8月12日 大林(東北)班 定時連絡

北海道班から離脱してしまって寂しく感じています、岡崎15です。

北陸北日本の定時連絡をしている間に大林組の準備もできたらしく、こちらから電話をかけさせていただきました。

岡崎「今日の行程を教えてください」

大林「今日の行程…なんだっけ…一日が濃すぎて…ちょっちょっ、ちょっと待ってください」

頑張って思い出してもらったところ、大林組の今日の行程は、

庄内みかわ→酒田観光→鳥海BL→象潟

とのことです。

メンツは、

1回生 脇、りんたろう

2回生 大林、大串

3回生 奥村

4回生以上 井上 山本

だそうです。こんなん絶対楽しいやん。

大林「さっきのは概要で、もう少し詳しく行程話していいですか」

岡崎「どうぞ」

大林「まず、うちの班毎晩テンバに着くのが遅いんですよ。だから朝も遅くなって、毎日7時〜8時とかに出発になるんです。それで今日8時に出発して5km先のコンビニに向かったんですけど、コンビニまでに脇がパンクしてRDが死んで、とりあえずジャンしよっかっていってジャンしたら脇が負けたんです。それでとりあえず脇が入られました」

脇は不幸の星の下にでも生まれてるんですかね、かわいそすぎます。

大林「酒田の観光は即身仏を見たんですけど、感動しました。あ、わかります?即身仏」

急に舐められましたね。わかりますよ、即身仏。

大林「それで、鳥海ブルーラインに向かったんですけど、脇がずっと入られてたんで、脇と、鳥海ブルーライン行ったことある山本さんは象潟に直行してもらいました」

岡崎「なるほど、じゃあ5人で登ったんだね」

大林「はい。それで僕は奥村さん井上さんの後に着いたんですけど、それまで晴れてたのに僕が着いたらガスってるんですよ!でもしばらくしたら晴れました。初めての晴れです。とりあえずりんたろうに晴れを見せられて良かったです」

岡崎「初めての晴れなんだ、よかったね。確かに蔵王行かずに林道いってたりしたね」

大林「でもなんか最近、スカイラインより林道のほうがコスパいいことに気づいたんですよ。頭を使って登れる感じとか、ガスでも単位は来る感じとか」

なるほど、確かに林道は走ってるだけで単位来る感じはしますね。

大林「それで、鳥海ブルーライン行かなかった脇と山本さんに買い出しを任せたら、晩飯がキャベツカレー素麺になったんですよ!!僕、そもそも素麺嫌いなんですよ!!フ○キさんに腹が立ちます

腹が立つ方向そっちなんですね。草。

大林班長も色々溜まってそうでしたが、とりあえず1回生に代わってもらいました。まずはりんたろうから。

岡崎「こんばんは、元気ですか?今日はどうだった?」

りんたろう「元気です。鳥海ブルーラインはダウンが感動しました。スーッと下って横に雲海が見れる感じが」

岡崎「時間的に夕陽とか見れそうだけど、そういうのはダウンしながら見れたりしたの?」

りんたろう「はい。雲に日が当たってオレンジ色になってるのが良かったです。下りきってから、5人で芝生で寝ながら空を見ました」

なんか夏合宿ぽくていいですね。

りんたろう「あと、即身仏は感動しました。今日は観光もできて良かったです」

りんたろうは今日の行程に満足そうでした。やっぱり晴れは正義ですね。

続いて脇に代わってもらいました。

岡崎「今日大変そうだね」

脇「まず3km漕いで変速効かねぇペダル回らねぇってなって、井上さんに言ったらとりあえずコンビニまで行こうってなって、コンビニまで向かってたんですけどもうすぐコンビニだ!って言うところでパンクしました。その後とりあえずジャンしよう、ってなってジャンしたら負けました。僕これで8敗目なんですよ、ガン萎えです。萎えすぎて足が回りませんでした」

岡崎「ジャン弱すぎない?」

脇「次僕負けたらジャン自粛した方がいいんじゃないかみたいな雰囲気になってます。しかもりんたろうは1回も負けてないんですよ、僕は8回負けてるのに、何これ?恐怖ですよ、何これ?

岡崎「それで鳥海行けなかったんだ」

脇「午前中はそんな感じで入られてたんですけど、午後は暑さで入られました。そしたら大林さんが、『やめといたほうがいいよ』と言ってくれたので山本さんと象潟まで直行しました」

岡崎「ジャン負けたときどう思ってるの?」

脇「大林さんが毎回『マ!?』みたいな感じで驚いてますけど、僕はもう慣れました。何も感じないです。今日は3回やって1回負けたので、一日一敗なら余裕だな、って思ってます」

慣れって怖いですね。

岡崎「他の班で高レートジャン負けてる人とかもいるけど、どう思う?」

脇「高レートジャン負けて順位上げてくるのは違うんじゃないか?って思いますね、僕は毎回痛みを背負ってるんです。1回負けただけでジャン弱いみたいな感じになるのは違うんじゃないか?って思います。毎回痛みを背負え

刺さる言葉ですね。確かにそのとおりだと思います。

脇「昨日も一昨日も、『もう二度と負けません』って言ってるんですけどその後負けました」

岡崎「じゃあ最後に一言」

脇「明日からはぜっっったい負けない!!!」

(みなさんSlackをご覧のとおり、脇は翌日の朝ジャンに負けました)

