8月14日 丸(信州)班 定時連絡

丸班の定時連絡です。

 

今日の行程

道の駅オアシスおぶせただただフラット国道川上村(130キロ、1800アップ)

※重要 水谷は途中から輪行

 

メンツ

1回生 児玉、山本い

2回生 丸

3回生 中西、鈴木、川端(朝離脱)

4回生 水谷

 

児玉感想

佐藤「今日はどうでした?」

児玉「今日はただフラットを走っただけだったので見どころがなかったですね。

途中、おじいちゃんの家が上田にあったので、他の人が上田城を見学している間に行ってきました。何の連絡もせずに行ったんですけど会えてよかったです。」

佐藤「ゆるふわ?」

児玉「行程は楽でしたけど、暑かったのでゆるふわではなかったですね。後半は結構涼しくなってきたんですが、昼間の時間帯がどうしようもないぐらい暑かったからゆるふわではなかったです。

結局ずっと丸さんに引いていただいて、強いな、と思いました。」

佐藤「あの人耐久フラットでも740キロぐらい漕いでるからな。」

 

孫の顔を見られてよかったですね、おじいちゃん。

 

佐藤「そういえば、やまけーがいなくなって今はだれが実権を握ってるの?」

児玉「今は丸さんですね。」

佐藤「わしだと思ってたけど。」

児玉「わしさんはときどきアドバイスをする程度なら何度か見かけました。でも、やまけーさんほど班長感はないですね。」

佐藤「丸も仕切れるのね? 朝に行程教えたりするのもやってる?」

児玉「それはやってますよ。行程教えて、自分で全部引いてくれます。」

佐藤「やまけーの主張だと、丸がやらないから俺が仕切る、って感じだったよ。

児玉「やまけーさんの行きたいところがもとの行程とちがったんじゃないんですか? 今はもともとの予定のコース通りに進んでいるから丸さんが仕切ってます。やまけーさんのコースもそれはそれでおもしろかったですよ。やまけーさんの行程もブラックじゃなかったし、それはそれでいいのではって思います。」

佐藤「なるほど。よくわかりました。あと楽しみなところとかある?」

児玉「登山は楽しみですね。塩見岳です。」

 

政治的状況について、一回生が勇気を出して真実を語ってくれましたね。僕は評価を下すつもりはありませんが。

 

いぶき感想

佐藤「今日はどうでしたか?」

いぶき「行程の感想は児玉と同じなので割愛します。」

佐藤「おお、定時連絡を分かってる。ありがとう。」

いぶき「川上村についてから夏祭りがあってめちゃくちゃ楽しかったです。小島よしおが踊ってました。テンバで小島よしおに会えるの、すごくないですか? あと間近で花火を見られてよかったです。本当に楽しいです。」

佐藤「よかったね。夏合宿は夏を失うからな。」

 

ツアー中に有名人に会ったエピソードをぶち込もうと思いましたがありませんでした。僕は家族旅行のときに飛行機の中でアグネス・チャンにあったのが最大のエピソードです。

 

佐藤「班は全体的にうまくいってますか?」

いぶき「うまくいっているかいっていないかで言ったら、めっちゃうまくいっていると思います。

あと、さっきの話に触れておくと、僕的にはやまけーさんの行程がめっちゃ楽しかったのでよかったですよ。やまけーさんは「行程変更老益」ですね。」

佐藤「今後楽しみなところは?」

いぶき「あさっての雁坂が楽しみですね。好奇心的に。」

佐藤「児玉との峠争いはどっちが勝ってる?」

いぶき「ガチったのは一回だけなんですよ。杖突峠です。そのときは僕がギリ勝ちました。それ以外は並走して上るので、実力は分からないです。」

佐藤「じゃあ耐久ランに向けての意気込みをお願いします。」

いぶき「岡野を一回生一位にしたくないです。戸河里とか栗田に期待してます。僕は信州班で鍛えたアップ力、ダート力で差を付けようと思います。」

佐藤「すばらしいな。あとダウン力も磨こう。」

 

いい心意気ですね。一週間ほど前、偶然電車で一緒になった岡本(14)くんが話していたのですが、今年は花背TTがなかったことで一回生の序列が決まっておらず、耐久ランへのモチベーションを高めるにはかえってよかったのではないかと思います。一回生一位争いは本当に楽しみですね。

 

児玉乱入

児玉「耐久ラン、僕はいぶきが強いと思っています。上り方が持久走向きなんですよ。いぶきはたぶん長距離に強いタイプです。戸河里は見たことないので分からないんですが、いぶきは相当強いと思いますよ。」

 

とにかく一回生は下見をしろ、八月ではなく九月が勝負だ、と二人にきつく言っておきました。岡本大先生も高く評価していた才能をぜひ開花させてください。

 

鈴木感想

佐藤「どう? 楽しい?」

鈴木「めっちゃ楽しいですよ。最初はひまつぶしくらいの感覚で参加したんですけど、ふつうに楽しいです。やっぱ小島よしおがでかかったですね。小学校の時めっちゃ流行ってたじゃないですか。今日の感想は小島よしおに尽きますね。」

