8月18日 北海道班 定時連絡

山下率いる北海道班の定時連絡(すごく長かった)です。

 

 

メンツ

1回生 ヨアヒム、湯淺、天見

2回生 山下

3回生 岡崎、村上

留学生 John

 

今年は少人数の班が多い中にぎやかそうでいいですね。

しかし人数が多いせいで一時間超の長電話をするはめになりました。

 

 

今日の行程

斜里(運動公園)摩周湖弟子屈(てしかが)屈斜路湖美幌(びほろ)(とうげ)(道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠

 

山下いわく「ぐるっとパノラマ美幌峠」からはまあまあ「ぐるっとパノラマ」が見られたそうです。

 

 

ヨアヒム感想

ヨアヒム「どうも三浦です。今日は峠を三つも越えたので脚が痛いです」

佐藤「三つって多いの?」

ヨアヒム「三つは多いです。北海道は二日に一つくらいしか峠出てきませんし」

佐藤「十勝岳はどうだった?」

ヨアヒム「十勝岳は泣きそうになりました。あと今日はテンバが寒いですね。たぶんいま雲の中にいます。晩飯のラーメンがおいしいです」

佐藤「岡崎さん入ってどうなった?」

ヨアヒム「岡崎さんはとにかく(褒めている部分は省略)。岡崎さんが来るまで才門さんがちょっとムスっとしてたんですが、岡崎さんが来てからは精神年齢が下がりましたね」

 

さすが共依存の三回生ですね。

平均斜度10%程度? 北海道の中では圧倒的にきついことで有名

 

湯淺感想

湯淺「今日は屈斜路湖と摩周湖の天気がよくてよかったです」

佐藤「峠きつかったらしいけど」

湯淺「峠は普通でした。僕はシャカシャカ行く派なのでそんなにきつくないんです。風がある日よりぜんぜんきつくなかったです。あと今日はめっちゃ寒いですね。ラーメンで温まって早く寝たいです※」

佐藤「ヨアヒムがきつかったって言ってたよ」

湯淺「ヨアヒムは峠が苦手なんですよ。終わった後病んでましたね。天見はめっちゃ速いです。一回も追い抜けませんでした」

佐藤「ついでに一回生のその他の印象は?」

湯淺「ヨアヒムは(検閲により削除)を飲んだら動かなくなります。天見は働き者ですが、(検閲により削除)を飲んだら酔ったことを解説しはじめますね」

 

なんとなくイメージ通りですね。

※かわいい

 

天見感想

佐藤「じゃあなんでもどうぞ、15分くらいしゃべってください」

天見「昨日知床に行って海沿いから740mまで上がったんですよ。けっこう身に応えましたが、そのぶんいい景色が見えて、峠はいいなって思いました

で、それを踏まえて、今日は峠が三つぐらいあったので楽しめました。ヨアヒムは峠嫌いらしいですが僕はけっこういけるほうなので楽しめました」

佐藤「天見は(検閲により削除)を飲むと酔ったことを解説しだすって湯淺が言ってたけど本当?」

天見「まあそうかもしれないですね。独り言の類です。僕たぶん独り言が多いほうで、その一環として言ってしまうんです。酔い方の解説ですか? そこまでくわしく解説した記憶がないですね」

佐藤「記憶なくなってるってこと?」

天見「記憶なくなったことはないですがぼんやりとしか覚えてないです」

佐藤「他の一回生どう?」

天見「いや、みんなちゃんと働いてますよ」

佐藤「ヨアヒムは働かないって湯淺が言ってたけど」

天見「いや、ヨアヒムは働いているとは思うんですが、たぶんそこまで働いている姿が目立たないんですよ。僕は働いてると信じています。湯淺は、けっこう働くほうですが、自発的というよりは人に言われて動き出す感じですね」

佐藤「ジョンは?」

天見「ジョンは自由気ままにやってますね。働きたいときに働いて休みたいときに休むって感じです。アメリカンですね。僕は働いているほうだと思います。

あと湯淺は米炊くのがうまいですね。湯淺米をみんな絶賛してます。僕はまちまち。この前は評価A+をいただいたんですが、わりとべちゃになりがちです。米に関してはヨアヒムも僕と同じ感じです」

