8月20日 春木班定時連絡

まるで宴会場からかかってきたかのような喧騒の中の電話は、現在四国にいる春木からでした。某1回生のものと思わしき下品な笑い声が聞こえてきて、何やら非常に楽しそうです。テンバの運動公園には調理に適した広いスペースがなく、路上ですきやきを調理をしているとのこと。通りがかった車に「あいつら調理してるよ(笑)」と笑われたそうです。そりゃそうでしょう。

面子は1回生李、高橋、舟橋、2回生小西、米坂、勅使河原、春木

に加え、今日から

3回生柴田、M2堂垂さん、川内谷さん

が合流したそうです。一気に大所帯になりましたね。堂垂さんと川内谷さんに李昭寛…道理で騒々しいわけです。

今日の行程は

西条→(輪行)→丸亀→うどん屋めぐり(3軒)→池田

で吉野川運動公園がテンバだそうです。

班長の地元である香川県でソウルフードのうどんを満喫できたことに班長はいたく満足しているようでしたが、他の班員には「讃岐うどんと他のうどんの違いが判らない」とバッサリ切り捨てられたそうで、その点班長は不満そうでした。「全然違うのに」

さて、他のうどんと讃岐うどんの違いが判らない1回生達の感想です。

李「讃岐うどんは丸亀製麺と同じですよ!(春木班一同爆笑)うどん県の割には…って感じですね。まあ安かったのでいいですけど。うどんでおなか一杯になって行動食が要りませんでした。行動うどんですね。」「青い山がみえました(一同爆笑)なんか青かったんですよ」「今日の峠なんですけど、トンネルがいっぱいあって(一同爆笑)、トンネルって普通峠じゃないですか、なのに第二、第三トンネルってあって…四度目の正直でやっとでした。」

彼のコメントよりも後ろの完全に飲み会みたいな声が気になってしまいました。多分こんな感じのことを言っていたと思います。

私「班長はどんな人?」

李「風呂の選択がクソでした(一同爆笑)バスが通る道とは違う道選んだんですけど、そこが激坂で…おまけに風呂めっちゃ高いし。今日の行程の中で風呂までの坂が一番きつかったですよ」

まあそういうこともありますよ。班長も人間です。完璧は求めないで上げてください。

 

高橋「違いが判らないわけじゃないんですよー本場の讃岐うどんなのにコシも太さもなにもかもうどんでー」

やっぱり判っていないようです。班長は是非味覚を鍛えてあげて下さい。

「明日はupです」だそうです。頑張ってください。

「班長はどんな人?」と聞いてみると、「責任感があっていいですね。ただ、峠で時間かかりすぎたりして予定通りいかないときには疲れてますね。今日も多分テンバ変えてますし…」

なるほど、班長の苦労をよく見ています。「予定外」が起こった時こそ班長の真価が試されますからね、班長の背中をじっくり見て、来年自らその苦しみを味わったらよいのではないでしょうか。

 

舟橋「うどん食べすぎですね。でも私が一番(違いが)分かりましたよ。コシと太さです。」

他の人たちにコシと太さの違いさえ分からないのが衝撃的でした。

「日の出製麺は美味しかったんですけど、正直あとは丸亀製麺の方がおいしいですね。でも、行列できてたので人気店だったみたいで、行けてよかったです。」

「班長はどんな人?」には、「さっきの温泉の話なんですけど、下に温泉があるのにわざわざ激坂上って…でも、先に行って下見をしてくれたり気を遣っていただき感謝してます」とのことでした。

 

昨日はコメントを聞き忘れ、モロッコにいる某2回生から間接的に怒られたので、夏合宿初参加、パスポートを忘れてドイツ行の航空券を溝に捨てちゃうお茶目な2回生小西にも感想を聞きました。

「最後の峠で舟橋の後ろをゆっくり走っていたら、堂垂さん、昭寛、勅使河原に追いつかれたので付いていきましたが峠直前で萎えてあきらめました。まあ、テントと火器を持っているのでしょうがないな、と。」

と負け惜しみじみたコメント。元主将によれば、重量化すればするほど早くなるらしいので、夏合宿が終わるころには誰でも千切れる状態になっていることでしょう。小西は流石に航空券のことを反省しているらしく、沖縄は自重して九州を走り終わった時点で離脱するようです。

小西から見た班長は「気を遣っていて良いけど、今日の温泉の激坂はギルティです。」とのことでした。まあ、多少はね。

 

また、今日合流した上回生達の談話です。

柴田「京都で回復したのでちゃんと走ります。」

ソロで走り始めた途端に落車をしたという話を聞きましたが、詳細は明かしませんでした。そろそろ私も面倒くさくなっていたのであえて聞き出そうともしませんでしたが、直接会ったときに聞いてみます。

堂垂さん「人が多くて楽しいわ。李昭寛がうるさいな。でも自分のうるささが掻き消されるからまあええやろ」

本当に楽しそうですね、私も早く走りたいです。

川内谷さん「フロントバッグを導入して快適です。あと、3回生の次がM2と年の差があるからジェネギャを感じつつ走りまーす」

4回生にして私も強くジェネレーションギャップを感じていますが、M2ともなるといかほどでしょう。

 

明日の行程はどうやら堂垂さんの提案により二通りのコースができるらしく

池田から祖父渓経由で京柱峠を登る組と、落合峠経由で京柱峠を登る組に分かれるそうです。その後は道の駅美良布まで。

堂垂班一時誕生に春木班長は「今後の行程に支障が出ないか心配」だそうです。落合→京柱のup数は相当なものと予想されますからね。まあ、これまでの行程で強くなった班員達ならきっと大丈夫ですよ、きっと。

明日か明後日には高知周辺で鎌倉さんが合流するようです。いよいよ濃厚な面子となってきた春木班からは今後も目が離せません。

高石(11)