少し声の通りにくい駅前から21時頃に連絡をくれたのは平林班でした。
面子は1回生の白岩が離脱し、万力、西田、久保田、平林、山崎さんの5名に。
行程は島原から雲仙の仁田峠へ登り、そこから徒歩で4時間ほどかけて登山コースの大半を巡り、その後海岸沿いまで下り長崎市内まで。
明日は後述の事情により急遽予備日を使用し長崎市に停滞。今日は市内のネカフェでテン場るそうです。
始まって以来スポークが折れるなどのメカトラがやたら多い平林班ですが、今日もメカトラに見舞われたようです。
ちなみに長崎では長崎出身の部員の親から差し入れがあったそうです。ぶどうは美味しかったとのこと。
万力・・・リアディレイラーがスポークと干渉し曲がり走行不能。ハンガーが曲がっている可能性もある。
「どうして僕ばかり・・・心が折れました。」
西田・・・仁田峠に着く寸前でいきなりバースト。チューブ換えても空気入れるとまたバースト。恐らくタイヤのビードが駄目になっている。
開口一番「まじで最悪ですよ」。そんな状況にもかかわらず輪行などはせず、ガームテープ補修を施し長崎まで走りきったそうです。
久保田・・・スポークも折れていないし、落車もしていないし、パンクすらしていない。
「サンダルと半袖半ズボンで登山したら、笹の切り傷や泥まみれになった。海岸沿いは無駄にアップダウンばかりでしんどいと思い知った。万力と西田が厄よけになってくれていて二人から離れると酷い目に遭うんじゃないかとすら思うぐらい僕だけ平和。明日は僕は別にチャリ壊れてないので暇ですわー」
万力や西田が事実上走行不能なので明日は長崎に停滞。さあ自転車後進地域の筆頭長崎市でチャリの修理は叶うのでしょうか。まず自転車屋はあるのか、あったとしても9sのRDなんて置いているのか。本気で不安でしたが調べてみた感じさすがにあるみたいですね。
万力、西田は自転車屋探し頑張ってください。
平林班長は、特定の数人へのメカトラの重点爆撃にさすがに戸惑いを隠せないようでした。確かに工具を置いていった私としてもこの班のメカトラに対処するためにはどれだけの工具を持ち運ばないといけなくなるか未知数で恐ろしくなるばかりです。
本田(10)