三番目に連絡がきたのは奥村(16)の分断国道班でした。
メンツ
1回生 吉武
2回生 奥村
3回生 井上 勢戸 安田
上回生 山本
上回力高めな班のようです。
今日の行程
水上➡坤六峠➡片品村➡藤原ダム、奈良俣ダム➡金精峠
と来て、現在は山澤(14)が発見した、金精峠途中の駐車場と屋根だけのところ(!)にいるとか。計7~80kmほどだったようです。
奥村「今日は清水峠(1448m)の分断国道担ぎ越えをするつもりだったんですが、朝の予報が雷雨だったので断念して…班員のモチベ・疲労度を考慮すると、今日は峠一つで終わろうと思いました。」
賢明な判断だと思います。そろそろ疲労がたまってくる頃でしょうし、疲れ抜きは重要です。
奥村「奈良俣ダムで大雨にあたって…そこにベンチがあったのでみんなで昼寝しました。結局4時間くらい寝ちゃって…みんな疲れてましたね。R405を越えた人は特にやばかったです。」
寝ろ。かえって雷雨になってよかったと思うのは僕だけでしょうか。
次に吉武に感想を聞きました。
吉武「今日はモチベがなかったのでしんどかったです。清水峠に行けず、移動日みたいでした。R405の疲れがとれず、ふとももの上がじんじんしてます」
やっぱりお疲れのようです。風呂でのマッサージとストレッチが効く、とアドバイスしておきました。それでも、担ぎ越えがこの班のコンセプトだから多少はね?
吉武「一回しか担ぎ越えしてないんですよ。清水峠と地蔵峠が中止で2/4になりました。もう分断国道班でなくて、2500up➡休養日の繰り返しですね」
班としてのアイデンティティが入られているようです。
みんなに聞いてるんだけど、ツアー中うまかった/まずかったものは?
吉武「大体1食500円かけてるので、ご飯は豪華で不満はないですね。一日目の牛スジカレーがおいしかったです。…あ、昨日の豚バラダイコンは、具を一気に入れちゃったので火の通りにむらがあってイマイチでした。」
食事は豪華でレベルが高いようです。上回力の高さも影響してるのかな?
上回に訊こうと思ったら、なぜか井上が乾杯の挨拶をしていました。
井上「いや、班長がアレで乾杯あいさつできないんですよ(笑)」
奥村は班長の特権を自ら放棄したようです。
井上「しめさばを買って、炙ったらとてもおいしかったですね。不味かったのは…草津の朝の八宝菜が味うすでアレでした。」
勢戸「東北班から合流したんですけど、東北班のモツ煮は噛み切れず、飲み物と化していました。こっち合流して、道の駅水上のモツ煮定食で初めて噛み切れて、おいしかったですね」
話を聞く限り、メニューが豊富で、各地の名物もおいしくいただいているようです。飲み物と化したモツ煮…逆に興味が沸いてきます。
安田は班長の奥村と同じ高校出身なので、仲良くやっているか聞いてみました。
安田「一応みんな仲がいいですよ。みんなはじっこみたいなもんなんで(笑)。 井上がアテを積極的に作ってくれるんですが、彼が作った生姜焼きはうまかったですね。不味かったのは、初日の奥村の米ですかね。芯かつベチャで…だんだん改善してきて、昨日はおいしかったですよ。」
アテを作るあたり、上回力=QOLを感じます。
山本「きょうのアップルサンデーがうまかった。奈良俣ダムのダムカレーは普通。40点くらい。」
結構低くないですかね?
山本「最初は横断班にいたけど、分断国道班はやりたい放題だわ。飯は充実しすぎ。」
個性の強いメンツが集まっているようです。走力も高く、井上がダウンでちぎられうるとか。コーナーで差をつけろ。
奥村に電話を戻しました。
奥村「うまかったものですか?今日僕が炊いた米ですね。西川(13)さん直伝の炊き方で、最高のアルデンテでした」
自画自賛してますが、米にアルデンテ?
明日の行程は
金精峠越え➡日光(フリー)➡鬼怒川温泉
だそうです。このままQOLを求めたツアーを続けてほしいところです。
今日の温泉での課金の様子だそうです。課金=QOL=正義。
担当:梅木