北陸北日本班とは電話することができました。昨日の夜無事に復活を果たしたという天見に話を聞きました。
行程
越後湯沢→魚沼スカイライン→十日町→燕三条
面子
1回生 戸河里 だいず
2回生 中嶋 天見
3回生 山下ま 中西
感想
だいず「今日は移動日だったんですけど、魚沼スカイラインのアップも含めてコンスタントに漕げたのでよかった。毛無が雨だったが今日は晴れてよかった」
松谷「西日本は見所全部晴れてるけどどう思う?」
だいず「いいかげん苦しめって思いますね」
コンスタントに走るのは大事な能力ですね。行程進行のボトルネックになる人って結局は遅い人というよりは途中で寝たり一休みしておやつ食ったりとかしてる怠けタイプの人という説もありますからね。彼は明日からの佐渡が楽しみのようでした。
次に戸河里に話を聞きました。
戸河里「今日は移動日で大した見所もなかったですね」
松谷「魚沼スカイラインは?」
戸河里「渋毛無のほうがよかったです。標高が倍違いますからね」
松谷「そういえば天見が戻ってきたけど何かある?」
戸河里「そうですね…天見さんの走力がちょっと落ちてるかなと思います」
松谷「それはトレインでちぎれたとか?それとも峠で来るの遅いとか?」
戸河里「アップとあとフラットも遅いですね」
松谷「それ全部やん」
KUCC的多才を感じるコメントいいですね。
次にまこつとお話ししました。
山下「今日は何といっても天見が面白かった。終盤行程が押してて、トレイン組んで走ってたんですけど、最初は僕と天見で引いてて、そのあとはなかじと僕で回してて、最後に戸河里が前に出て30~32km/hくらいの巡航を始めたところで天見がちぎれだして、だいずも頑張ってついてきてた中で天見が見えなくなっていったんですよ。そのままちぎり殺して、ついにコイランでAMPが発生しましたね。20分くらい待ちました」
松谷「へぇー、天見復帰早々悲しい一日だったな」
山下「戸河里がめっちゃ速いんですよ。フラットなのにケイデンスめちゃ高くて」
登坂は回したほうが楽って気づくのは僕的には自然なんですけど、フラットもまたそういう漕ぎ方があるというのに気づくのはさすがですね。僕は未だに気づいたら踏んで消耗してしまっています。
無事班長代理を終えたなかじにも話を聞きました。
松谷「班長代理を終えて、なんかある?」
中嶋「今日はようやく代理から解放されて、脳死状態でついていくだけで楽しいです。この開放的で楽なポジションを楽しんでいきたいですね」
なかじは初めての夏合宿ですが、二つの立場を体験できて密度の高い合宿になっているのではないでしょうか?
3回生で昨日の朝から合流しているという中西に代わってもらいました。
松谷「なんかいろんなとこ参加するんやね?」
中西「いや…もともと東北に行く予定だったんですけど、信州班離脱するときにちょうど長野で北陸班に合流できるなと思って来ました」
松谷「これからどうするん?東北班には参加するんじゃろ?」
中西「いやぁ…東北班はちょっと…メンツが…ちぎられるかと思って」
「メンツが…」ってところでなんか笑ってしまいました。でも本当にちぎられそうかなというのがいかない理由っぽかったですね。確かに走力高めなイメージはあるね。
最後に御班長、天見さんに代わってもらいました。
松谷「復活早々に走力底辺やん」
天見「いや、離脱してる間に体力めっちゃ落ちてましたね。入部以来ここまでちぎられたことなくて危機感しか感じないです。」
松谷「でもみんな強くなってるってことじゃない」
天見「本当にそうなんですよ。今日の魚沼SLの650upで、戸河里が先行してたんですけど、どうせ落ちて来るやろと思ったら落ちてこなくて、彼はケイデンスお化けですね。みんな強くなっててうれしいんですけど、流石に落ち込みますね…」
天見「こんなんでいいのかとか思ってしまいますね…正直、班長嫌…なかじも強くなってて、なかじの方が適任ですね」
言葉の端々にちぎられた悔しさが滲んでいましたね。でもだいずは天見が戻ってきてくれて本当に良かったって言ってたし、大丈夫やで!!!
まぁ、ちぎられたのは事実なので、これから頑張ってまた自信を取り戻してほしいですね。
明日は燕三条から新潟まで漕いで、フェリーで佐渡に渡って昼からバカンスだそうです。
松谷15