8/19 坪根班定時連絡

本州縦断中の坪根班。朝から雨だったようですがなんとこれが今ツアー初雨。どこか北の大地では「グギギ・・・」とハンカチを噛み締める音が聞こえてきそうです。

この雨で予定していた男鹿半島一周は断念、国道7号をひたすら北上するというシンプルな行程報告でした。今日のテン場は能代の北側だとか。能代といえばSLAM DUNKのラスボス山王工業のモデルが能代工業なのですが・・・ってどこかの聖地を巡礼してる班とは違い、走るマシーンの坪根班には関係無いようでした。

面子は坪根、米谷、河田。河田・・・能代・・・。やっぱスラムダn(ry

米谷:「初めての雨でテンションが上った。が段々寒くなって普段とは違う体力の奪われ方だった。(見所は?)八郎潟・・・なんでしょうけど・・・うーん。河田は感動してたみたいですけど僕はなんも感じなかったですね。」

(メッセージ)「(勅使河原へ)おまえ、そんな変態だったのか・・・。」

同期の意外な一面が垣間見える、これも夏合宿の醍醐味ですよね。今年の一回生は懐の広い人が多いようなので勅使河原くんも法に触れない程度にはっちゃければいいと思います。

河田:「今日は・・・移動日でしたね。(それだけ?)・・・雨ってダメですね。(存在否定しちゃうの?)僕の見えないところでだけ降ってくれればいい。」

流石は日本高校バスケ界最強のセンターであり、全国トップクラスのスコアラーかつリバウンダーでブロッカー。その実力は全日本センターの杉山に高3の時点でも大学バスケのセンターでベスト3には入ると評されたほど(wikiより)ですね。これが一般人なら只の自己中ですが河田クラスになると雲も道をあけ常にその先は太陽に照らされているのでしょう。

「(八郎潟はどうだった?)すごかったです・・・うん、すごかった。(言葉に出来ないくらいすごかったと?)よーこんな広いん埋め立てたなーって。明治くらいかなーこの周りの木はって、歴史を感じました。」

文学部も頭が下がる感性豊かなコメントですね。でも河田くん工学部なんですね。やっぱ工業高校出身なんじゃと調べたら違いました(そりゃそうだ)。河田くん曰く今ツアーベスト3に入るほどのスポットだったとか。「八郎潟と・・・鳥海山しか覚えてないんで。写真見ればきっと色々あるんでしょうけど。」流石は走るマシーン班ですね。しかしこのツアーで河田くんの情緒豊かな心が機械の心にならないか少し心配でもありますが、後ろで班長が色々あっただろと説明していたので坪根に任せておけば心配要らないようです。

(メッセージ)「(龍見へ)これに懲りずにツアー参加しろよー」

仲間思いです。おじさん涙が止まりません。僕も夏合宿が軽くトラウマで半年くらいツアー行かなかったので龍見くんも徐々に慣らしていけばいいのではないのでしょうか。

 

さて明日の行程はこのまま北上、坪根班としては少なめ100km。今のところ行程が短い時は何らかのトラブルがあったようなので明日は無事に消化できることを祈ってます。

班長に明日の見所を聞いた所、「ないです。あ・・・不老不死の温泉だかなんだかがあるみたいですけど・・・まあそれくらいです」

古来からの権力者たちの永遠の夢「不老不死」が東北の片田舎にあるとはびっくりですね。そしてそれを軽く言い捨てる坪根にも驚きです。もしや既にマシーンになっちゃってるんじゃないでしょうか、こいつらは。そんな班長もぼそっと切り際に「他の班楽しそう・・・」と。ともあれあと少しで縦断も終了です。頑張ってください。

文責・宮本(10)