8月14日 水谷(北海道)班 定時連絡

入られまくっている水谷班の定時連絡です。


今日の行程

釧路雪原根室の予定だったが、

水谷が入られるなどの理由により、

釧路雪原厚岸

 

道の駅を追い出され、駅を追い出され、路上の屋根の下で調理中(写真参照)だそうです。不幸が伝わってきます。

 

メンツ

1回生 建石、山本た、枦込、柴山

2回生 水谷、澤村

3回生 余合

 

建石感想

佐藤「今日はどうでした?」

建石「いや~、うまくいかないのが常なんですかね。道の駅の眺めがよくて、ここで寝れたらいいなと思ったら寝れないし、風呂がすごいよくて、ぐだれたらいいなと思ったらぐだれないし。今日は時間あるのに最悪ですね。」

佐藤「頼れる先輩は?」

建石「頼れるのは澤村さんですね。しゃべりやすいし。」

佐藤「澤村しゃべりやすいのか。俺的にはそうでもないけどな。何の話するの?」

建石「う~ん、何の話をした記憶もないですけど、なんか他愛のない話をしてます。」

佐藤「まひろは?」

建石「余合さんは話しかけてくれるのがありがたいですね。」

佐藤「そんなに下ネタ言ってない?」

建石「余合さんエロくはないですよ。下ネタ言わないです。それにしても二人減ったら急に寂しくなりましたね。岩崎さんが戻りそうな雰囲気ですけど。」

佐藤「なんか岩崎は北陸班が引き抜きを企ててるっていううわさがあるよ。」

建石「いやいや。北海道に断固として戻れと主張します。」

佐藤「どうしよう。戸上さんどうでした?」

建石「え~、思ったより変な人でした。」

佐藤「岡崎さんは?」

建石「岡崎さんは思ったより頼りになりました。」

佐藤「じゃあ、他の一回生に何かあればお願いします。」

建石「他の一回生とは、走っている間にもっとしゃべれたらいいなと思います。」

佐藤「枦込と麻雀の話すればいいじゃん。」

建石「卓もたたないのにしゃべっても仕方ないですよ。」

佐藤「最後に、楽しみなところとかありますか?」

建石「どこ行くか分かってないので楽しみなところはないです。」

 

「他の一回生としゃべりたい」という願望が妙に生々しいですね。

 

山本感想

佐藤「はい、どうでしたか?」

山本「今日は走った距離は短かったんですが、夕方過ぎから雨が降ってきて不幸です。今も降ってます。」

佐藤「それだけ?釧路湿原はどうだった?」

山本「なんかすぐ飽きました。」

佐藤「マジか。タンチョウ見れなかったの?」

山本「はい。いませんでした。」

佐藤「建石にも聞いたけど頼れる先輩は?」

山本「余合さんです。最上回かつテールを走ってくれていて、一番後ろで守ってくれている感があります。」

佐藤「頼れない先輩は?(回答を予測しつつ)」

山本「特にいないです。」

佐藤「あとでこっそり教えてね。」

 

具体的な行動をしなくてもテールを走ってさえすれば「頼れる」認定してもらえるのも、一回生がツアー慣れしていない今だけです。上回生は真の意味で頼れる先輩を目指しましょう。

 

枦込感想

枦込「今日は不幸でした。走ってる途中で、チョコチップパンが風で飛んで行ったりしました。」

佐藤「大変だな。カラスに食われるはあるあるだけど。聞いた感じ北海道はけっこう雨降ってるね。」

枦込「そうですね。半分ぐらい雨です。」

 

一説によると北海道は「晴れの年」と「雨の年」が交互に訪れており、今年は「雨の年」にあたります。覚悟するしかないですね。なお余談ですが「仲の良い回生」と「仲の悪い回生」も交互に訪れており、今年は(回生飲みに三人しか集まらない私の回生と同様)「仲の悪い回生」の年にあたります。覚悟するしかないですね。

 

佐藤「頼れる先輩は?」

枦込「余合さんです。(かぶったので以下割愛)。」

 

次回以降定時連絡をする人たちへの情報として、はしこみ君の「はし」は「はぜ」で変換すると出てきます。

 

