「優勝!!!」
安田「マぁ~~~!?」
昨日も同じやり取りをしたそうです。ともなりごめんね
安田「いい加減KUCC語録にはうんざりした?」
友成「いや、まだそんなことはないです。『畜生め~~~!』が気に入ってます」
奥村「本当に?セトがいなくなって寂しい?」
友成「寂しくなりましたね~」
???「思ってないだろ」
セトがいなくなっても語録を使い続けているようで、彼の教育が成功したことを実感しました。
安田「今日の感想は?」
友成「今日は気分がよくなくて、チャリ漕いでも全然テンションが上がらなかったからしんどかったです。でも、トレッキング中にリスを見ることができて、しかも松田は一匹も見れなかったのに僕は2回も見ることができて、今日は松田より次元が高いなって思いました。リス可愛かったです」
近田によると、気持ちよく寝ていたところを無理やり起こして連れだしたため気分が優れなかったのだとか。まあ、室内テンバでゆっくり寝てたいって気持ちは分かります。僕もネカフェ泊するときはしょっちゅう絶起してますし。
1回生が次元の高さでマウントを取り合うようになるのではと、行く末が少し心配になりました。
奥村「帰国したら食べたいものとかある?」
友成「ラーメン食べたいです。福仙楼とか、あと東龍に行って近田さんにサービスしてもらいたいです」
こういう質問したら大体寿司、ラーメン、松屋のうちどれかが返ってくると思います。
僕もしばらく行ってないし、帰国したら近田東龍行きたいですね。
次は藤原に話を聞きました。
藤原「今日のトレッキングはよかった。峰床山行く距離とアップ数の感覚で上高地に行けるような感じでコスパがよかった。ビシュケクは松本に近似。」
近似厨Yuya氏の系譜が引き継がれているようですね。Yuya氏といえば、サイクリング甲子園の結果が気になりますね。個人的には北海道と長野でシード枠取りすぎなこと、袋田の滝が太宰府に負けてること、栃木の見どころが半分福島である白河の関であることの3点が納得いきません。出し惜しみするのはしょーもない。
藤原「ずっと気になってたことがあって、松田がいつも顔を触ってんなって思ってた。特にアゴの周り。それで、よく見てみたら顔を触ってるんじゃなくて、ヒゲを抜いてることに気づいた!話を聞いてみると、ヒゲは剃るもんじゃなくって抜くものだってこだわりがあるそう。それが聞けて良かった」
手でひげを抜くって痛そう…って思って実際やってみたけど、そもそもろくに掴めないし、掴めたとしても全然抜けないし痛かったです。ヒゲは剃るものだと思いました。
最後は食事を終えた近田に戻してもらいました。
近田「さっきの松田のひげの話ですけど、松田は最初ひげ抜きを持ってきてたんだけど途中で無くしてました」
ひげ抜きに限らず、爪切りとか歯ブラシみたいな衛生用品ってツアー中はよく無くしがちですよね。でもツアー後に限ってザックの奥底から発掘されるのはなんででしょうね。
近田「あと数日で帰りの飛行機に乗るためタシケントまで移動しなきゃならないので、今はそれまでにキルギスを堪能しようって感じです。今日のサイクリングはコスパがよくて満足です。これから漕ぐフェイズが全然なくて、でも漕がなきゃチャリ部としてのアイデンティティを失ってしまうので、今日は絶起したみんなを無理やり連れだしました。友成しんどそうだったんですまんなぁって感じです」
海外班は海外にいることを免罪符に停滞日にチャリを漕がないイメージがあるので、ちゃんとチャリに乗ったのは偉いと思いました。
残り少ない日数でキルギスを満喫できるといいですね。
近田「早く日本帰りたいっすよ。今日は27日だからあと28、29、…あと4日もある!?マぁ~!?帰国したら最初に寿司を藤原さんにおごってもらいます。寿司がしょうもないわけないんですよ!あとキルギスでやるべきことは、藤原さんをアイスジャンでトばすことですね」
今年は国内班が全体的に早く終わったので、中央アジア班の期間の長さが際立っているように感じます。
藤原はかれこれ10回以上負けているそうですが、キルギスは物価が安いので金額上位争いに食い込めなくてコスパ悪そうですね。
明日の工程
ビシュケク停滞
列車の予約次第で、ビシュケクでの停滞日数が変わってくるそうです。
終わりが近づいてくると気が緩みがちですので、特にパスポート関連のトラブルには気を付けて、残された日々を楽しんできてください!
文責:安田(15)