8月24日 井唯班

樫尾の故郷秋田市から連絡をくれたのは井唯でした。

今日はタケルが離脱した後、道の駅を出発して海沿いをひたすら北上し、秋田市がテンバとのこと。生憎の雨で予定にあった鳥海山登山はカットしたそうです。120kmの行程でしたがもっと進む予定だったとのこと。加速し続けるこの班のペースは実は北海道上陸計画を念頭においたことによるものだそうで、札幌での鎌倉班との合流をにらんでいるとのことです。ちなみに本来の終点は今日のテンバ秋田市だったとか。なんてペースだ・・・

さて、今日は朝から長尾が異常なペースで皆を引っ張りアベレージは30km/hを超えていたそうですが、途中で長尾のタイヤとチューブが両方とも弾け飛んでしまったそうです。近くに自転車屋も無かったため班員たちが手分けして店と機材を探し、なんとか直ったそうな。

長尾によると「みんなの頑張りで助けられた。班員は大事。タケルがいなくなって寂しすぎたのでダッシュしてた。」とのこと。個が集まると本当に心強いものですね。この面子なら北海道上陸も余裕でしょう。長尾の頑張りも燃え尽きる線香花火に終わらなかったようで良かったです。

1回生三村の感想「長尾さんががんばって引いてくれて距離の割にハイペースだった。周りは全然見えんかった。長尾さんのタイヤめっちゃフレてるって思ってた。」とのこと。また岩牡蠣を食べたかったそうですが400円したため日和ってしまったとのこと。私見ですが「飲はケチれど食は贅なす」というように食欲に逆らってはだめですよ!

一日休めたらどうするかとの問いに「確定でネカフェ。マンガよんでネットして、家に居るかのようにくつろぎたい。」とのこと。ツアーもあと少し、幸せな我が家はもうすぐですね。

1回生小川は「楽勝だった。そんな走ってないですし。」と強気の発言。この男底が知れません。

一日休めたら「寝たい」とのこと。なぜかいつも眠くなるそう。またお星様になりかけた長尾を見てメカトラが心配になってきたそうです。

昨日話せなかった古谷さんにも話を聞きました。「今日はよく走った。でもup少ないからまあいける。自分のペースにあっている。この班はスマートというか無駄がないというか、いつものツアー面子とは違ってなんか新鮮。ぐだっているけど進んでて、よく走る。」とのこと。全体の連携が自然と取れているのでしょうね。古谷さんも満足気でした。

また、実は北海道上陸計画の黒幕は古谷さんらしく本来このあたりで離脱する予定だったが最後まで行きたいとのことです。これも高い満足度による思わぬ収穫ですね。頼れる先輩として最後まで頑張ってください。

明日は八郎潟を見たのち十和田湖の手前まで走る予定。100km弱の行程ですがこの班にとっては誤差みたいなもんらしいです。晴れるといいですね。

伊澤(09)