8月21日 加藤班定時連絡

お次の電話は、加藤班長率いる北日本班から。

普段は私のことをグイグイいじってくる加藤ですが、夏合宿を満喫中で先輩なぞ気に掛ける必要もないのか、電話の向こうの声は落ち着いており、満足気でした。

 

こちらの現在の面子は一回生の松村、二回生の加藤と吉村、3回生の足立です。

 

この日の行程は、山形県の三川より道の駅鳥海まで「中くらいの長さフリー」の後、鳥海ブルーラインを走ったそうです。電話をくれた20時前の段階では、「マサ苑」(東北マップル51pによると、ラーメンとカレー丼のセットがおすすめのお店)で晩飯を食べておりました。今日は道の駅象潟でテンバるとのこと。

 

鳥海ブルーラインは、快晴で「めっちゃよかった」と加藤。夕日が沈むのを上で楽しんだ後、ダウンしたと言っておりました。ダウン中は日本海が見え、海に向かって下るというなんともロマンチックな行程だったんですね。私だったら歌いながら、下りたいところです。(本当は鳥海山の登山を予定していたみたいですが、台風のせいで断念。)

 

久々の加藤だったので、もうしばらく話そうと思い、フリー中は何をしたのか聞きました。そしたらいつもの馬鹿にしたようなノリで「何したと思います?当ててください」。加藤のこと、そんな知らんし当てれるわけもないので、教えてというと。「ブックオフに行ったと思うじゃないですか。いや、違うんですよ。日本一長いせんべい工場に行ったんですよ。よくないですか」と教えてくれました。せんべいといっても、オランダせんべい。オランダは東北弁で「私たちの」という意味とのこと。オラたちの、がなまったのかな?

他にも「米の倉庫みたいな観光名所」に行ったり、海で泳いだり、と満喫したみたいですね。米の倉庫ってなんやねん、って思い、追究しようとしたのですが、こいつ説明能力低い、という結果になりました。私と話すのがもう疲れてしまったんですかね。

 

はい、お次はお待ちかねの一回生の松村です。

フリーでは、まず「山居倉庫」に行ったそうです。これが「米の倉庫」の正体。倉庫の隣では、切り絵の作品展をやっており、それがとてもよかった、と言ってました。

 

その後は、海鮮市場やら海やら行くつもりだった松村ですが、切れそうな荷紐を補充しようとホームセンターを探していたら、時間がなくなってしまったみたいですね。時間がかかってしまった原因は、2mか3mか、長さで迷ってたから。最終的に3mにしたそうです。

 

ブルーラインでのエピソードも伝えてくれました。

加藤班長は清水峠担ぎの際に笛(体育教師が使うやつ)を吹いて、休憩のタイミングをアナウンスしていたらしいのですが、それがこの日のブルーラインでは裏目に出てしまったみたい。ブルーラインを上っている途中、松村の耳に笛の音が入ってき、「もうすぐ頂上か!知らせてくれるなんて、班長やさしい!」と思ったそうですが、実は交通事故による交通整備の笛の音だと発覚。まだ100アップあったんですね。やっぱり上回生は信じちゃだめですね。とはいえ、頂上の夕日がめっちゃきれいで、笛のイライラは無事消えた、という松村でした。

 

定時連絡もまだ序盤で元気があったので、今度は昨年の島地率いる東北班で一緒だった吉村に替わってもらいました。顔は見えませんが、ニヤニヤしているのが声からバレバレです。「二度目の東北はどう?」と聞くと、会津坂下、天童、蔵王と懐かしい地名をたくさん列挙してました。去年はマップルのつづらを数えて上りを乗り切ってたみたいですが、裏切られることが多々。上回生だけではなく、マップルも信じられないですね…

 

とここで、有益な情報が。加藤班では、コインランドリーに行くのは表立って禁止されている、と耳打ちしてくれました!「一日も行かなかった班にしたい!」と班長。なんか、よく分からないストイックさですね…

うーん、頑張ってください?

 

次は足立。あだっちゃんは想像以上に夏合宿が楽しい、と。夏合宿は過酷な試練を乗り越えるものだと思っていたけど、普通のツアーで安心しているそうです。いやー楽しそうな班で何よりです。今後の行程では龍泉洞やら八幡平やらに行くとのこと。あの鵜の巣断崖にも!!!!うらやましすぎる!!!!私は勝手に一人でテンションが上がってました。

 

最後にもう一度班長とお話し。

明日の行程は神テンバ・道の駅雄勝までフリー。

今後への抱負を聞くと「ぼちぼち楽しめられればいいんじゃないですかね」「波が激しくないほうが、いいんじゃないですかね」とのこと。波が激しい私は見習いところです…

 

では、加藤班の皆さん、ぼちぼち楽しんでください!

 

西木(13)