2班目は序盤に参加していた梶尾班からでした。ちょっと久しぶりに話してテンション上がりました。遅くなりましたがアップします。
行程
道の駅ゆふいん→やまなみハイウェイ→九重山登山→大観峰→道の駅阿蘇
面子
1回生 永井 栗田
2回生 梶尾
3回生 関 福士(←NEW!!)
4回生 森 岡崎
感想
梶尾「九重登山では九州本土最高峰の中岳をあえて外し、攻めの九重岳を登った」
松谷「それは最高峰行くのがめんどくさかったから一回生騙してカットした訳では…?」
梶尾「それは違う。分岐があってコースタイム同じで、その上での選択」
僕がこの班にいた頃には簡単に嘘をつく奴がいて、彼に騙されて1回生は西日本最高峰を踏もうとすらしなかったので、つい疑ってしまいました…。
???「ここが最高峰だよ」
???「何を怖がっているんだよ」
まぁ今もいるんだけどね。
梶尾「登山の後はフリーにしようと思っていたが、天気が完璧な予感がしたので大観峰集合にした。本当に完全勝利で、阿蘇の涅槃像が見れた」
梶尾「風呂には16時ごろ着いたが、壊れて営業していなかった。でも幸い家族風呂1時間1100円でやっていて、7人で割って結局安く入れて最高だった」
梶尾班は本当にツイてますね。見所を全て晴らし、不幸も寄せ付けない。
梶尾「そういえば、松谷さんがいた頃の話なんですけど、気付かない内に突然終わってしまって才門さんに取られてしまった峠あったじゃないですか?あれ、才門さんが峠までの残りの距離を少しずつズラして伝えた結果の戦略的勝利だったことが発覚しました。あの時は「良心の呵責」があったらしくてネタバラシできなかったらしいです」
松谷「確かにあの時、「こっから本番だったのに、しょーもない峠やわ‼」みたいな雰囲気だったから、言いにくかったんかな笑」
梶尾「そうかもしれないですね」
松谷「そうだとしたら意外だなぁ。そういうとこで気遣うというか意識したりするんやなぁ才門も」
続いて栗田に代わってもらいました。
栗田「今日は朝からフリーで、登山口まで峠争いみたいになったんですけど、梶尾さん関さん岡崎さんの3人にちぎられてしまいました」
栗田「最近14時風呂への欲望が高まってます。その欲が強すぎて早く起きたいと思ってしまう傾向が出てきました」
班によって欲望のベクトルやその充足方法が違って面白いですね。
次に永井に代わってもらいました。
永井「今日は朝一で入られましたねー。朝の米炊きで担当の人がまぁ失敗して、コッフェルに焦げがついてたんですけど、僕おこげ好きなんでそれは別にいいんですけど、その後米コッフェル自分が洗うことになって、え、コッフェルって炊くの担当した人が洗うんじゃないのって思ってたのでそれでもう萎えてました。僕は焦げができないように頑張って炊くように意識しているのに、焦がしてるならせめて洗えよと思いましたねー。」
松谷「誰なのそいつ?」
僕のこの質問はなぜかぼかされて返ってきませんでした。この後で犯人が分かりました。腑に落ちる人から腑に落ちる理屈を聞けました。
永井「今日はそれもあってしんどさが先行してましたね。途中でもパッキングしてた荷物が落ちて、それを回収して走りだそうとしたらキャリアが壊れてというのがあって、さんざんでした。風呂上がりに関さんとつまみの話をしてようやくテンションが戻ってきたって感じです」
後でも話しますが、米コッフェルは善意によってのみ洗われるものです。そして善意とは一つの性格要素であり、誰にでも備わっているものではないのです。一見完璧に見える梶尾班ですが、もしかするとそこには善意という大切なものが欠けているのかもしれません。
ちなみに私は梶尾班に合流中、一度も洗った覚えはありません。
次に昨日深夜に合流したという福士としゃべりました。
松谷「福士~、ひさしぶり!」
福士「いやぁ、お久しぶりです。本当は昨日始発のブルジョワ輪行して湯布院を満喫するつもりだったんですけど、ワイヤーの頭がSTIの中に残って切れるという致命的なトラブルが発生して、結局着いたの夜11時過ぎで、はい、って感じです」
