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大変申し訳御座いません。
厳しく勉強致します。
こんにちは。つかの間の夏休み気分も消え去り専門の追試レポートに追われている久保田19です。今回お届けするのは信州北海道班の定時連絡ですが、電話前の粂井とのやりとりではなにやら不穏な感じが漂ってきました。
💬「今戸高のメカトラが発生しており、自走不可能のためテンバを探しているところです」17:08
💬「テンバが決まって落ち着き次第電話したいと思いますので、早くとも8時以降になると思います。」17:09
💬「すいません、今風呂についたところで、テンバまでまだ10kmあるため、電話が11時頃になってしましそうです。申し訳ありません」20:04
なかなか大変そうでしたが、23時過ぎに電話がかかってきました。今回は一応ネタも用意していたのですが、班員の疲労を勘案して簡易的なクラシック・定時連絡の形をとらせてもらっています。
メンツ:粂井22、山中23、戸高22、東川21(合流)、中西21(合流)
行程: 富士吉田→富士スバルライン→富士山5合目→ほうとう→r719→河口湖→甲府→韮崎
甲府を過ぎたところで戸高のチャリがメカトラを起こし2、3時間ほど停滞を余儀なくされたとのことです。その後チャリ屋に行くも部品がなく対処不可能ということで近くのテンバを探すも、翌日の雨停滞に耐えられるほどの場所がなく、元々のテンバまでナイトラン(戸高は輪行)することになったようです。
久保田「大丈夫?」
粂井「ただただ入られました。昨日雨で2.5合目までしか行けなかった富士スバルラインにリベンジできたのはよかったですけど……。とはいえ3合目からずっと霧まみれだったし、知らない間に体に水滴がついててしんどかったです」
見どころだった富士スバルラインは連日富士ガスるラインと化していたようです。
粂井「テンバで合流した東川さんの押しが強いです。こっちは130km走って色々あったのでしんどくて頭まわってないのに、テンバに来たらマシンガントークが待ち受けていました」
東川のマシンガントークはだいたい20km700up相当です(筆者調べ)。つまり粂井班の今日の行程は150kmということになります。
そんなブラック行程を終えた粂井に班員2人への思いを聞いてみました。
粂井「山中はただただもう感謝しかないですね。嫌な顔ひとつせずついてきてくれて、『仕方ないですよ』って言ってくれる。ただの優秀な後輩です」
粂井「戸高は自由人ってのはそうやけど、なんやかんや言うて面倒見がいいです。トレインが速いって指摘してくれたり、山中のことを考えてくれてる。頼りになっています。感謝です」
班長は班員への感謝でいっぱいのようです。お互いのことをリスペクトし会える素晴らしい班ですね。
久保田「確か粂井って2回生入部だから里親募集してたやん。この班は戸高も東川もいることだし、俺の孫養子ってことでいいんじゃない?」
粂井「……はい、すみません、ちょっとそれは保留にさせてください」
疲れていながらも冷静さは失っていないようでした。
久保田「ほいじゃ誰かにかわってもらっていい?」
粂井「山中が眠そうなんでかわりますね」
山中「……あ、もしもし」
久保田「もしもし。眠そうやけど大丈夫?」
山中「……さっき20分くらい寝てたんで大丈夫です」
久保田「そしたら今日の感想を教えてもらっていいかな?」
山中「……今日ははじめほうの富士山の下りとかはめちゃくちゃ気持ちよくて、えーっと、よかったんですけど、メカトラが起きてからは……うーん、、、」
久保田「いや、本当にお疲れ様やったね。他に何か言っておきたいことはある?」
山中「……えー、、、ないです」
久保田「おけ、じゃあおやすみ」
山中「……おやすみなさい」
相当お疲れのようでした。ゆっくり休んでください。
お次はメカトラに悩まされていた戸高22です。
戸高「ここのテンバに東川さんと先に着いちゃって、一緒に語り合いながらずっとはいられてました」
そうへいパパに慰めてもらっていたようです。
久保田「メカトラって何があったん?」
戸高「あのー、リアの、ほらあるじゃないですか。なんかあの、あれ、スプロケをはめる、あそこが前後どっちにも回転するようになっちゃって」
久保田「爪が折れちゃうやつね」
戸高「それで、とりあえず部品はアマゾンで頼めば11日に到着、チャリ屋だと取り寄せに1週間かかるのでどうしようかなあと」
後輪ハブが死ぬ系のメカトラは夏合宿に限らずツアーあるあるです。これに陥ると原義ピストバイクと化したり色々と面倒なので、早く直って再び行程に参加できるようになるといいですが……。
久保田「粂井班は今のところどんな感じ?」
戸高「この班に来てから富士山の全貌をまだ一回も拝めてなくて、そこがはいられポイントかなあ」
久保田「富士山なんて、新幹線から見たほうがきれいやで」
ちなみにですが、富士スバルラインや富士山スカイラインといった富士山を登る道路を走っても、当然富士山は見えません。
久保田「ちなみに粂井と山中は、戸高から見てどんな部員?」
戸高「粂井はなんかいっつも勝手にしゃべってくれるんで楽ですね。たまーにちょっとなんかリアクションが重くて胃もたれしますけど」