佐藤「一回生かわいい?」

鈴木「一回生は話しかけるとちゃんと返してくれるからいいですね。インキャでコミュ障みたいなのは一切ないし、異様に遅くてディレーラー折るとかもないです(岩崎のこととは言ってない)。丸はよかったと思いますよ。」

佐藤「鈴木はいつまでいるの?」

鈴木「明日帰って、しあさってから御社です。「日本政策金融公庫」ってとこで、中小企業に融資をする会社です。まあ一日だけですけど。そのあと北海道に行く予定です。」

佐藤「じゃあ最後に、就活への意気込みをお願いします。」

鈴木「今の四回生を見て震えてるんで、それなりのところに就職が決まればいいと思います。今日はお守りを買いました。上田城のおまもりです。」

 

今年の三回生は就活への意識が高くて非常に立派だと思います。今年の惨劇を繰り返さないようにしてください。

 

中西感想

中西「今日は川上村で花火とかを見られたのでよかったです。楽しんでます。」

佐藤「なんで信州にしたの?」

中西「もともと東北の予定だったんですよ。このあと東北行く可能性があります。」

佐藤「あんなやばそうな班いくの? まあえりかちゃんなら大丈夫かな」

中西「一回東北に行ってみたいんですよ。合流が無理だったらソロでいろいろ回るつもりです。」

佐藤「国内の長いツアーは初めて?」

中西「NFとかGWにちょこちょこ参加はしてますが、長期は初めてです。」

佐藤「国内ツアーに順応できてる?」 

中西「う~ん、何日がいたら慣れると思います。」

佐藤「えりかちゃんは就活するの?」

中西「就活は秋からします・わしさんからいろいろ情報を得て、夏はまあいいかなと思いました。」

佐藤「どんな情報?」

中西「夏は会社の雰囲気とかを見て、だいたいの業界を決めるだけの時期だから別にいいのでは、と。そういえば川上村にクボタの会社がありました。外国人が多いんですよ。外国人に乗っ取られるんじゃないですかね?」

 

「夏の就活は業界を決めるだけ」本当にそうかな?

就活したことのない(する予定もない)僕がえらそうにいうのもあれですが、くれぐれも準備を怠らないように努力してください。ツアーより人生ですよ。

 

水谷感想

佐藤「今日輪行したんだって(キレ気味)?」

水谷「いや、今日は130キロの移動日でまったくモチベがなかったんですよ。」

佐藤「サイモンが言ってたけど、君はどんなにちぎれてもちゃんと走ってくる、っていうのに強みがあったわけじゃん。それぐらいはやれよ。」

水谷「いや、今日はリミットがあって、夜8時にスーパーにつかないとやばいっていうのがあったんですよ。さすがに班員を困らせるわけにはいかないと。

あと佐藤さん、フラット楽しくないですね。最近思ったんですけど、峠を上ったほうが普通に楽しいですね。峠だったら上まで上るっていう一つの目標があるじゃないですか。」

佐藤「二年前の縦断の時は?」

水谷「縦断の時はフラットのほうが好きでした。でも、この信州班は毎日一個峠上って、あとは下って行程が終わるんですよ。そっちのほうが楽な気がしますね。

あと、基本フラットってスピード上げなければ簡単についていけるじゃないですか。峠は僕の場合全力で登らないとガチで置いて行かれるんで、そっちのほうがひまじゃなくてよいと思います。」

 

水谷はここにきてパラダイムシフトを起こしたようです。驚きを隠せません。

 

佐藤「水谷が行くの信州班だけ? どういうモチベーション?」

水谷「信州という地域にいつかは行きたかったんですよ。で、一回生のときは明らかに登坂能力がなかったから北海道にした。二回生は体力をつけるために縦断にした。三回生は夏合宿全参加が最後だからヨーロッパに行った。で、四回生になってようやく行くことができました。

でも思ってたのとちがいましたね。もっと一回生が遅ければよかったのに、一回生がマルコスをちぎるレベルだったから大変です。毎日ちぎられて、毎日ジャンに負けて負けて大変です。負けすぎて帰りたかったんですけど、僕が離脱すると大垂水と雁坂が二回生一人、一回生二人で、丸が死ぬと思って残りました。」

佐藤「すばらしい心がけだと思います。最後にだれかにメッセージとかありますか?」

水谷「サイモンが明日来るから、岡崎くんもよかったら雁坂越えませんか。17日までは上回生がいるんだけど、そこからはガチで三人になっちゃうから岡崎に来てほしいです。」

 

どれだけ立派なことをいっても今日輪行したという事実は消えません。反省してください。

 

丸感想

佐藤「うまくいってそうだね。」

丸「はい。」

佐藤「一回生も強そうだね。」

丸「はい。」

佐藤「夏合宿は一回生が強いのが何よりだよな。」

丸「はい。」

 

ここであきらめました。

 

明日の行程

川上村大垂水道の駅みとみ

 

夏合宿中から耐久ランに意識が向いているのはすばらしいですね。何度も言いますが勝負は九月です。夏合宿で鍛えた体をなまらせないように、そして道に迷って実力を無駄にしないようにしてください。