定時連絡(2023/08/06)東北班(梅木班)

水系変化を伴わない峠越えは峠越え感がないので、大堰川が桂川水系な事や、安曇川が淀川水系なのが許せないとか考えながらR162を小浜から京都までのんびりナイトランして先程帰ってきた浅田20です。(これ結局中部地方のような圧倒的通過困難な山脈が無い近畿地方は結局中央分水嶺しか勝たんという結論に至りますが。)

小浜でほくほく班の他のメンバーが自炊してくれている間に梅木班と定時連絡をしました。


今日の行程:「えー、風呂しか覚えてないっすね、あ、そうだ林道は行きました。」(cv.梅木)


特に見所がなかった日でしょうか?


梅木22「ダートに行ったが斜度くてしんどい。青江23と松浦23が容赦なくちぎり殺してくる。山下21も山碕21も強い。容赦ない。そんなこんなで疲れている。」


多分先程の行程の説明は疲れで頭が回っていないようです。


梅木22「ちぎられるし、班を乗っ取られるかもしれない。」


今そうかもしれません。ですが、そんな元気な1回生も多分どこかで糸がプツリと切れるかのように元気が無くなる時があるかもしれないです。そんな日に優しく掬いあげられるように構えて置いてあげるのも良いかもしれませんね。それがツアー経験力的上回生の定義のひとつだと思います。


清重22「虻がきしょい。林道登ってる途中にブンブンしてくるし、なんなら普通に刺してくる。どうしたらいいですか」


僕は虻は気にしてないのであまり対処法を考えたことがないです。。山碕21が「トラロープはどうですか?」と助言してくれましたが、1回だけトラロープ持っていった時あんまり効果なかったんですよね。トラロープの効果的な使い方や量を検討するか、そもそも他の方法(虫除け等)何かあるでしょうか。


清重22「そういえば蚊もきしょい。班員に聞いた感じ自分だけ刺されている。ちょっとシュラフカバーから体を出すだけでめっちゃ刺される。僕がこの地球のパパ(創世神)だったら、間違いなく蚊は抹消する。」


ツアー中って刺されやすいタイプの人に集中している気がします。ゴキブリホイホイ蚊ver.的な。自分も割かしそのタイプと思っていましたが、2021年夏合宿北海道岬班の時、自分はあまり刺されず内本がめちゃくちゃ刺されていました。多分自分より内本の方が刺されやすい体質で、内本がゴキブリホイホイ蚊ver.になっていたのではと推測しています。この事から、ツアー中は自分より蚊に刺されやすい人を用意すれば解決すると考えています。


清重22「まあ今日の感想は虻と蚊がきしょい死ねぐらいですかね」


草。


松浦23「ダートがキツイ。まず日差しがきつい。その次にやはり虻がキツい。こんな虻ばっかりの林道に連れてきた梅木さんが責任をとるべき。もう林道は嫌」


浅田20「明後日も林道あるらしいよ」


松浦23「マジすか、それはダメです。何が何でも林道に行かないようにします。」


浅田20「班長が弱っている時に攻撃して行程変更するといいよ」


松浦23「そうですね、もうちょい様子みて1番弱ってそうな時を狙っていこうと思います。」


そのうち革命が起きるかもしれません。


松浦23「自分でも驚くぐらい成長した。6月のクラブランでは死にものぐるいでプッシングしていたのに今では班長をちぎり殺すのも簡単。」


まだ始まって日が浅いのに凄いですね。


松浦23「TQRでは上位にくい込みたい。そのために夏合宿から帰ってきたら実家近くの峠を毎日登るつもりだ。」


青江に変わりました。


浅田20「林道どうだった?」


青江23「楽しかったです!!虻が追いかけて来るのをちぎり殺すために踏んだらスイスイ進めておもろい。アップもダウンも楽しい。」


ビビりました。「ブーンじゃねーんだわ」と言うぐらいなら契り殺せとの事です。


浅田20「松浦が革命を起こそうとしているよ」


青江23「ダメです、せっかく行程に林道を入れてくれた梅木さんを守ります!」


戦争が起きそうですね。


次は山碕21です。


山碕21「班員みんなで行程変更の話し合いをした後に梅木がみんなに聞こえないぐらいの小声で『あさゆきぃ〜来てぇ〜』と嘆いていた。」


山碕21「これにはふたつのポイントがある。1つ目は梅木がここまで追い込まれている事。シンプルに大変そう。」


「ふたつめの方が重要なんですが、梅木が、北島の事を『北島さん』とかではなく『あさゆきぃ〜』と呼んでいること。心の声が漏れている感じなのでたぶんこれは22年度飲みで裏でそう言っているタイプのやつ。この事知ったらあさゆきぷりぷりしちゃいそう、どうしよ」

草。あさゆきぃ〜はぷりぷりすると口がめっちゃとんがります。去年トラベラで山碕21とこの話でめっちゃ盛り上がってました。「こんな事いったら北島の口がもっととんがっちゃうよ〜」的な感じで。もう今この文章をみた北島の口は槍ヶ岳以上にピンピンでしょうか。ごめん。


山碕とは三大峠の話や山碕の息子達の話をしましたが、割愛して梅村の話に移ります。


梅村21「梅木は23年度の2人にちぎられたとか言っていたが、自分はもっと後ろにいた。めちゃしんどい。山下21や山碕21が助けてくれたが、もうただの老老介護。」


梅村21「登りはタイヤ滑るし、下りは単純にビビって怖いので飛ばせない。」


梅村21にあまりそんなダート苦手?嫌い?そうなイメージはありませんでした。自分は大文字トレイルの最初のダート区間が苦手なのであまり助言する立場にないような気がしますが、ダートアップは単純に後輪のトラクションの問題でしょうか。ダートダウンは別に怖ければもうゆっくりいけばいいと思いますが、最近よく思うのが、「後輪荷重」を単純に後輪を滑りにくくするという意義だけで捉えている人が多いと思います。が、後輪荷重の意義はそれだけでなく、荷重を後ろに置き、前(ハンドル)への荷重を減らす事で、ハンドリング性能が良くなり、石や段差などで前輪が取られても対処しやすくなることにも意義があると思っています。この意義を意識していないとブレーキを握ることに意識する際、ハンドルを強く握る為、後ろ荷重になっていたのが徐々に前荷重になって行き、フォームまで崩れるという結果に陥いります。ハンドルに荷重をかけ無い事を意識しつつ、後輪荷重も意識すると、重心が太ももに来るので自然と後輪荷重の状態を保つことが出来、ダートも下りやすくなると思います。

知らんけど。(皆さんはどう思いますか?)


文面上説教臭くなってしまったところで、山下21に移りましょう。


山下21「午前中曇ってるのに暑い、その上寝不足、しんどい。」


充血した目のキマッてそうな山下の顔が浮かびます。


山下21「左に曲がる時、ヒラリークリントンをしている。夏合宿で流行らせるつもり」


これ、多分なんかのギャグ何ですが、よく分かりませんでした。マジで申し訳ない。


浅田20「俺も流行らせたくて、ガラ悪いミッキーマウスの真似をしている。信号に引っかかった時毎回、ミッキーマウスの声で『ハハッ、僕、ミッキーマウスダヨ、ヨロシクネ。サアみんなも一緒にイッテミヨウ!!.............ファッキュ!!』」


.......


明日の行程:川原毛地獄→道の駅おがち