確かに粂井は焼肉で例えるとカルビみたいな感じですよね、知らんけど。
戸高「山中はちゃんとトレインもついてきてて強いし、粂井といっつもいちゃいちゃ❤してます。でも新幹線輪行してきたのは普通にガ〇ジです。あとジャン狂で、特になんもないところでジャンをしかけてくるんすよ。さっきも眠いくせにジャンしようとしてました」
ちなみに僕から見れば戸高と東川もよくいちゃいちゃ❤しています。どうか親子の絆でメカトラを乗り切って再合流を果たしてください。ジイジも京都から応援しています。
最後は20km700upことそうへいです。
東川「ハイ、ハイ、こんばんは、ハイ、東川21です。イヤ、僕も老人なりました、ハイ。もう3回生です。ア、イヤ、久保田さんも3年生かw」
久保田「ありがとうございました。それじゃあ粂井にかわってください」
東川「えッ⁉ イヤ、イヤ、あ、ハイ、ハイ」
久保田「さっさと今日の感想を教えてください」
東川「ハイ、今日は諏訪から漕いできました。観光したりだらだらしたりしてから道の駅合流して。戸高のメカトラは絶望というかまじかーってめっちゃ思って、なんというか混乱があって、粂井とのやり取りとかで大変だなあーって。イヤまじで、俺どうしよう、どうしようって感じで。まア、まア、まア、なんか頑張るかあって、ハイ」
文字数のわりに情報量が少ないですね。展望のない2桁国道の20km700upみたいやな。
東川「粂井に僕の行程変更案を打診したんですけど、あいつ全然頭回ってなくて、何も考えられてなくて、僕が言ったことに全部『はい』『はい』って返してくるんですよ。でもなぜか理性残ってるいるから、『はい』とは言いつつ『ちょっとまた考えます』『保留にします』って言うところが、偉いなあと、班長偉いなあって」
久保田「俺もさっきドサクサに紛れて粂井を孫養子にしようとしたらちゃんと保留にされて失敗したわ」
どうやら我々よりも粂井のほうが一枚上手のようでした。
ここで粂井に電話を戻してもらおうとしたところ、ちょうど中西21がテンバ合流を果たしたようだったので変わってもらいました。ただこちらもかなり声に疲労がにじみ出ていました。
中西「聞いてください。今日はちょっと不運続きで……」
中西の不運その①
自分の過失ではあるが、輪行袋を忘れた。京都駅に着いて:竹中一真:に会って「私も輪行するわー」と言いながらチャリを逆さにして変速をトップに入れた瞬間、あれ、袋なくね?と気づいた。仕方なく取りに帰るはめになった。
中西の不運その②
取りに帰る途中でBOXに寄ったところ、ジャンで負けて入られた。輪行袋を忘れたうえで、しかも朝からBOXで飲んでいた人たちに金をむしり取られて悲しい。
中西の不運その③
名古屋駅で乗換に時間に余裕があったので、これから乗る電車のホームにチャリだけおいて散策に行ったが、発車10分前くらいに戻ってきたらチャリがなくなっていた。そのことに気づいた瞬間顔が真っ青になって血の気が引いていくのが自分でもわかった。駅員に聞いても知らないと言われ、完全に終わった、絶対に盗まれたと思った。ダメもとで落とし物センターに行ったらちょうど自分のチャリが運ばれてくるところで、なんとか見つかってよかったが、結局電車に間に合わなかった。輪行袋の件と合わせて18時半に着く予定が22時半着になってしまった。
中西の不運その④
名古屋駅でいつも楽しみにしていた赤福氷を食べようと思ったら、アホほど人が並んでいて食べられなかった。つらい。
中西の不運その⑤
輪行解除してヘルメットをつけようとしたら、顎日もの接続具の片方がなくなっていて見つからない。せっかく合流したのにどうしよう。
中西「ヘルメットって自転車屋以外だとどこで買えばいいですかね?」
久保田「ホームセンターかなあ。あとは昔一度だけ、ヘルメットを忘れたときにワークマンで工事のおっちゃんがかぶるようなヘルメットを買ったことがあるけど、透湿性なさすぎて頭ゆで卵になったからおすすめはできない。それか、カチってするパーツがなくなっただけなんだったら、顎紐を限界まで伸ばしたうえで固結びしてみたらいいんじゃない?」
中西「あっ、確かに!! これからの行程が八ヶ岳の近くで、個人的に楽しみにしていたところだったのでよかったです」
後ろから粂井「八ヶ岳のほうは行かないですよ」
中西「え、え、え、通らんの???」
後ろから粂井「だって今日は雨で……」
後ろから東川「イヤ、イヤ、そこは……」
後ろから粂井「いやでも……」
中西「なんか粂井と東川が行程どうしようって揉めてます。粂井に東川が詰め寄っているのが、冬北で私と木場さんが行程変更を迫ったときを思い出してエモいです(笑) じゃあ粂井にかわりますね」
久保田「大丈夫そう?ww」
粂井「大丈夫じゃないですね」
明日の行程:粂井「今日頑張ったから韮崎で雨停滞したい」vs.東川「ツアーに行こう、走ろう、ツアーは神。諏訪はどこでも屋根がある」
天気のことを考えると東川の言うように明日も進んでおいたほうがいいものの、班員のメカトラや疲労を勘案すると雨の中漕ぐのもきつく、色々と悩ましいようです。いずれにしても今日一日大変だったと思うのでゆっくり休んでください。