8月14日 古市班

8/14日最初の定時連絡は古市班からでした。

今日の行程は昨日テンバった深浦の某東屋からR101で北上し、つがる市を経由してさらに北上し、十三湖のあたりでショートカット班と竜飛崎班に分かれて津軽半島を探索したようです。その後、蟹田で落ち合ってフェリーに乗って下北半島へ渡り、道の駅わきのさわで今日はテンバっているようです。

 

昨日一時離脱した河口さんが今日は再合流した一方、昨日永久離脱した北広島の彼はきっと実家で快適な文明生活に勤しんでいることでしょう。

そんなリユニオン的な古市班ですが、今日あった出来事を聞いてみたところ、農家のおじさんにメロンとスイカ×3を頂いたそうです。

メロンは良いとして、スイカ三つを数人で食すのは大変苛酷だと思ったのでスイカはどうしたのか尋ねてみると

「スイカはその場で叩き割って、中心の甘い部分だけを美味しく頂いたもんで~」

との返答が。非常に贅沢な食べ方ですね。ですが、一回生の山本に周辺の白い部分を食べさせたり、残骸を北広島に送り付けるといったストイックさを発揮されても良かったのではないかと思います。いずれにせよ、大して地域振興に寄与するわけでもなくただ自転車で自己満足のために旅行している汚い集団に農作物を恵んでくださった地域の方に感謝です。どこの班でも、現地の方に物を頂くということを何度か経験するとは思いますが、新入生たちにはにはその経験を通して人の優しさを再認識し、社会不適合者にならないように育ってもらえればと思います。

 

一回生らしい初々しさを全く感じさせない、むしろ「ふてこい」という表現がぴったりの山本の感想を聞いてみると

「今日の行程は楽でした。授業に出るより楽でした。それ以外今日の感想はないです。明日は大間を通るので、某道民が公費の代わりに遺していったクーポンを使ってマグロ丼を味わいたいと思います。楽しみです。うちの班は程々なので、縦断班に頑張ってもらいたいです。」

さすがに1週間以上毎日のように感想を聞かれると、感想という感想も枯れるとは思いますが、古市班にはヘミングウェイ高石がいるので是非、豊かな表現力や繊細な感性を身に付けた山本に進化されることを期待しています。明日はマグロ丼が楽しみということですが、さて、良心的な店に行きつくことができるのでしょうか。明日の定時連絡での続編が気になりますね。

 

そして昨日はほとんどコメントを残さなかった高石ですが、今日はたくさん言葉を発してくれました

「今日はしれっと河口さんが再合流したのに、古市が全くその点について定時連絡で言及しないから後で躾けておきます。私は竜飛崎を見に行きましたが、津軽海峡冬景色の流れる石碑とかがあって、個人的には死んでもいいと思うくらい良い場所だった。竜飛崎へ向かう道中、シマノの最上級コンポーネントを搭載した地元系ガチローディーに抜かれて、反射的に追走したところハンガーノックに陥ってしまった。その場で手当たり次第に食べられるものを食べて事なきを得たが、悔しい思いをした。堀本班の中川のノロケに対して古市が激怒しているが、私からも重ねて遺憾の意を伝えたい。」

彼のレトリックに富んだ言葉を拙い表現でしかお伝えできないのか大変心苦しいです。来年の高石担当分の定時連絡が今から楽しみでなりません。

今日はデュラロードvsフル装シクロ対決で負けてしまった高石君。現3回生6人目のローディ誕生も近そうですね。

 

自転車ヘボい小川は、「今日までは問題なく乗り切ったけれども、明日以降、人車ともに耐えられるかが微妙。チャリへぼい。」といつも通りの小川らしい感想を残してくれました。

 

再合流の河口さんは今後の見通しを「けがはたぶん問題ない。きつくなったら離脱する。北広島の道民終わってる。」などと、上回生の特権である離脱をほのめかしながらも、沢尻エリカもびっくりの離脱を遂げた彼を頻りに非難しておられました。

 

古市班明日の行程は

脇野沢→大間でマグロ丼→恐山登山→むつ市運動公園

とのことでした。明日は中身のありそうな一日なので、一回生山本の感情あふれるコメントが聞けることでしょう。

 

尾鍋(11)