福士「ゼミが忙しくて、貴重な休みなんでメカトラしてるけどとりあえず来てみましたね。いつも図書館で片山さんと媚山さんを横目に勉強してて、すごいなと思うんですけどやっぱり気分転換もしたいじゃないですか?でも明日は大都会熊本で修理ですかねぇ…」
片山さんと媚山はいっつもいるらしいです。一緒に頑張れる人がいていいですね。
松谷「いつ離脱するの?」
福士「いまゼミで自分が理論部分の担当してて、そこの進捗次第ですね。今ノートパソコン持ってて、計算自体は紙とペンがあればできるものなんで、これから雨で停滞になることもあると思うんですけど本当にそこで進捗を生めるかですね」
9月に岩崎のミャンマー班に行くらしくて、ゼミには今のうちにしっかり貢献しておきたいということのようです。この後ポス夏中国は同窓会という話で盛り上がりましたが、いつの間に自分たちも同窓会をしてしまっていることに気づき、反省しました。彼はゼミの都合で行けなかったようです。
次は関に代わりました。
松谷「班の走力が高くてSMPが発生してるらしいけど、今日は大丈夫だった?」
関「昨日はどうしようもなかったですね。左ひざに違和感があって、ペダリングのバランスが悪かったんですよ。今日はリカバーして昨日よりはうまく走れました」
松谷「俺の中で関は一回生のころからレースに対して意識高くて、TQRも1回生1位で今もなんだかんだ速いやろって認識なんだけど、正直自分でもまぁいけるやろってのはあったんじゃない?」
関「めちゃくちゃありましたね笑。まぁ1回生にはちぎられんやろって余裕はありました。なにがダメだったんでしょうかね、昨日は分析ばかりしてましたね」
この後TQRの話をしました。去年彼は右ひざの故障で出られず悔しい思いをしたと言っていたので、今年は故障に気を付けて頑張ってほしいと伝えました。彼は9月は高橋のポス夏スペインに参加するそうです。次に行こうとしたら単位の話を振られたので、手前の心配だけしとけと言っておきました。
えっと…次は岡崎さんです。
松谷「今日の朝米炊いた人永井が教えてくれないんだけどさ、あれ誰なの?」
岡崎「あれ?俺だよ。いや米コッフェルってさ、人間出来てる人が洗うんだよ。だって俺洗ったことないもん」
松谷「わかるわ~、新保さんとか高野さんとかね、俺も洗ったことないもん」
岡崎「そうそう、高橋さんとかさ」
この後俺らこの先どうなんみたいな少し真面目な話をして、なんか思い出すと恥ずかしくなってきました。
岡崎「でさ、このちょっと重い話をセトにしてみたの。でもあっち朝の5時とかでさ、電話したらセトが出てくれたんだけど、「えっ…へ…何??」とかいう反応しながらもちゃんと話してくれたのがめっちゃおもしろかった」
セトは痴呆痴呆って言われてて、確かに彼の問いかけに対する挙動は1回生の頃と比較して本当に鈍くはなっていると思うのですが、確かに彼はいつでもちゃんと話は聞いてくれますよね。
次は森さんです。
松谷「俺と走ってた時モチベが不安定に見えたけど今は大丈夫?」
森「いや、フツーにめっちゃ楽しい。自分が朝に弱くてこの班早起きだから、朝起きて気持ちを作るのに時間がかかるけど、それは僕の問題だから。」
松谷「なんか言いたいことある?」
森「あぁひとつだけ。僕夜自炊中にやることなくて、昼米で汚れた皆のコッフェルを回収して自分のやつのついでに洗ってるんだけど、それは何も仕事しないのに自分のコッフェルだけ洗いに行くの印象悪いからっていう利己的な理由からしてるだけで、別にみんなのためにやってるわけじゃないんだってことを強調しておきたい」
松谷「???」
森「いや、善人って気持ち悪いじゃん。利己的すぎるがゆえに利他的な行動をしているだけで、善意でやってるわけじゃないよって話で、誰に言ってるというよりは一般的に言える話で」
松谷「いいじゃんか、別にいいことしてんだからさ…」
善意を信じてやらない俺と岡崎に対し、善意を否定しつつもやる森さん。
結局、善意はなかった。
明日の行程は、明日が最後の晴れという読みなので行程を圧縮して、
ミルクロード→鍋が岳→阿蘇パノラマライン→道の駅南阿蘇村
の130km 2600upだそうです。
善意とかいいから、洗えよ(他人事)
松谷15