次は大串に代わってもらいました。

岡崎「今日はどうだった?」

大串「即身仏が(他の班員の感想に比べ平凡だったので省略)」

大串は観光に満足していました、とだけ言っておきましょう。

次は奥村に代わってもらいました。

岡崎「キャベツカレー素麺どう?」

奥村「地獄。失敗。単純に量が多い。12玉入れて焦げてだまになって最悪ですよもう」

岡崎「成功してもまずいでしょ」

奥村「失敗は、人間が食えるものじゃない。成功したら、不味いけど食えるものになる

なんで成功してもしんどいものを作ったんでしょう、理解が追いつきません。

岡崎「なんでキャベツカレー素麺なの?」

奥村「今日はフ○キリスペクトDayなんです」

岡崎「他の三大テン場飯はやらないの?」

奥村「この前生ネギ麻婆豆腐作ろうとしたんですけど、みんな料理うますぎて火が通っちゃったんですよ。普通に美味しいのできちゃった」

1回生はわけわからず不味いテン場メシを食べさせられてるんでしょうかね、どんな気持ちなんでしょう。

岡崎「行程的にはどう?」

奥村「大林組はブラックなので一番暑い時間に漕ぐんです。朝も遅いし午前は観光とかしてる、それで行程を消化するために午後にTTが始まるんです」

頭悪そうすぎる

奥村「あと、山本さんがふざけてダートぶち込んだり鬼引きしたりするんです。今日脇が死んだ原因はそれですね」

脇が『次やったら離脱します』って言う日も近そうですね。

岡崎「鳥海はどうだった?」

奥村「85点でした。林道だと60点絶対来るから林道の方がいいですね、舗装路復帰しただけで60点貰えるんで。スカイライン系は69点以下は0点になるので」

林道の方を好む班員が多いようですね

奥村「まあしんどかったですね、大林が序盤の微アップ飛ばすんですよ、めっちゃ踏む、イミフでした。あとにいさん、田沢スーパー行くために新幹線くらい使え、失望しました」

大林は先頭で飛ばしたがる傾向があるようですね。

戸上は田沢スーパーの途中できっと追いついてくれるはずです。

次は井上に代わってもらいました。

井上「キャベツカレー素麺しんどい。てかこれ一人100〜200円だし捨てていいかな?あ、今日の感想はね、即身仏が神聖な感じだったけど、近くにブラジル産の土産が売ってて、金の匂いを感じた。あと、即身仏の服が5年に1回変わるんだけど、その切れ端をお守りに入れて600円で売ってて、金の匂いを感じた」

リアルなところを発見してしまうあたり井上っぽいです。

岡崎「初めての晴れらしいね」

井上「でも、バク晴れさいこー!とはならなかったね。この班もうスカイライン系ないんだよね、確か。あ、八幡平があるか

岡崎「八幡平めっちゃ普通やで」

井上「まじかよこの班なんもねぇじゃん」

…下手なこと言ってごめんなさい。

岡崎「定時連絡、どうしたの?ケータイ壊れたの?」

井上「そう、台風の日にケータイ死んだ。しかもその日奥村が1回生千切って先に行ったから1回生と下ってたんだけど、りんたろうが豪雨の中『メシ食っていいですか』って言ってメシ食いだして、もうさぁ、すげえよ」

話が尽きないですね、とりあえず山本さんに代わってもらいました。

岡崎「どうですか、大林組」

山本「俺がみんなを疲弊させて申し訳ない」

申し訳ないならやめましょうよ笑

岡崎「時間の無駄ではないんですか?」

山本「全然時間の無駄じゃない。今日も63kmだけどめっちゃ満足してる」

岡崎「へえ、象潟直行してましたけど、どこが満足しました?」

山本「どこ?どこ…?いや、何もないけど、謎の充実感がある、密度がすごい、超楽しい」

何もないのかよ、まあ楽しいなら良かったです。

岡崎「大林、山本さんにビビってましたけど大丈夫ですか?」

山本「ちょっと先頭引いたら『スゲー』ってなったのでもう余裕」

…ちょろすぎませんかね?

岡崎「キャベツカレー素麺はどうですか?」

山本「おれのやついま電話してるからどんどん冷えてる。もう全員諦めた

岡崎「なんでキャベツカレー素麺にしたんですか笑」

山本「いや、直行する前にキャベツカレー素麺にするよ?って聞いたけど何も言われなかったから、そのままそうした」

業が深いですね、全員諦めるテンバメシ、金の無駄すぎる。

大林にもどしてもらいました。

大林「キャベツカレー素麺はこの世で一番ありえない食べ物の象徴。これ作ったフ○キさんやばいですよ。山本さんはお茶目な人だから冗談だと思ったんですけどホントにキャベツカレー素麺にしててびびりました。どうみてもマズイから一口も食べてないです」

岡崎「一口食べてみてよ」

大林「(超嫌がりながら)じゃあ一口食べます」

(一口食べる)

大林「やばい。何かもう素麺がおかしい。とけるから…だめです、もう、なんか。道の駅の前にガストあるんで…ガスト行きます…。俺が班員だったら怒りの離脱してますよ」

後ろで終始奥村が草を生やしているのが印象的でした。

岡崎「山本さん来てからどう?」

大林「山本さん来てから班が和やかになりました。会ってみるといい人でした。井上さんや奥村さんみたいな邪悪さがないです。山本さんだけ心を持っています」

(背後で奥村が「引いてもらっただけだろ!それは許せんなあ」と言う声)

大林「奥村さんと井上さんは文句しか言わないんですよ。朝早く起きたら、『ねむい』って言うし、昼漕いだら『あつい』って言う」

この班の定時連絡は本当に面白いですね。素材が神なのでそのまま書くだけで面白くなるのすごい。

岡崎「じゃあ最後に他の班長に一言」

大林「キャベツカレー素麺だけは作らないほうがいいよ」

大林組の明日の行程は、

フリー→協和

らしいです。今後天気が悪そうですが、頑張ってください!

(通話時間は54分21秒でした)

以下、大林から送られてきた写真です。

初めての晴れでみんな嬉しそうですね(笑)


岡崎15