楽しそうにカードゲームをしているヨーロッパ班からもお電話がありました。
・行程 雨のためｵｰｽﾄﾘｱのステイヤーに停滞
・班員
1回生: 大林、大串
2回生: 下里、速水、太田、余合
3回生: 水谷、在間
・感想
下里
「今昼の一時、夜中に雨に降られて萎えまくって一時停滞、ステイヤー、オーストリア。ニムトやってる。」
・・・もしかして停滞（stay）とステイヤーかけてたのかな？電話受けたときは気づけなくてごめん。
大林
「寝てたらシュラフに水が入ってきてびっくりした。二日ぶりにシャワーを浴びて気持ち良かった。10日入らないなんてありえない。ちゃんと風呂に入ってほしい。」
これは誰に向けての言葉なのでしょうか。思い当たる人は反省してください。
そして一通り感想を引き出した後ここで一句、
「雨の中 部屋でグダグダ 楽しいな」
わかる～。たまにそういうインターバルあると楽しいよね。
大串
「雷がすぐ近くにおちて死の危険を感じた。今日は漕ぎたいと思っていたので残念です。」
雷当たらなくて本当によかったね。明日はいっぱい漕げるといいね。
「大林 いつも笑顔で 嬉しいな」
私は会ったこともないのに脳裏に大林君（想像）の笑顔が浮かんできました。微笑ましくてよい詩ですね。
速水
「自分のテントは異常なテントで、銀マットを超える量の水が入ってきて、シュラフもザックも全部浸水したので、これからはいいことしかおこらないと思う。現在ビール15種類。最終的にはビール100種類目指したい。」
前向きでいいよね。足立（１４）も以前、「幸福の差し引きは０。だけど努力という辛い思いを先にすれば幸福を増すことができると思う。」と言っていてかっこいいなと親友ながら惚れ直したのですが、それと似たものを感じますね。
そんな彼に一句をリクエストすると
「ヨーロッパ 雷NG 雨NG」
そんなことになるだろうと思って考えておきましたといって即答してくれました。できる奴！
太田
「目覚めの悪い朝で辛かった。避暑地に来たつもりが冷えすぎた。」
暑さ避け過ぎちゃったか。地理とか世界史で西欧は暖流が流れているため比較的温暖とかいうけど嘘だよね。緯度のわりにはっていうけど普通に寒いわ。
朝は不幸だった太田君に一句よんでもらうと
「停滞日 のんびりくつろぎ 草生やす wwwwwｗｗ ｗｗｗｗｗｗｗ」
とりあえず下の句を大草原にしておきました。
みんなシュラフびしょびしょのところから一日がスタートしたのに非常に和気あいあいとしていてこちらも楽しかったです。
そんなわたしから一回生への返歌は
「雨降るも 電話の奥に 笑い声 何をせんより 誰とするかな」
真宙
「圧倒的上回力を見せつける句を読みます。」
と宣言しシンキングタイム後にLINEで和歌を送ってくれました。
「NGと 草を生やして ヨーロッパ 酒とつまみで 圧倒的優勝」
「圧倒的 上回力を 見せつけて 上下（かみしも）つける まひろかな」
と返歌したところ下里に「上下（上下関係の方の”じょうげ”？？）はついてなさそうですね（笑）」と言われてしまいました。
水谷（にゃん）
「自炊した時の安さに驚いている。」
欧米って人件費が日本よりかかるから外食すると高いんかな？？レストランの相場は日本より高いのにスーパーいくと食材の安さに感動するよね。
（一応）在間
「明日からは山を登るセクションがあるので楽しみ。」
ハルシュタットらへんの山登るの？？ということはサウンドオブミュージックの聖地巡礼できるじゃん！羨ましい！
ちなみにサウンドオブミュージックのラストシーンでナチスから逃れるためにドイツからスイスの方へ山を越えて亡命しているけれど、地理的には実はドイツに向かってしまう山らしい。それでも山越えするシーンをいれたのはこれから待ち受けている困難を一家で乗り越えていくことを象徴するためだそうな。
・明日の行程
ハルシュタット
サウンドオブミュージックの舞台かぁ。ひたすら羨ましい～。
小野（１４）