2011.-8.28/29, 定時連絡, 眞重班

ヒサです。今日夕方、帰国しました。

ここ最近連絡の取れなかった眞重班長から、現地時間の8月30日朝9時頃(日本時間午後3時頃)にメールが来たので、ここに載せます。

ちなみに現在の班員は、眞重(II)、水田さん(MI)、宮崎(IV)、堂垂(III)、峰岸(III)、平山(I)の6人。

Sent: Tuesday, August 30, 2011 3:02 PM

Subject: 眞重班定時連絡。

こんにちわ。

昨日の分の定時連絡です。ネットがうまくつながらなかったので。。

昨日の昼ごはんはその前の日と違って意外と高かったですが、

鉄板焼きのようなもので美味しかったです。

ブルガリア料理は満喫できました。

その後はプロブティブの旧市街に行きました。

ブルガリアの20世紀の復興の歴史や教会などを見ました。

円形劇場を見たかったのですが、18時を過ぎていて柵の外からしか見られませんでした。

雰囲気はつかめたのでわたしは満足でした。

大型スーパーに行って、お惣菜を買って駅前で夕ご飯にしました。

ブルガリア料理のほうがトルコ料理より美味しいと前の日は思ったのですが、

結構ワンパターンなのだとわかりました。

ひまわり畑などブルガリアらしい景色も楽しめたし、行ってよかったなと思いました。

9時半頃、夜行列車に乗りました。普通に30分以上遅れていました。

チケット売り場では、国境付近の町までしか買えず、

電車の中で買わなくてはいけなかったのですが、ブルガリア通貨をほぼ使い切ってしまっていたのと、

チャリという大荷物のためにもしかすると国境付近で下ろされてしまうのではないかという状況になってしまいました。

私は、あまり危機感を感じておらず、寝てしまったのですが、堂垂さんや宮崎さんがなんとかしてくれていたようです。

いつも頼りきりですみません。

結局、トルコ人の車掌のような人に金を1000円ほど渡すことでおじさんがなんとかうまくしてくれて、

無事寝台でぐっすり寝てイスタンブールまで行けました。

朝はきれいなトイレに行きたかったので、駅前のマクドに行くことにしました。

トイレはペーパーもあって確かにきれいだったのですが、非常にスローフードで、朝マックなのに出てくるまでに20分ほどかかりました。

しかも、マフィンはこげてるし、ビックブレックファストは小さいし、店員はやる気がないし、しょぼマクドでがっかりでした。

その後、スルタンアフメット地区のホテル街まで走ったのですが、非常に走りにくかったです。

イスタンブールは全く自転車の町ではありません。成り行きで適当な宿に荷物を置いて、イスタンブール観光に行きました。

まず、トプカプ宮殿。オスマン帝国の繁栄ぶりがとてもよく分かりました。

ここから、金角湾も見れて良かったのですが、観光客が非常に多かったです。

5時ごろから地下宮殿を見に行きました。貯水池だったそうですが、ライトアップされていて雰囲気が良かったです。

ホテルの近くで夕食を食べて、ブルーモスクのライトアップと近くの屋台に行きました。

トルコのお菓子やトルココーヒーなどを楽しみました。

長くなってすみません。よろしくお願いします。

平山(一回)の感想

 ブルガリアでは、誰かの旧宅らしきものを利用した博物館に入ったのですが、その内容が衝撃的でした。「鎌倉時代」と説明書きがついていても何の不思議も無いような展示が続いているにもかかわらず、展示品の横には実際にそれらを使用している写真が貼られている。そして「19世紀」「20世紀」といった表記が並ぶ・・・・・・やっぱり文章だけで世界史を学ぶのは不可能なんだなあ、としみじみ思いました。

 夜行列車もなかなかエキサイティングでありました。「リラは駄目、ここはブルガリアだ!」と言われたときは国境付近でのストップも覚悟させられましたが、トルコ国鉄の車両に乗っていたおっさん(おそらく車掌でしょう)が迫り来るチケットコントロールを蹴散らしてくれ、無事トルコに帰ることができました。とりあえず安心しています。

現金も切符も持たずに列車に乗るとは、なかなかリスキーですが、無事にブルガリアから帰って来られてよかったですね。旧東側諸国を鉄道で回った経験からいうと、国際列車の窓口は通常の窓口とは別で、しかも彼らにはサービスという概念がないので、すべての窓口にアタックしてみるなんてことも必要です。そのうち向こうが折れて切符を発券してくれたりします。でも夜だったらどうしようもないけどね。

ところでブルガリアでは、「はい」を表すときに首を横に振り、「いいえ」を表すときに首を縦に振るそうですが、まるでムーンサイドのようですね。わかってもらえる人だけわかってもらえば結構です。そんなブルガリアも、首の動きを国際標準にしようという流れがあるそうです。

イスタンブールは交通量も多いですが、坂もきつい! 確かに自転車の街じゃあありません。

ICカード(イスタンブル・カルトまたはアクビル)をそのへんのキオスクで買うとトラムの運賃が安くなります。オススメ。

それじゃ、最後の都市、イスタンブールを存分に楽しんで下さい。

ヒサ

[caption id="attachment_4800" align="aligncenter" width="300" caption="ガラタ橋を渡るイスタンブール・トラム"][/caption]