初めての定時連絡で緊張している安田です。
最初は帯広でばんえい競馬を観戦中の水谷くんから連絡をもらいました。
班員
1回生 枦込 柴山 建石 山本たけし
2回生 水谷たいすけ(班長) 澤村
3回生 余合 戸上(13日に離脱)
4回生 岡崎(13日に離脱)
M1以上 松井(00) (帯広にてジャンに参加)
行程
南富良野~狩勝峠~新得~帯広
移動日かつ観光日で楽な工程だったとか。でも、朝から不幸な出来事が立て続けに起こったそうです。
水谷た「今日は不幸なことが3つあったんですよ。まず、朝袋がキタキツネに奪われてしまって、その上荷物も荒らされて戸上さんと余合さんが被害を受けてました。みんなキツネにブチ切れたので、取り囲んで石を投げて撃退し、人間の力を見せつけてやりました」
食べ物を動物に盗まれるのはよくあることですね。私も桜島で猫にやられたことがあります。北海道はヒグマも生息してて危ないので、夜は食べ物はザックにしまっておくといいでしょう。
「それから狩勝峠に行ったんですけど、右の足首を痛めてしまって、これが2つ目の不幸です。それでその時にウエストポーチをコンビニに忘れたことに気付き、片道20キロ戻る羽目になってしまい、申し訳なかったしとても不幸でした」
足首は歩くのがしんどいくらい痛いけど、頑張って工程を完遂したいとのこと。
たいすけがピストンしてる間、他の班員は暇だったからジャンをしてたそうです。
「この班ではヒマさえあればジャンをします。ジャンは正義。今日もジャン負けちゃったんですけど、帯広の豚丼ジャンで負け分がチャラになりました」
この班は超高レートジャンが大好きですね。皆さんでどんどん北海道の経済を回していきましょう。
「ジャンに参加した松井さんからヨーグルトの差し入れを頂いた。本当にありがとうございました」
松井さんの奥さんの実家が営む半田ファームで差し入れを頂いたのだとか。
私からもこの場で御礼申し上げます。
「明日岡崎さんと戸上兄さんが離脱してしまい、しんどいです。初めからずっといてくれたのでいなくなってしまい悲しいです。その代わり、後から山おじ(原文ママ)、わしさん、高橋さん、才門先生の合流があるのでそれを楽しみに頑張ります」
山おじって呼んでたのは草。人の出入りが多いと賑やかで楽しそうですね。
特に戸上さんは、動物園のタンチョウに息を吹きかけてフンをさせたりと、面白かったそうです。
次に1回生に代わってもらいました。
まずはさしこみ枦込
「狩勝峠ではダウンで15~6℃しかなくて寒く、風邪気味になってしまいました。帯広では豚丼と六花亭に行きました。この班はジャンの回数がやばくて、僕もいっつも負けるんですけど、今日は1回も負けませんでした!」
さしこみくんというあだ名は麻雀で呼ばれるには良いけどジャンに関して呼ばれるのは不服なのだとか。たくさんジャンして強くなってください。
「岡崎さんはばんえい競馬でオッズ4倍以上の4頭に単勝で500円ずつかけててすごい。最初ははしゃいでる先輩なのかなって思ってたけど、走ってる時とかは上回生らしくきちんとフォローしてくれます。
戸上さんはいつも僕の後ろを走ってくれてて、楽しい人だなと思います」
豚丼ジャンに負けて頭のネジが飛んだのでしょうか。作戦の成否については後述。
続いて柴山
「前日の工程が早めに終わったので、今日は余裕を持って心地よく走れてよかったです。
セイコーマートは北海道で初めて知ったけど、ザンギ棒が一番好きです。競馬は負けてるけどそれなりに楽しんでます」
ホットシェフ美味しいですよね。僕はメンチカツをお勧めしておきました。
「戸上さんは足の親指がでかいって指摘された時、自分でも気づいてなかったのか嬉しそうにまじまじと見つめてたのが印象的。テンバではしっかり動いて働いてくれていて、頼りにしてました。
岡崎さんは来てくれた時から楽しかったし、様々な面から班を明るくしてくれてました。おかげで良いツアーになりました。
この2人みたいにしっかりした上回になりたいです」
戸上のエピソードはまだまだ尽きないみたいです。
普段は適当そうな2人も、ツアーではしっかり上回力を見せつけているようですね。
近くに1回生がいなかったらしく、戸上に一度代わってもらいました。どうやら出走が始まったらしく、興奮して実況してたけど状況はよく分かりませんでした。結局戸上の買った馬券は外れたそうです。
