中国班とは夜11時過ぎくらいだったかに電話できました。どうやらトラブルで遅くなっていたようです。
行程
敦煌→酒泉 輪行
面子
1回生 山下た
2回生 広瀬 養父
3回生 野ムラ 速水 松村
感想
松谷「トラブってたみたいだったけどなんだったの?」
広瀬「今日ただの輪行日だったんですけど、輪行した先の酒泉で野村さんのRDハンガーが折れて単速化して、それが終わったのが大体16時過ぎくらいで、そこからがまた長かったんですよ。ホテル自体はいっぱいあるのにどこの宿も外国人泊めてくれなくて、あちこちたらいまわしにされて、18時くらいにようやくパスポート見せたらOKみたいなゲストハウスに入れたんですよ。でも夕飯食べてから宿に戻ったら公安からNG受けて、結局星付きのインターナショナルホテルみたいなところに今泊ってます」
僕も全く同じ経験を蘭州で去年しました。解せないですよね。さらっと野村のRDハンガーが終わっていますが、RDハンガーを持ってないのも大概解せないです。野村に聞いてみました。
松谷「無能かよ」
野村「確かに、RDハンガーは持ってきてなかったんすよ。整備用ポーチに入ってると思ってたらなくて。でも、今はその整備用ポーチも何日か前に無くしているので、結局持ってきてても同じ結果だったんですよ。どの世界線にもハンガーはなかったんですよ」
とても法学部生とは思えない詭弁ですね。でもうるさいポンコツは絶滅危惧種かつ天然記念物なので、みんなで支えてあげましょう。
続いて山下に感想を聞きました。
山下「今日は最初輪行して、そのあとすぐ宿行って楽勝やなと思ってたら野村さんのハンガーが折れて、宿探しも難航して、自分は1軒しか宿交渉してないんですけど疲れました。先輩達はもっと大変そうでした」
松谷「中国好き?」
山下「今日に関して言うなら、嫌いとしか言いようがない。けど景色はきれいですね。チャカ塩湖が今のところ一番良かったです」
田舎だと宿探しも全く困らないんですけど、都会になると一気に流れ変わりますよね。どうして泊めてくれないのかって解せない気持ちが先行してしまいますよね。
養父以降の感想をダイジェストでお届けします。
養父「今日は帰りたくなった日。当局へのヘイトが溜まってる。中国人はこっちが中国語分らないのにすごい勢いでまくし立ててくるからうるさい」
速水「日本にいたら10人に1人くらいはまぁかわいい人いるけど、中国はマジでいない。今日一人だけかわいい…かなくらいの人に会った時の感動がひとしお。あと、そういう中で、綺麗な西洋人女性がプリントされたTシャツ着てる女の人とかいて、ファッションも意味わからん」
松村「トラブル続きって言ってるけどパタゴニアと比べたらそうでもない。あと、自分より周りがしんどそうなときは自分が元気にふるまえばいいかというとそうとも限らなくて、あと自分はあんまり中国をディスりたくないっていうのもあって、寡黙キャラになりつつある」
中国人はなんかうるさいですよね。好きですけど。速水はもっと露骨に言ってたのをやんわりさせときました。まっつんは悩みストなんですかね。
最後に広瀬ともう一度話しました。
広瀬「中国のSNSでwechatっていうのがあるんですけど、今ツアーでいろんな人と友達になれましたね。例えばバスの運転手とか西寧駅の駅員とかメシ屋の店員とかなんですけど、分らないことがあったら彼ら聞いたりしていて、中国人は結構親切ですね」
松谷「俺とか筆談具しかなかったんだけど…。班長力めちゃ高いやん」
広瀬「いや、自分でもそう思うんですけど、なかなかうまくいきませんね…。一日一回しんどいトラブルがあるんですけど、今日はたくさんあったので貯金みたいな感じで明日以降うまくいって欲しいです」
しっかりした班長ですね。
明日からは張掖の奇岩エリアに3日ほどかけて向かうそうです。
きっと例に漏れず「途中の町」の中華はおいしいので、それも楽しみにしてはどうでしょうか。
松谷15