柴山感想

柴山「今日は移動日ということもあり、景色も変わることなく退屈で眠気との戦いでした。一人で歌を歌って耐えていました。」

佐藤「何歌うの?」

柴山「J-POPです。」

佐藤「好きなアーティストは?」

柴山「乃木坂ですが、乃木坂は歌ってないです。」

佐藤「乃木坂か。推しメンはだれ?」

柴山「推しメンは高山一実さんです(下の写真参照)。」

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佐藤「梶尾は中元日芽香さん(下の写真参照)推しらしいんだけど、どう?」

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柴山「僕はひめたんは推してないです。」

佐藤「高山さんのどういうところがいいの?」

柴山「高山さんはムードメーカーなんですよ。これやったらかわいくなくなるっていうのをやってくれるんです。そういうの大事なんです。好きになります。」

佐藤「頼れる先輩は?」

柴山「班長です。」

佐藤「じゃあいいわ。」

 

柴山君も高山さんのようなムードメーカーをめざしてください(適当)。

なお梶尾君推しメンのひめたんは芸能界を引退しました。最近はアイドルをステップとして、最終的に女優やタレントを目指す人が多い中、ひめたんは「アイドルになりたくてアイドルになった」ため、アイドルをやめると同時に芸能界もやめたんですね(以上、梶尾からの受け売り)。

 

澤村感想

佐藤「今日の感想はもういいや。ここまでの班はどうですか?」

澤村「一回生については、柴山が「眠そうだけど楽そうな表情」でついてきます。楽すぎて眠いのかもしれません。たけしも速いです。ちゃんとついてきます。」

佐藤「班長はうまくやってる?」

澤村「たいすけは心労ためてそうです。いろいろ不幸が重なってるんですよ。僕が心労ためる要因かもしれません。」

 

「僕が心労ためてるのかも」は、三年前のY班で僕もO君も毎日思っていたことです。同回生にはその抽象的な不安がつきまといますよね。意外とそうでもないですよ。

 

佐藤「じゃあ、班長に改善してほしい点とかはありますか。」

澤村「行程は問題ないです。天気に振り回されてるだけです。改善点としては、心労がたまらないように適当にやれってことですね。」

 

余合感想

余合「ここ最近、蚊の出現率が高いんですよ。今までは全然いなかったんですけど、釧路湿原に踏み入れた瞬間に十か所刺され、いまテンバで五か所刺され、脚がぼっこぼこです。」

佐藤「北海道の蚊は凶暴だよな。蚊取り線香炊いてないの?」

余合「炊いてます。炊いてるにもかかわらず来るんですよ。北海道の蚊は蚊取り線香では死なないんですね。もう、蚊のせいで離脱したいです。かゆすぎる。」

佐藤「そういえばやまこー来るんだよね。」

余合「やまこーは16日の朝に道の駅で合流予定です。」

佐藤「やまこーに期待すべきことは?」

余合「酒飲むの付き合ってほしい。さわむらは飲むけど、好んで飲む感じではないです。たいすけは飲みますけど。一回生はみんな弱いです。枦込が初めてビールを飲んだら、一口飲んでもういいですって言って僕に渡してきたんですよ。

あと、前岡崎さんと戸上と日本酒を買ったんですが飲みきれなかったですね。」

佐藤「戸上弱いくせに飲むからな。」

 

やまこー登場にあたり余合にきつく注意したのは、「やまこーの話が長いと感じたら積極的に注意しろ」ということです。やまこーがダラダラと話し続けても、たぶん一回生も二回生も愛想笑いをすることしかできないと思われるから、同回生の余合の役割は重要であると滔々と説いておきました。

 

水谷(バカっぽいほう)感想

佐藤「なんかしんどそうだね。」

水谷「しんどいですよ(即答)。不幸です。こんな不幸レベルだったら、自分のことでいっぱいいっぱいです。二十年生きてきていちばんしんどいかもしれません。

ふつう、不幸なことは一回や二回で終わるじゃないですか。最近不幸なことが九回ぐらい続いてるんですよ。」

佐藤「一回生多いしな。」

水谷「はい。一回生多いし、しかも一回生がしんどそうな顔するんですよ。それを見るのもつらいです。もうやばいです。」

 

