電話での定時連絡は久しぶりですね。班長の戸上をはじめ後ろから元気そうな声が聞こえてきました。
カズベキというロシアに近い町にいるようですが、今日はサメバ教会という教会(グルジアでは人々がどこからでも教会を拝めるように山の上に教会が建ってる)のさらに奥の峠に進み、氷河まで行ったそうです。カズベキ山登頂を目指す衣川、加藤、岡本はさらにその先を行き、戸上たちはピストンして帰ってきたそうです。
カズベキ山は標高5033mあり、有名なモンブラン(4810m)などより高いわりに、高度なテクニックを要するセクションがない...と聞きましたが、それでもやはり危険はつきものですので、事故なく登頂してほしいですね。
定時連絡時の面子は
一回生 水谷 養父
二回生 野村 戸上
三回生以上 脇阪 山崎
でした。
この後の行程は、輪行して首都トビリシに戻ってから考えようかな、ということです。野村と山崎はトルコに抜けてポス夏開始するようですね。
さて、一回生から感想を聞きました。
まず、水谷です。
「結構しんどかったけど、楽しかった。グルジアのごはんは美味しいし、人も良かったですよ。(初めての長期のチャリ旅でグルジアって、勇気必要だったでしょ)はい、そうですね...自分でもびっくりしています。でもよかったですよ。先輩は面白いし、いつもワイワイしてます。」
よかったです。私もグルジア行ったことあるのですが、英語があまり通じないこと以外は、最近の治安だったら、過ごしやすい良い国です。
養父にも話を聞きました。
「きつかったけど、一番きつい行程がカットされて、それで死ななかったのかもしれない。グルジアは景色きれいでした。先輩は楽しそうで....よく変な話をしてました『山崎のぎゃははという笑い声』。あ~山崎さんはいつも元気ですね....。」
知ってます。一回生にとっては、カットされてちょうどいい強度だったのかもしれませんね。初海外だったそうですが、グルジアには満足そうでした。
野村に代わってもらいましたが、何話したのかあんまり覚えてない...。ポス夏についてかな...グルジアのおじさんに死期宣告されてたものの今も元気でやってるみたいです。
脇阪
「元気です。一回生が上回生舐めてる感が否めませんね。もちろん底辺は野村です。」
山﨑とも代わりましたがメモがないです。元気でした。
スターリンチャチャ(スターリンの顔が彫られた容器に入ってるチャチャというお酒)と、ワインをせがみました。ぜひ買ってきてほしいです。グルジアのワインは私が学部の友達と飲んだ時とても好評でした。甘くて飲みやすいんですよね。どんなお酒飲んだか聞けばよかったな。
この後飛行機まで1週間ほどあるそうなので、ゴリ(スターリンの出生地)とファ○クプーチントンネル(ロシア国境近く)をおすすめしておきました。こっからは普通の観光するのかな...?
最後まで体調に気を付けて楽しんでください。