佐藤「米炊きの上手下手ってよくわかんないよな。才能だよな」

湯淺「ある一点を超えると才能ですね。湯淺は継続的に80……90点を取ってきます※※。今後もツアーとか行く予定なんで、僕もテンバ力高めていきたいです。みんなに必要とされるぐらいにはなりたいです」

 

何の脈絡もない雑談の集合体を正確にお伝えする必要があったのかは分かりませんがせっかく長々しゃべったのでがんばって再現しました。

この班は「今日の話」以外の話をするやつが多かった

※※横にいた才門から訂正が入って10点加算された

 

岡崎感想

佐藤「めんどくさいから書かないけど、何かありますか」

岡崎「え~書かないんすか。ひどいなあ。じゃあ何もないです」

 

村上感想

佐藤「今までムスっとしてたのに岡崎が来てから騒ぎ出したってヨアヒムが言ってたよ」

村上「まあ騒ぎ出したのは否定しないですが別にムスっとしてたわけじゃないですよ。先輩としての威厳を見せようとしていただけです。今日は話したいことが五つあるんで聞いてください。

まず一つ目が、岡崎が来てから一回生が共依存しはじめたんですよ。フリーなのに一回生がトレイン組んで走るんですよ。で、僕は一回生の後ろをだらだら走っていると。

二つ目なんですが、昨日国後島見たんですよ。国後島は建前上日本の領土ですけど、「ロシア」が見えて感動しました※※。日本から外国が見えるのってあそこだけじゃないですか」

佐藤「国後島は日本の領土だろ」

村上「まあ建前上はそうですけど……。じゃあ「ロシア人が住んでいる島」が見えてよかったです」

 

一つ目の話は特にコメントのしようがなかったです

昨日の話なら昨日の定時連絡でやれ

※※問題発言

 

村上「じゃあ三つ目行く前に辰巳に代わりますね」

岡崎が辰巳のものまねをするのに付き合わされる

 

村上「で、あと昨日の話なんですが、昨日はみんな知床に行く予定だったんですが、僕は野付半島に行きたかったんですよ。で、まこつに老害行為をしてフリーにさせて一人で野付半島に行きました。けっこうよかったですよ」

佐藤「知床よりよかったの?」

村上「はい。()()※※が見られてよかったです」

佐藤「砂嘴ってそのうちサロマ湖で見れるんじゃないの?」

村上「サロマ湖は砂州(さす)※※※です。砂州も楽しみです」

 

マニアックなこだわりが才門っぽいですね。

昨日やれ

※※沿岸流により運ばれた漂砂が静水域で堆積して形成される、嘴 (くちばし) 形の地形

※※※波と沿岸流 によって形成される細長い堆積地形であり、海岸や湖岸の近くに見られる

 

村上「で、あと四つ目ですが、せせが藤原班にいたとき、7日中6日雨だったそうです。藤原班から離脱するときに北海道に来る感じも若干あったんですが、結局おっくん班に行って、ずっと雨に降られてるらしいです。素直に北海道くればよかったのに。じゃあ五つ目の話の前に藤原に代わりますね」

岡崎が藤原のものまねをするのに付き合わされる

 

村上「最後の話は、僕が一回生のときの北関東班で片山さんにぶちぎれたかけた話です。これつい最近解禁した話なんですが(ここに書くにはヤバすぎる話だったので割愛)」

 

ジョン感想

(しばらく英語でやらされたのが長引いた原因)

佐藤 Is it hard today?(拙訳:今日はつらかったかい?)

ジョン No, not too hard. Bihoro Peak is the last peak in this tour. After this peak, only little up and down. Do you know sagan?(いや、そうでもなかったね。美幌峠がこの旅の最後の峠だったよ。あとはもう、ささいなアップダウンだけさ。ところで、君はサガンを知っている?)

佐藤 You mean a racer?(自転車選手のサガンのことかい?)

