8月19~22日 ノルウェー班 定時連絡

ノルウェー班の定時連絡です。

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この4日間で我々は(めでたく)輪行班になりました。19日からはまだオーレスンまで漕ぐ気満々でいたのですが、なんとベルゲンを出発した直後、当てにしていたE39という道路がほとんど自転車で通れないことが判明…。この日は雨も降っていたので、ひとまず20キロほど進んだキャンプ場で停滞&作戦会議。迂回路を使えばなんとか漕げないことはないという結論に達し、次の日からは早起きして5日かけてオーレスンへ行こう!と綿密な計画を立てたにも関わらず翌日20日、起床10時。起こしたと言い張る早起きさんと起こされてないと言い張るお寝坊さんとで争ってる間にも時間は経ち、さらにジェームスさんが自転車の鍵をなくしてしまったためそれを探すのを待つのにも時間が経つ。メカトラも重なり結局出発は15時。一旦はジェームスさんをデポることになって、ちょっとだけ悲しそうな一回生と全く何も感じていない上回とで下手なドラマのような別れをしたのですが、すぐに鍵が見つかってしまい、少し残念そうな一同でしたね。それからは一生懸命漕ぎ、なんとかキャンプ場(不気味でした)に到着。ここで私は漕ぐ気を無くしてたので、完全に他の上回に行程を任せていたのですが、どうやら他の上回は漕ぎたいみたく、なんとかE39を使わなくても途中まで漕げてそこからフェリーでオーレスンまで行ける代替案で落ち着きました。20日終了。


21日。この日はノルウェー班発の快挙、8時出発を成すことができました。しかも、予定してた道は意外と漕ぎやすくおもしろく昼過ぎには終わる見込みで、夏合宿半ばにしてやっと早起きの恩恵に気づく班の面々。しかし対岸へ移るためのフェリー乗り場へあと一歩というところで一番輪行を嫌っていたうっちーのキャリアがお亡くなりになってしまいました(根元が折れた)。ここで班長率いる漕ぎたくない勢が形勢逆転、このフェリー乗り場から一気にオーレスンまで行けばよくね?ってことになり、輪行班と化しました、はい。私は班長疲れで萎えてたのですが一気にテンションを回復しましたというわけでこの日は快適な海の旅を経てフローラという港町へ。AM2:00のオーレスン行きフェリーを待つために上回はずっと大富豪してました、幸せだった。21日終了。


22日です。AM2:00です。本当にフェリーが来るという確証がネットからしか得られてなかったのでみんな半信半疑でしたが、予定時刻をちょっとすぎてすんごい豪華な客船が現れたときはめっちゃ興奮しました。すごく綺麗なソファにすごく汚い身なりで寝させてもらいました。朝起きるとオーレスン。北の方は心地よい天候みたいですね。快晴だったのでフリーにして街を観光し、夕方からバスでモルデという町(往復120キロでアトランティックオーシャンロードへ行ける)へ輪行。私と関くんとこんたどーるはアクスラ山へ登りました。モルデのキャンプ場はロケーションがとても良くいつも通り自炊も美味しく(自称料理研究班)みんな満足げ。フェリー輪行を初めてから急に班の運気が回ってきたと思うのは気のせい?楽しくツアーができて班長は幸せです。


明日はキャンプ場に荷物を全て置いて空荷でアトランティックオーシャンロードまで往復120キロ漕ぎます。(これで実質ノルウェー班の自走が終わる)楽しみだー。


班員の感想


近田  「オーレスンは本当に綺麗な街でした!節約したい気持ちと豪遊したい気持ちの狭間で苦しみながら生きています」


若杉 「得るものと同時に色々と失っています。海辺でぼーっとするのがとても幸せでした」


ジェームス 「自分は船の大きな揺れに弱いらしい」


川澄  「体調を崩したりと色々と大変ですがなんとか生きてます」


内田 「キャリアが弱かった」


関 「輪行は神」



担当:山澤(14)