一回生のしんどい顔を見るのがつらい、やたらリアルですね。変にごまかさず、心労を微塵も隠そうとしない水谷にはすがすがしさを感じます。

 

水谷「あと、澤村は道間違えるし、俺のタイツなくすし。あとガソリンスタンドでガソリンもらうじゃないですか。そのとき店員さんに「何に使うの?」って聞かれるじゃないですか。そのときに澤村は「キャンプに使う」って言えずにキョドるんですよ。もうめっちゃあやしいやん。本当に、もうさわむら~ってなります。

 でも澤村は本当にいい同回です。」

佐藤「どこがいい同回なんだよ。今岡崎さんいるけど代わる?」

 

水谷「もう~、岡崎さん抜けてからやばいんですよ。」

岡崎「今日限界だったな。」

水谷「でも美瑛のあのときのほうが限界です。今日はまだ時間が速いので耐えてます。でもやばいんですよ。

①まず、昨日、コイランを澤村としばやまに任せて、一万円するタイツをたしかに託したんですよ。たしかに託した、たしかに託したのに、タイツがない。一人で探しに行ったけどない。

②あと札幌でもらったモンスターエナジーがサイドバックの中で破裂して、シュラフカバーが使い物にならないぐらいびしょびしょになりました、シュラフも。でもその日に限ってめっちゃ蚊がいて、びしょびしょのシュラフにくるまった。

③それと、今日釧路湿原道路に行ったんですけど、20188月から通行止めで通れないんですよ。テンションがた落ちのままピストンして無駄に走行距離稼いで……もう~。

④あと昨日クランクめっちゃ揺れるやんってなって、チャリ屋に持っていったら、交換がいるかもって言われたんですよ。まあなんとか2週間耐えるようにはしてもらいましたけど。

⑤車検の時もガタゴリ調整したらホイール壊したし。

⑥今日は追い出され追い出されようわからんところでテンバだし。」

 

②、④、⑤は同情しかねます。

 

岡崎「意外と雨だよな」

水谷「⑦意外とっていうか、ふつうに雨ですよ。ついてないですね。

たぶん不運が始まったのが、戸上さんのバイクネットのせいなんですよ。コイランに行ったとき、民度の低い戸上さんは落ちてたバイクネットを拾ってきたんですけど、それを僕が譲り受けたから罰があたったんだと思います。いま「不幸のバイクネット」として澤村が持ってるんですけど。

岡崎「なんだよそのシュールな話笑」

水谷「澤村の不幸はアメリカンドックを落としたことぐらいです。⑧澤村、公園で二人で飯食ってたら勝手に転げ落ちていったんですよ(写真参照)。でもこれはダメージがないからそんなに不幸ではないかもしれません。アメリカンドックほぼ食べ終わってたし。」


岡崎「そういえば岩崎も合流するんだよね?」

水谷「岩崎はバカだから、千歳空港についたら合流できると思ってるんですよ。僕らは合流しにくい所にいるのに、飛行機を降りたら合流できると思ってます。19日に来ると言ってるんですがたぶん21日とかになると思います。」

岡崎「北海道の広さ分かってないな」

水谷「もうやばいです。班長じゃなくてもやばい。班長であることによる不幸じゃなくて、人間として不幸です。もう限界です。岡崎と戸上がいなくなった途端にガチの心労になって、もう、ね~って感じですよね。やばいですよもう。あ~~。」

佐藤「もうわかったよ」

水谷「あと、この班、班員が多いですね。七人もいると出発がめっちゃ遅いんですよ。うちの班、なぜか出発の間際にトイレにいくのが流行ってるんですよ。それで出発が遅れるっていう。」

佐藤「悪いけど他の班あるから切るよ。」

水谷「マジすか。」

 

そして、⑨岩崎は北陸北日本班に合流することが今日決まりました。

「不幸のバイクネット」は実に9つの不幸をもたらしましたね。あとで恨みのある人にでもあげてください。