ジョン Yes, he runs very fast at small mountain, but slowly at big mountain. I am similar to him. Do you have any more questions?(そう。彼は低い山だととても速く走るのに、高い山になると遅いんだ。僕は彼に親近感を覚えるのさ。他に質問はある?)

佐藤 Who is the most cute member?(メンバーの中で一番かわいいのは誰だい?)

ジョン Yuasa, without question.(それは湯淺さ、言うまでなく、ね)

佐藤 Not Yoahimu?(ヨアヒムじゃなくて?)

ジョン He is just funny, but not cute.(彼はおもしろい子だ、でもかわいくはないね)

佐藤 Not Amami?(天見は?)

ジョン Amami is normal. He works very hard, and normal Japanese work hard, too. So he is normal. He will maybe die for karoushi. That’s ok?(天見は普通な子さ。彼はよく働く、そして普通の日本人もよく働く。だから彼は普通な子。彼はたぶん「過労死」するね。もういいだろ?)

 

このあと、ある男についてのコメントを求めたら、ジョンは「彼自身の決断を尊重する」(I respect his own decision)と答えてくれました(詳細は割愛)。最後に日本語で、「日本人には留学生に積極的に話しかけてほしい」との主張をし、「僕はKUCCに感謝している」と述べ、長かった会話が終わりました(今生の別れみたいな会話になったが五日後にまた定時連絡をするという事実)。

実はよくわからなかったがたぶんこういうことを言っていた

 

山下感想

佐藤「このあとの行程は?」

山下「このあとオホーツク海沿いのフラットを走って、いよいよ宗谷岬ですね。一年前のリベンジも兼ねてます」

佐藤「だいぶ端をそろえてきたね」

山下「でも北地には完敗ですね。北地は今年の春とGWで四国の四端を終わらせてて、春に九州の北端・東端・西端もとってるので、残りが北海道の西端・南端・東端だけで、それもぜんぶこの夏合宿でとり切るそうです」

佐藤「すごいな。山下は?」

山下「佐多岬が工事中でガチの最南端までは行けてないんですが、それをカウントすれば今16分の10です。これから宗谷岬に行って、夏合宿が終わったら北海道の西端と南端をとって、ポス夏で四国の西端・南端と九州の西端をとって終わりです。というわけでそろそろ「縦断なき縦断」を達成しますね」

佐藤「「縦断なき縦断」とか絶対言わないほうがいいよ」

 

知らぬ間に北地と山下で激しいバトルが行われていたようです。今年の一回生は誰が「端っこ勢」になるのでしょうか。

 

佐藤「そういえばhimawariもう聴いた?」

山下「ああ、結構名曲ですね」

佐藤「山下のおすすめの曲ない?」

山下「夏合宿っぽいっていうか夏っぽい曲を探してたんですが、「キマグレン」の「LIFE」はおすすめです。あと「Suchmosもいいです」

 

「サチモス」とメモっておいてあとで調べたら曲のタイトルではなくバンドの名前でした。よって何がおすすめの曲だったのかはメモりそこねました。

ミスチルの新曲。Cメロの「考えてる風でいて/実はそんなに/深く考えてやしない」という歌詞が、メロディーの上で「考えてる風で/いて実はそんなに/深く考えてやしない」と切れる(意味の切れ目とメロディーの切れ目をあえてずらしている)のが良いと山下に熱弁したら理解してもらえた

※※チャラそう

※※※チャラそう

 

佐藤「明日笛木と合流?」

山下「あさってですね。利尻と礼文もいっしょに行こうって話になってるんですよ」

佐藤「丸と笛木二人で楽しそうだったよ」

山下「いや~、丸とポス夏行く予定なんで笛木化してないか心配ですね」

 

笛木さん自身がかなりまともになっているから大丈夫ではないか、とコメントしておきました。山下と笛木が揉めるのが楽しみですね。

 

 

明日の行程

美幌網走流氷間サロマ湖

 

朝起きて晴れていたら美幌峠からの朝焼けが期待できるとのことでした。

(ようやく書き終わった……

 

 

担当:佐藤