8月23日の定時連絡は佐藤が担当いたします。
今日も笛木率いる東北北海道班が最初に連絡をくれました。
メンツ
1回生 丸
2回生 笛木
少ないですね(´・ω・`;)
北海道班と合流とかいう噂が流れた時期もありましたが彼らはデュエットの道を選びました(後述)。
今日の行程
美幌の公園→美幌峠→多和平→開陽台→中標津
笛木感想1
笛木「美幌峠には7:30にたどり着きましたがガスってたので峠でひらすらグダってました。結局10:00ぐらいにダウンを始めました。
そのあと爆晴れしたので、予定にはありませんでしたが多和平に行きました。標高が高い牧場みたいなところです。ここはパノラマがとてもきれいでしたが斜度がきつくて、マルコスが入られてました」
佐藤「マルコス毎回入られてない?」
笛木「そうですね。基本僕が前に出て引いてるんですけど、よくちぎれるんですよ。でも僕が後ろ振り返って、ちぎられてるのがバレると加速します。最近はマルコスがさぼってるのに気付いたらコースリーダーの練習って言って前に出させます。そしたらがんばるんですよ」
地味にスパルタ教育を受けてますね。笛木はそんなキャラでもなかったように記憶していますが……。
笛木「そのあと開陽台(多和平的な高台)に行ったんですが、ここでもマルコスがちぎれました。よくわからなかったのが、道の途中から「バイク通行可」っていう看板が出てたのに、そっちの方向に行くと道が柵にふさがれてるんですよ。柵の所にバイク三台ぐらい止められるスペースがあったから、ここにバイクを停めていけっていうことだったのかもしれないですけど、「通行可」っていう看板の意味がよくわからなかったですね。
で、あとはふもとの中標津まで下って、野球場でテンバってます」
佐藤「強度はどうだった?」
笛木「強度はふつうぐらい…いや、地味に130km漕いでますね。あと峠二つに加えて移動中も耐久広域農道やってたのでアップ数もまあまあだと思います」
少なくとも笛木的には気にするほどでもない強度だったということですね。当然のように一回生の丸がちぎられる風潮があるようですがそれも笛木なりに考えた上での教育のようです。
笛木「あと今日はアオカンが無能でしたね。「開陽台」って文字の下にあと何キロなのか書いてくれればいいのに、その代わりに「返せ北方領土」って書いてるんですよ。本当に無能です」
佐藤「そういえば前俺と定時連絡したとき北海道班と合流するとか言ってなかった?」
笛木「ああ、結局一回も合流してないです。なんか僕らが走った道を北海道班が次の日に走る、みたいな感じになってます。同じ道なんですけどペース的にこっちの方が速いんで追いつかないんですよ」
佐藤「もう合流の予定はないの?」
笛木「ないですね」
北の大地で笛木と山下の哀しい追いかけっこが展開されていますね。先を走る笛木は「追いつかれないから合流しない」という論理で動いているようです。
佐藤「今後の予定は?」
笛木「明日は釧路まで走って釧路湿原とか見て、あとたぶん僕しか知らないカレー屋に行って、あさって札幌まで輪行して一応「夏合宿」は終わりです。でもそのあとプレポス夏で札幌の山を担ぐ予定です。たぶん丸も来てくれると思います」
佐藤「ポス夏は?」
笛木「ポス夏はグルジア・アルメニアです。というより、そもそも行程表に書かれた行程はもう終わってて、あとは境界線をどこに引くかの問題なんですよね。今走ってるのは当初の予定にない所だし、もう夏合宿終わってる説はあります」
佐藤「ずいぶん順調だったね。メカトラとかなかった?」
笛木「今日サイドバックのねじがぶっとんだんですけど、ねじ買って締めたら一瞬で直りました。やまあつさんの合流10分パンクと、やまあつさんのキャリアが6㎏までしか耐えられない問題がいちばん深刻なメカトラでしたね」
佐藤「やっぱ二人だといいね」
笛木「そうですね。テンバでサボれないですけど」
笛木は「境界線問題」に悩んでいましたがとりあえずあと二日で終わるようです。
個人的に、夏合宿はトラブルのオンパレードで、それによって悪化した雰囲気をテンバでいかに盛り返せるかが班員の腕の見せ所という認識でしたが(ある年の自身の経験から)、この二人にはそのような概念はまったくないようです。黙々と走りまくるのは実に素晴らしいことですね。
丸感想
佐藤「今日も入られてたの?」
丸「今日は朝からモチべはあったんですが美幌の長い峠でめんどくさくなって入られました。美幌は途中からいやいや上ってたんですが、そしたらもちろんちぎられました。ちぎられている間に晴れて、笛木さんが下りたいのに下れないっていう状況になったらいやだなと思いつつだらだら上ってました。結局美幌峠でも晴れなくて、成績を見たりして時間つぶしてました。
あと開陽台に向かう途中に爆晴れになったんですけど、暑くてアップで入られました」
佐藤「暑くて?」
丸「はい。僕暑いの苦手なんですよ。途中から笛木さんに「アベ20出てないよ!」って言われてがんばり始めたんですが、結局激坂でまた入られました」
佐藤「北海道の暑さも無理なのか」
丸「はい。今日水3L持ち運んでましたが一瞬でなくなりました」
佐藤「それにしても毎日入られてるね」
丸「入られるっていう基準がよくわからないですが、まあだいたい入られてますね」
あーだこーだ言わずに離脱するやつより、あーだこーだ言いながらついていく一回生のほうがはるかに立派です。笛木にどれだけ気をつかってもらえたのかは分かりませんが一回生一人でよく頑張りました。
丸「あと今日笛木さんに米炊き検定をさせられたんですが、救済措置で60点をもらいました」
佐藤「自分的にはどうだったの?」
丸「自分的には結構うまく炊けたつもりだったんですが60点しかもらえませんでしたね」
佐藤「そろそろ終わりですが帰ったら何をしたいですか?」
丸「とりあえず丸二食堂に行きたいです。かしわ唐揚げ定食を食べたいですね」
佐藤「プレポス夏は行くの?」
丸「帰りのフェリーで北海道班とかと合流したいなと思ってるんで日程次第ですけど、何もなければ行くつもりです」
丸は「合流」というものに興味があるようで、班として「合流しない」との決断がどういうプロセスで決定されたのかがいささか気になるところですね。
佐藤「成績どうでした?」
丸(工・工化)「フル単して31単位でした。3科目ぐらいは救済でしたけど」
工化は三回生に一名ほど問題のある先輩がいらっしゃるのでがんばってください、と言っておきました。
笛木感想2
佐藤「何単位?」
笛木「パンキョーは科目数的には4分の4とって、7単位でした。これでパンキョーの単位ぜんぶ取り終えました。
ああ、野球二試合目始まった!ナイターだ。これはNG」
佐藤「え、大丈夫なの?」
笛木「飯は食い終わって、あとは寝るところ探すだけなんでまあ大丈夫です」
相変わらず小回りの良さを発揮していた二人でした。
それにしても二人とも単位強者ですね。
特別企画「笛木にとって自転車とは」
「良き相棒」
僕の定時連絡がラストだったので班長全員に同じインタビューをしてLINEで送ってもらいました(僕からのコメントはおそらく差し控えたほうがいいでしょう)。
担当:佐藤