次に、建石くん
「今日は楽しかったけど、キツネに飯を盗られたのが悲しい。そのあとキツネを○そうとみんなで追いかけたのがおもしろかった。
ジャンとか膝のかばい方とか色々要領を得てきた感じ。ジャンでは押し引きとフォームを意識してる。でも結局勝ったフォームが一番強い」
数多のジャンを経て着実にレベルアップしてるのが見て取れますね。
「戸上さんは民度低いアピールする時に右手を振り上げて『しばくぞ』のポーズをするのが印象的。楽しい先輩です。岡崎さんはBOXで元気に麻雀してるイメージしかなかったんですけど、しっかりしてて主将感ありました」
1回生から見たBOX住民の大半はそんなイメージなんじゃないでしょうか。
最後に、山本たけし
「帯広に行く途中の農道が、一面にとうもろこし畑が広がってて綺麗だった。これを見に北海道来たようなもの。六花亭のマルセイバターサンドアイスとサクサクパイ美味しかった。豚丼ジャンは流石にやらない。今日のテンバはライダーハウスで室内なので幸せ」
1回生はジャンに関してまだ正常な思考を持っているようで安心しました。
「岡崎さんと戸上さんは2人とも面白くて、班の雰囲気を良くしてくれていた。抜けてしまうと、減った人数以上に寂しくなってしまう気分。」
こんなことを言ってもらえるなんて先輩冥利に尽きますね。
続いて、2回生の澤村
「今日は観光日。去年の班はキツくて観光日が少なくて、それはそれで良かったけどやっぱり観光は楽しい。ジャンの調子が良くて、まだ1回しか負けてないし高レートジャンでもしっかり勝っている」
澤村はジャンが弱いと聞いていたのですが、カモにされてなくて良かったですね。
ここで、やまけいの後継者問題について聞いてみました。
「やまけいさんとは去年の夏合宿で一緒に走ったし、やまけいさんのサイドバッグを見て僕もザックから変えた。しこいちではきつくてちぎられてはぐれるほどしんどかったけど線つなぎのきっかけになった。やっぱりやまけいさんの後を継いでる感じしますね」
やまけいさん良かったですね。
次に、3回生のしんちゅう
「峠争いでは岡崎さんと戸上が飛び出してちぎられて、その後澤村にもちぎられた。走力の低下を実感。ジャンの調子も悪く、今日は5回中2回負けてしまった。朝のキツネ事件では焼肉のタレを靴とザックにこぼされて、靴が釈迦ってしまった。戸上がキツネと戦ってた(後述)」
翌日最上回生になってしまうと不安がってたので、とりあえずたくさん酒を奢ってあげるようアドバイスしておきました。
最後に戸上兄さん
「2時ごろキツネが来て追い払ったけど、1時間もしないうちにまた来たので流石にブチ切れた。石を沢山持ってチャリに乗り、スプリントをかけて追い立てて、チャリから飛び降りて石を投げた。そしたら来なくなったけど、銀マとシュラフが汚されてて辛い。起きた後米炊いてたらまたキツネが来たので、ザキさん、たいすけ、澤村と4人で包囲し石を投げた」
強い怒りを感じますね。
離脱に当たって残された班員へのメッセージをもらいました。
「1回生へ。あまり頑張りすぎず適度に頑張ってください。たいすけと澤村へ。2回生2人だけど頑張ってください」
岡崎とは定時連絡の後深夜に電話しました。
「豚丼ジャンに負けて、生まれて初めて社会人に豚丼奢った。
競馬では最初に2000円(上述のとおり)かけたら、+400円になった。そのプラス分を次のレースにかけたら0円戻って来た。最後のレースで400円かけたら、また0円戻って来た。つまり-400円の損失。
たいすけが1回生になめられ始めてて、たいすけ兄さんって呼ばれてたり真似されてたりしている」
社会人は絶対負けないというのは本当らしいですね。
1回生が班長をナメ始めるのは、距離が縮まってるのが見て取れます。
最後にたいすけに変わってもらったら最終レースの実況をしてくれましたが、「ヤバイ」「あ〝ーーー」「マジーーー」ばかり聞こえてきてアホそう語彙力の低下を感じました。
ギャンブルはほどほどに。
明日の工程
帯広→釧路湿原→釧路
頼りになる2人の先輩が離脱してしまい大変だと思いますが、頑張ってください。
↑帯広での松井さんとの集合写真
↑ばんえい競馬場での写真
↑馬券を当てた岡崎、このあと負ける模様
文責 安田(15)