ドイツスイスの高橋班からのメールが届いていたので、以下転送します。
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高橋です。
8月21日分の定時連絡です。
行程はマイリンゲンからスステン峠のビストンで往復60キロ程度でした。
スステン峠は標高2224mで1800アップでした。
峠まで約30キロでひたすらアップが続くのでわりとつらかったです。
空荷だったので班長が峠を取らせていただきました。
しかし、山崎にはなかなか辛かったらしく結局、私は2時間、他の班員も1時間以上待って凍えていました。
それでも達成感はあったっぽいので良しとします。
ちなみに今日はワインを飲む予定だったのですが、班長の失態によりブランデーを買ってしまいました。誰も飲まないのでフランベに使ってます。いつかなくなるでしょう。土下座不可避です。
以下、班員の感想です。
山崎 登った後は充実感でいぱっいでした
村上 峠で金髪のねーちゃんと英語、中国語で会話したことが思い出。それから、BMWの大型バイクを運転している女性はほんとにかっこいい。
山村 アルプス飽きた
堀本 ママチャリおばちゃんにアシストしてもらって一つ目の(しょぼい)峠をとった。おばちゃんは電動アシスト付きだった。そのあとはおっちゃんローディーに数キロ引いてもらった。エンドが曲がっていたのとサドルが高すぎる気がしたのが気になった。
明日はマイリンゲンに停滞して各自が好き勝手に過ごします。
高橋(13)
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この日は充実した登りの日だったようです。ただ30kmの登りは心が折られそう… 『峠で凍えて待つ』というのがいかにも夏合宿っぽいです。北海道や乗鞍を思い出しますね。
フランベは鍋に酒を投入して燃やして香り付けるアレです。国内ツアーでも間違えてブランデーを買ってしまうことが稀にありますが、大抵余って持って帰ることになる気がします。使い切れなかったら班装備の土産として実装されるんですかね。
そして明日は休養日のようです。海外班の休養日ははっちゃけて散財するイメージがあるのですが、とにかく楽しんできて下さい。
佐藤 良介(11)